四季をめでる人形展も今日までです。
まだまだご紹介したい人形がありますが、
今日は、人形ですが本来の使用目的があった上での、
人形仕立てになっている、
遊びのある器と言っていい物をご紹介します。
野波 実
青白磁動物水滴 4,000円
これは、普通にカンガルーの人形と思われるでしょうが、
実は、水滴(硯などに水を注ぐ注ぎ器)です。
いつも器をつくるように野波実さんが、
蹴轆轤で中空にひきだし、
つまみだした先端に目鼻や耳を付けて顔に、
手足や袋も足すというよりつまみ出す感じで仕立ています。
そのために、頭の上まで高さ6cmほどの大きさですが、
50ccほどの容積を確保していて、
背に空いた気穴を押さえながら注げば、
一滴から、望む水量をそそげ、
もちろん切れも、スパッと!
水滴としての使い勝手が先にあって、
可愛くてユーモラスな姿を、
眺める楽しみがプラスしている水滴です。

高松奈緒 陶箱
ねこハウス 各2,500円こちらは、高松奈緒さんのちいさな蓋ものです。
女性の作り手らしくピアスなどの、
大切な小物を入れておくイメージで、
作り出して蓋ものに、
家仕立てた本体に、煙突や猫ちゃんを乗せて、
楽しさを演出しています。
やはり、使うための身近に置くことで、
気持ちの和む器になっています。
切り込みでつくった合わせのフタをあけると、
見込みは瑠璃釉が施されています。お二人とも、どちらかというと、
使い勝手を大切にした、飽きのこない、
渋いくらいのプレーンな器を作れています。
器でも食器ではないからこそ、
使い勝手は大切にしながらも、
いつもとは違う、楽しさと遊びを加えてくれています。
このあたりが、荻窪銀花ならではの、
「四季をめでる人形」になっています。
甘庵
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今日は、小さなおひな様をご紹介する第二弾。
まずは、さかいゆきみさんの、
親指の頭ほどのやきもののおひな様です。
さかいゆきみ
豆びな 1,050円 H3~4.5cm石に彩色していると思われるかたも多いほど、
焼しめた素地はナチュラルな質感で、
それに合わせてマットな彩色が施されています。
飽きのこない、小さくても、
飾れば、そこに春が一足早くやってきます。
道楽かん工房土人形
土ひな大 3,200円 H4.5cmほどこちらは、道楽かん工房の真鍋芳生さんの土ひなです。
素焼きした素地に、胡分で下地を作り、
和絵の具で、春らしい華やいた彩色が施されています。
それでも、和絵の具の持つ穏やかさから、
「けばい」という感じは浮かびません。
むしろ、春の訪れを感じとれて、
ワクワクして気持ちも華やぎます。
道楽かん工房土人形
土ひな中 2,500円 H3cmほどお顔も衣裳も丁寧な仕事で、
それぞれに、可愛い籠の入っているため、
ちょっとしたスペースにそのままおくだけで、
春を呼ぶしつらえできます。
お部屋がぱっと華やぎますよ。
甘庵
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人形というより縁起物の、
恵比寿さまと大黒さまをご紹介します。
祠大 4,750円作り手は、秩父で仕事をしている三上洋史さんです。
やきもので作られた祠(ほこら)に納まると、
少し時代がかった雰囲気が盛り上がります。
恵比寿様 8,400円 H8cm恵比寿さまも大黒さまも、
古い日本の神様とされているのですが、
多くの説があるようで、
どちらも、長い歴史の中で庶民の信仰が混ざったり、
重なることで、江戸時代に盛んになった、
七福神めぐりとなっていったようです。
他の福の神様たちは、
インドの仏教や中国の道教の神様や高僧のようです。
そのあたりのゆるい〜神様感覚で、
縁起物やお祭りや季節を楽しむ、
日本文化らしいところですね。
大黒様 8,400円 H7.5cm今でいえばクリスマスや、ハローウィンや、バレンタインデーを、
暮らしの中に取り入れて楽しむと同じですね。
いいですよね〜。
縁起物ですから〜。
という、ゆる〜い感じがぼくにも十分あります。
甘庵
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