うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

育てる楽しみが味わえる汲み出し

自分の器展から今日ご紹介するのは、
藤田佳三さんの粉引汲み出し碗です。

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藤田佳三 粉引汲み出し 2,730円
径10.5cmH6cm 程よく入れて140ccほど


粉引は桃山時代に渡来した手法で、
粉引は素地の上に白い化粧土を施して、
その上に釉薬がかかっています。
この化粧土が使うことで変化していく様を楽しむ器です。
当時の侘びの美意識から愛されて、
綿々と続いて作られています。

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藤田さんの粉引は普段使いの器でありながら、
生がけという、ロクロで挽いた素地を乾燥させて、
素焼きをすることなく化粧土を施します。
タイミングが悪いと”かちかち山”のタヌキさんの泥船のように、
バラバラになったり、後から傷も出やすいのですが、
焼き上がった時の粉引の表情が違い、
柔らかく、ぬくもり感のある粉引になることを、
大切に思って生がけになさっています。
丁寧な器作りには頭が下がります。

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粉引の使っての変化は器一つずつ違います。
同じ窯から出来上がっても同じにならないですし、
不思議なことに使い手でも変わります。

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湯茶が染みこみ雨漏り手と言われる景色になったり、
釉薬のヒビが見えてくる貫入などの、
侘びの変化を楽しめます。

              甘庵


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ほっこりする絵柄のマグ

自分の器展から今日ご紹介するのは、
サトウアカネさんの加彩マグです。
今回届いているは季節の桜文と、定番のお家文です。

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サトウアカネ 加彩マグ 2,160円
径9.5cmH7cm 程よくいれて200ccほど


鉄分の多い良く締まり丈夫で汚れない素地に、
飲み物の色味を見やすくするために、
薄く白化粧したベースを搔き取りって線を描いています。

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アカネさんの加彩といっている色絵付けは、
釉薬の下に描く絵の具だったり色釉薬で、
文様を描いているので手間がかかっていますが、
その分、普段の器をして丈夫で使いやすい仕上がりです。

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絵を描き出したのは、
アカネさんが母親になったことが、
きっかけの一つだと伺っています。
自分の子供にという母の愛情から描かれた文様は、
温かく優しい気持ちにしてくれます。

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今は描くことが楽しくなっているそうで、
自分のために描いているからでしょう。
お子さんだけではなく、いえ、
大人に人気のほっくりした加彩シリーズです。

              甘庵


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カップというよりボールに近い

自分の器展から今日ご紹介するのは、
久保田信一さんの鉄彩スープカップです。

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久保田信一 鉄彩スープカップ  3,888円
径12.5cmH7cm 程よく入れて300ccほど


外側のみ鉄彩を施し鉄と釉が溶けて絡みあい、
重力で流れた縦の動き景色が綺麗なカップです。
見込みは飲み物や料理にニュートラルな素地をいかした、
明るいグレーです。

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自分の器展ということもあり、
届いている一つずつの形と表情で、
浅めで広かったり、深めだったりと、
鉄彩の釉調も加わり少しずつ違います。

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程よく入れると300ccほど入り、
スープカップとなっていますが、
大きさで言えば大きめの飯碗にハンドルが付いていると、
思っていただければ良いサイズです。

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名前の通りスープでもたっぷりカフェオレなど、
飲み物には間違いなく良いのですが、
碗や鉢として盛った料理を食べるときに、
ハンドルがあって実に便利で使いやすいという、
使い方を試して見て欲しい器です。

特に慌ただしい朝食の時などに、
シリアル、ヨーグルト、フルーツ、サラダ、温野菜などなど、
思った以上に出番が多くなる器になるでしょう。

             甘庵


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