うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

楽しみが深いそばちょこ

今日ご紹介するのは光藤佐さんの白磁そばちょこ大です。
これは使える器です
白磁とありますがパッと見は灰釉に見えます。

口縁の鉄巻きが穴窯で焼かれて、
窯の中に舞う灰と合わさり、
良い感じに黄色く発色しています。

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光藤佐 白磁そばちょこ 大 3,456円
径8.5cmH6.5cm 程よく入れて150cc


そのため丈夫な磁器の素地と、
温かみのある釉調をもった仕上がりになっています。
この点が器の味わいの深さと、
美味しそうな盛り映えを生み出したいます。

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盛ってよし、持ってよし、口当たりよしの、
使い勝手の良さなども、
奥深い収まりから読みとることができて、
器好きにはとても楽しい器です。

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形は間違いなく使い回しの効く、
そばちょこ型ですので、
細かいところが光藤収まりです。
まずは外で軽くかえした口縁です。
口をつけた時のやわらかな口当たりを生に、
鉄巻きの切り替えしの収まりにもなっています。

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高台の削りも美しく唸ってしまいます。
二段構えの面取りの後の畳付き、
高台内は二重に削られアクセントになり、
畳付きの素地見せ部分の緋色の発色は、
ずっと高台を見ていたくあるほどの、
穴窯ならではの美しい窯変です。

と日常の器なのにもかかわらず、
器好きにマニアックな喜びをくれる、
なかなか楽しみが深いそばちょこです。

            甘庵


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控えめの色釉なのに艶やかで華がある

今日おすすめの器は、
甘庵でも美味しそうな料理ができる・・・、
そんな気にさせてしまう、
盛り付けに力強いサポートをしてくれます。
藤田佳三さんの褐釉輪花四方皿大です。

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藤田佳三 褐釉輪花四方皿 大 3,450円
□15cmH3.5cm


藤田さんのファンには、
赤絵や染付という絵付けの器の印象を、
お持ちの方が多いかもしれませんが、
藤田さんの若い頃は粉引や刷毛目などが中心で、
ご自身も渋めの器もお好きで、
実際とても良い仕上がりで使いやすい器です。
古いファンの方には馴染みのある作風です。

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試作を重ねて生まれた褐釉は新しい釉薬で、
黒釉や黄瀬戸や灰釉の良いところを備えつつ、
どこか華のある明るさをもっています。

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ともかく一番の魅力は、
料理映えがすることだとおもいます。

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切っただけの新鮮な夏野菜が瑞々しく、
豆腐の白が爽やかに、
素材そのままでも美味しさを引き立てて、
一品の料理に仕立ててくれる器です。

釉の特徴を藤田さんらしい、
四方皿でありながら輪花をほどこす造形で、
上品で艶めく魅力を盛り上げています。

             甘庵



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三寸皿の魂尺まで

今日の荻窪は雨は上がってきたものの、
梅雨空がひろがりひんやりした週末です。
考え方では涼しく移動できる日なので、
ぜひお出かけください。

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光藤佐 白磁皿 3寸 2,160円
径9cmH2cm


今日ご紹介するのは光藤佐さんの白磁三寸皿です。
なかなか使えて重宝する、おすすめ小皿です。
磁器の扱いやすい丈夫さと気品を備え、
穴窯で焼かれ薪の灰や炎の窯変で侘びた趣も合わせ持つ、
小さいのに奥深い表情のある皿です。

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ことわざの「三つ子の魂百まで」になぞって、
三寸皿の魂尺までとしたくなります。
小さい皿での基本は大皿でも同じです。
作り手の力量そのものが反映します。

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皿の大きさ一杯まで見込みが広く平らで、
口縁がすっと立ち上がり、
使い勝手が広くとられていながら、
凛とした縁の処理から実用だけではない、
品のあるデザインになっています。

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丁寧でしっかりした高台は器の格を上げていて、
重ねたときの安定感を生む収まりになっています。
ディテール一つずつまでが、
上品さと実用性を裏付けています。

そしてなにより、
美味しそうに盛り映えします。
手塩皿で醤油を注ぐ普段使いでも、
珍味をそっと添えても生きる、
美しく使える三寸皿です。

          甘庵


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