うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

あかり展のサブ展示

あかり展の時は、少しくらい感じになるのですが、
いつもの照明を落として、スタンドを中心の明るさになります。
暖かくって、穏やかなあかりは、
器や工芸品にはベストな照明になります。

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お薦めしているスタンドたちを、
みなさんの部屋に持って行ったときのことを想定して、
器なども隙間に展示しています。

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武井順一 木匙 2620円〜3150円 15~16cm
桜やケヤキなど材を手彫りして漆で仕上げてあります
デザートスプーンぐらいの大きさです


シェードの作り手である、
荒川尚也さんの吹きガラスの器や、
巳亦敬一さんの吹きガラスの器などは、
参考にいつもだすのですが、
今回は、在庫のチェックも兼ねて、
武井順一さんの匙を並べてみました。

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武井順一 木匙 4930円 19~22cm
桜やケヤキなど材を手彫りして漆で仕上げてあります
ディナースプーンぐらいの大きさです


これがまたピッタリなんです。
武井さんの作る物はどこか異国的だったり、
レトロだったりするのですが、
陰影のあるスタンドのあかりに浮か上がった、
手彫りの匙立ちの表情は、
とっても、魅惑的です。

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武井順一 木匙 2620円〜3150円 14~17cm
桜やケヤキなど材を手彫りして漆で仕上げてあります
ティスプーンやデザートスプーンぐらいの大きさです


*2/5発売の「チルチンびと」47号に紹介されている匙も展示してあります。

               甘庵


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荷ほどきの楽しさ

企画展の荷ほどきはいつもわくわくするのですが、
明後日からの中條正康さんの荷ほどきは、
ともかく楽しめます。
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豆のような小皿から、伝統的に格調高い向こう付けまで、
乾山写しやオリジナルの絵柄も、
楽しく微笑まし絵柄に包まれています。

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また、表だけではなく、裏まで絵柄があったり、
サインの絵柄になっていたり、
荷ほどきしながら、思わず手が止まってしまうこともしばしばでした。

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しかも、小さい物多いからなおですが、
総数が多いので、思いのほか時間もかかってしまいました。
というより、楽しい時間のため、
思ったより時間が経っていたというのが正しいですね。

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手にとって頂く機会を持っていただけたなら、
必ず裏を返して、楽しむことも忘れずになさってくださいね。
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                甘庵

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橋渡しを続けると・・・

「日常の漆器展」も今日までとなりました。
ご紹介した漆器は、日常の中で使いやすく、
気兼ねなく使って欲しい漆器をならべました。

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お椀のように身近な器なら毎日のように使ってこそ、
その良さも楽しめて、使いやすいことが、
当たり前のことなのですが、
誤解も多い、漆器という関門があるようで・・・。
その誤解を解いていただくには、
使って頂くの一番と、店を始めた当初から、
橋渡しをしてまいりました。

そのためには、綺麗に塗ることより、
使いやすく、丈夫に塗られたことを第一としています。
省くべきところは省き、
長く使うことで満足いただける漆器をと、
セレクトし、橋渡ししてきました。

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今年は数件のメンテナンスがありました。
25年使った5客組懐石椀のメンテナンスを受けて、
お時間をいただきましたが、先日お納めしたところ、
ご覧になったお客さまが感嘆の声をあげられ、
大変に喜んでくれました。
安価ではない価格ですが、
椀と蓋の10パーツを、傷や傷みの度合いから、
作業は色々でした。
傷が深いと、下地まで丁寧に落としてから、
長く使っていただいている表情に近づけるようにと、
心がけて塗り直してくださいました。
新しく作った方が早そうな手間のかかる作業です。

また、別の方は、10年目で、
擦り傷が激しいので、メンテナンスを依頼され、
同時に、「自分だけ違う」と不満を漏らしていた、
増えた家族のお子さん用にと、
現在作っていない椀でしたが、
作り手が快く作ってくださいました。

どちらも、椀を手放した作り手が、
使ってくださる方の愛情を感じとれる仕事だからこそ、
手間や儲けを考えずになさってくれます。
「銀花」でも送料以外は頂かないようにしています。

やきものの飯碗に比べれば、
高価になるお椀ですが、
こうして再生することも可能ですし、
そうしたくなる愛着もわいてくる器だと思います。

                 甘庵

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