うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

定額給付金セット

昨日鶴見宗次さんから電話があって、
「どうですか~」
「まぁ~ぼちぼち・・・」
などと話をはじめて、ブログを見ていてくださっていて、
「毎日ありがとうございます」と言って頂き、
「何を書いて、良さをお伝えできるかな~」というのが、
毎日の課題なんですとお話ししている内に、
世の中にあまり良いニュースないしという方向になり、
そうだ、「定額給付金分」で鶴見さんの器買ってくれれば、
ぼくらには、とても明るい話題になるね~と、
ブログで、鶴見さんの器で定額給付金セットなどを、
受け狙いで、お知らせしてみようがという話になりました。

「定額給付金」の検索にヒットして、
もしかして買ってくださる方がいるかも、
きっかけは何でも、使ってもらえば気に入ってもらえる可能性が、
とっても大ですから・・・。

というわけで、試しに組み合わせようとすると、
消費税分の600円がどうもはみ出てしまいます。
今回は、本体価格のみで計算させてください。

09turumi750.jpg
ピッチャー 7,875円 径14cm 高さ14.5cm
ソバチョコ 2,100円 2客 径8.5cm 高さ6cm


09turumi751_1.jpg
カップ 2,625円 2客 径9cm 高さ8cm
鉢 7,350円 径21cm 高さ5.5cm


09turumi752.jpg
小皿 2,100円 2客 径12cm 高さ4cm
白碗(丸)2,100円 2客 径10cm 高さ5.5cm
白片口丸 4,200円 径10.5cm 高さ8cm


09turumi753.jpg
鉢 3,150円 2客 径15cm 高さ5cm
白平碗 2,940円 径 2客13cm 高さ5.5cm


と、価格合計より、
使い勝手や、この組み合わせで欲しいと、
自分の買い物として本気で組み合わせることになっていました。
どれもなかなか良い感じなセットになりました。
いかがですか、給付された気分で先取りお買い物というのは・・・。

                     甘庵


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テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

頭に「新」が付く・・・

四月は新しい年度へ切り替えの月ですね。
新入生、新学期と、はじめて家の外で迎えた新しい生活が、
だれでもこの4月に始まった記憶をもっています。
(欧米は9月なんですよね)
新社会人もまで、このスタート時期は続くのでしょう。

どこの街でも、まぶしいランドセルや制服や、
新しいスーツ姿を見かけます。

さて、工芸、ものつくりで頭に「新」が付くのはなんだろう?
うーん。
それこそ、新弟子という言葉ぐらいしか、
今は、思い浮かびませんね。
それも、殆ど死語のになりつつあって、
新人や新しく入った人ですまされているでしょう。

人に関わることでなくても、
新製品、新鋭、新型、新柄・・・・と、
製造や物販なら使いそうな言葉も、
ものつくりをしていながら、
案外使わないかもしれませんね。
それは、きっと手で作り出すものだからなのでしょう。

おおかたの作り手が、
年を重ねるごとに、経験を重ねるごとに、
結果を表していることでしょう。
新しい工夫や、研究や、試みは、
今までの成果を重ねて行くことが多いために常に試みています。
ただ、表面的には、せいぜいマイナーチェンジ程度の変化に見えるでしょう。

sake739.jpg


時により、作り手としては、
求めている理想や結果が見えてていて、
それに近づけるための、改良であったり、
あるいは、同じ調子を保つための、
新改良は新工夫は常々のことです。
よしとするところを保つために、
新の付く仕事をします。

たとえば、やきもので食器を作り続ける時には、

土の質感肌合いを引き出すための、新しい焼き方。
釉調をより品格を持たせるための、新しい調合。
手に入らなくなった材料のための、新しい工夫。
こんな風に、常に、使い安く、よりよい器をための、
作る新しい試みを常にしています。

しかも、やきものなどは、杯土(粘土や磁土)や灰などの、
自然素材で、工業製品のように安定しません。
また、採土して粘土にしたり、燃やして灰にしたり、調合して赤絵具にしたり、
手業からつくられる場合は、
その殆どが高齢者の手によって作られていて、
天然素材だからこそ、揺らぐ成分や変化する調子を、
経験を技量で整える技で出来ていたために、
引退したり、亡くなってしまうと、
同じような味わいの生み出す材料は手に入らなくなるようです。

高齢化が進んでいくぼくたちのこの国では、
老いたときの生き甲斐のためにも、
たとえば、工芸などに関わる、見えにくい仕事へ関わる人への、
理解が広がると嬉しいですが、
そこは、経済がかかかわるわけで、
その部分は、そうべらぼうな数字ではないのですが、
工芸や手仕事への理解の幅から・・・、
その数字を価値あるものと見なさないために、
あるいは、「高い」と判断するのは、
量産品や型ものなどと、同じ土俵で比べられてしまうからでしょう。
量産品や型ものを否定しているのはなく、
用途や使われ方は同じでも、
違う土俵のものなのですから。

かつて、世界有数の手巻き時計を、作り出していた日本ですが、
クオーツに変わり、技術力で正確で廉価な時計で、
世界中を制覇した感があったのですが・・・・。
今、ちょっと豊かな証として、
機械式時計を手に入れようとしています。
一時期瀕死の状況だった、スイスの時計産業は盛り上がり、
いわゆる人気ブランドとなっていますね。
カメラもしかりでしょう。

伝統や技術は、それを継続するためにこそ、
常に、新しい技術や、工夫や、考えや、対応が必要です。

ぼくら一人一人が、頭に「新」が付く・・・意味を、
かみ砕き、見直す時期に・・・・、
最後のチャンスが差し迫っている気がします。

              甘庵

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オタクの店とカルトの店

ちょっとこのところ、重いお話が多くて・・・。
いや、くどい話ですね。
ちょっと反省しています。
器が好きで、荻窪銀花や工芸店で、
手仕事の器をご自分の好みで選んで、
楽しく使われている方には、きっといまさら・・・・と、
思うことが多かったかもしれませんね。

でも、書籍やWEB上で見かけることが急に多くなった、
陶器は扱いに気をつけること、はじめに煮ること。
という話に、違和感を感じ、
本にあれば、そのまま受け取られてしまうわけで、
ますます、手仕事のやきものが特別扱いの世界になりそうです。
くわばらくわばら。

さて、さてと・・・・。
銀花と通りを挟んで目の前に、
昨年の秋から、珍しいお店が開店しました。
ぼくなどの門外漢からは、一口にいうとおもちゃ屋さんに見えます。
実は目の前でよく見えるのですが入ったことありません。
銀花は11時からの開店です。
(でも、だいたい9時過ぎから10時ぐらいには来ていますけどね)
TERRAさん(篆刻調のお店の看板にはそうあります)は、
だいたい午後になって・・・そう、小学生が学校から帰る頃から開きます。

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フィギア、おもちゃ、U.S.TOY、雑貨・・・色々楽しいおもちゃあります。
とあって、それこそ電車男さん以来認知度のあがった、
秋葉系に通じる物があるようです。
午後の小学生のあと、7時で銀花が店じまいのころには若い人が多くなり、
休みの日などは、若い男女のカップルや子連れのパパママも。

オタクというちょっと、遠くの人たちだった言葉が、
今や普通の暮らしの範囲に取り込まれているようです。
むしろ、荻窪銀花のほうが、オタク・・・・いいえ、
うーん、カルトって感じのようで・・・・。
「あの人ったら、工芸屋にいっているのよ」とはならないとは思うけど、
もっと、若い人にも認知してもらって、
気軽に入って来てくださるように、
せいぜいブログを軽めに、書くようにしようーっと。
それに、若年性認知症的にならないようにしよーっと。

                甘庵
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