新年の挨拶をしていたと思ってら、
節分暦でも新しい年になちゃったと思っていたら・・・。
カレンダーも3枚目です。
おひな様になれば、やっぱりもう春ですよね。
「銀花」ではおひな様も一日並んだ企画展は、
早めに終えてしまいましたけど、
やっぱり弥生三月、おひな様をご紹介しておきます。
真鍋芳生さんの張り子の「桃花ひな」です。
道楽かん工房張り子
桃花ひな 6300円 H11.5cm良いでしょう。
なんだか、ちょっと古風な装いで、
気品をもっていながらも、
古く臭くもなく、明るい表情や色遣い。
ちょっとしたスペースにあるだけで、
なんだか、心がふわっと春めいてきます。
甘庵
テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術
荒川尚也さんと話をしていると、
ある意味非常に理屈ぽいところがあります。
話がとても上手で、理論展開を面白おかしく語るのですが、
ものつくりの姿勢は、繊細で深く思慮していて、
いつも敬服させられます。
だからこそ、作品を手のとると、
裏切られることなく、いつも嬉しくなります。
その喜びは
「あかり」でも変わるところがありません。
シェードは色々な角度からご紹介したので、
今日は荒川さんのスタンドのディテールをご覧頂きます。

片手で持つにはちょっと気合いがいるような重さの、
スタンドのベースと支柱は、
鉄を腐食させる、時間のかかるエッチングの方法で、
光で効果的に浮かぶ文様を施しています。

支柱の端部、スイッチ部分なども、
しっかりと吟味して作り込まれています。

小振りなスタンドほうも、
違う文様ですが同じくエッチングされています。
何枚かの鉄板を止めている真鍮リベットも良いアクセントになっています。

シェードの止め方は、
支柱から伸びた腕木に付いたビスで留めます。
古典的でシンプルですが、
全体のバランスとして良い納まりです。
荒川さんが「作り出したガラスが一番綺麗にみれるように」と、
あかりを作り出し始めたころに言っていた言葉通りの、
デザインのコンセプトが、
隅々まで、行き届いているディテールです。
甘庵
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手仕事のシェードには、
量産にない魅力がいっぱいあります。
今回のあかり展でご紹介しているシェードは、
全て吹きガラスで一つず作られた、
表情、色合い、形が全て違います。
カタログに出来ないのはそのためです。
また、アクリルなどに比べても、
型で作られたガラスに比べても、
厚く重いことになります。
そのために、安定する台にすることで、
さらに、重さがましますが、
でも、あえてそうしています。
それは、あかりとして照らすだけでなく、
シェード自体が美しくあって、
同時に、シェードが写し出す陰影が美しいからです。

澄んだ素地に美しアワのガラスを作る荒川さんのシェードは、
光を得ることで、アワが煌めき、
写しこまれた陰影が星くずのような広がりを作ります。

巳亦さんのシェードもそれぞれ美しい陰影を見せてくれます。
渋いけど艶やかな色合いを、
影絵のように写しだします。

アッパーのフロストシェードは、
温かで柔らか光を部屋に、
沸き立たせます。

グーズネックスタンドが、
自分だけのスペースに、
落ち着いた光を落としてくれます。
手仕事のシェードが魅力的なのは、
照らすあかりだけではなく、
美しい影も映しだしてくれることです。
甘庵
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