うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

ホームページ引っ越し

本日2月28日に荻窪「銀花」のホームページを引っ越ししました。
新URLは http://www.kan-an.com/
企画展会場と作品のページは http://www.kan-an.com/exhibition.shop.html
それぞれに変わりました。
引っ越しと一緒にメールアドレスもかわりました。
新メールアドレスは ginka@kan-an.com です。

お気に入りに記録して頂いている方は、
お手数ですが変更しておいてください。
また、まだの方々は、この際是非お気に入りに登録してください。

引っ越し作業で毎日かなり長い時間、
ノートパソコンに液晶画面を見続けて、
初期とはいえ、老眼にはかなりしんどいものでした。
というか、HTML や CGI や Perl やらは、
もう年寄りには、判じものにほかなりません。
って、「判じもの」自体がいかにも年寄り語、
いえ、死語ですな。

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さて、今日も暖かな春の日差しに溢れています。
その分、目がかゆく、鼻水、くしゃみに溢れてもいます。
オフの午後は久々にのんびり過ごせそうです。

             甘庵


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電球の魅力は色だけではない

あかり展でご紹介するあかりは、
電球とろうそくを光源にしています。
消費電力やコストからは、どちらも能率的ではないのですが・・・。
蛍光灯にはない魅力があります。

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正確な色をゆがめる赤い光なのにどこか落ち着くのは、
色が暖色というだけではなく、
もともとが燃えることから、明るさや暖かさや安全や調理まで手に入れた、
火に、由来しているのだと思います。

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そこで、電球色の蛍光灯も発達してきているのでしょう。
省エネとしてはかなわないのですが、
電球だからこそという点では、
優秀な技術から生まれた蛍光灯でも、どうして出来ないことがあります。

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電球の光には陰影を生み出す力があるのです。
これは有る意味では手暗がりができるので、
仕事や作業の場所としては、作業能率としては良くないかもしれませんが、
自宅やプライベートな空間で、
食事をしたり、音楽を聴いたりと、
心をほどく時には、陰影の有る空間の方が、
ずうっと心和むはずです。
うつわや、工芸品の美しさを鑑賞するにも、
好ましいと思っています。

それは、お酒やお茶やゆっくり食事するお店での、
照明演出を思い浮かべていただければおわかりだと思います。
自宅にいても自室にいても、
電球のあかりと、それを灯す人の手で生まれた照明器具を、
一つ灯す演出だけで、変えることができます。
ぜひぜひ、お試しいただきたいと思っています。

                甘庵


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掃除のしやすさ

「あかり展」でご紹介する照明器具のシェードは、
たまに「やきもの」もありますが、
そのほとんどが、ガラスです。
光を通すという点、光が入ったときの美しさという点が、
見え方からの大きな理由ですが、
もう一つ大切な理由があります。

シェードって暮らしの中で使っていると、
点灯したときに発熱で対流がおきて、
ホコリが付着していき、
また熱で固定されていき、
台所に近ければなんとなく油ぽく。
喫煙の習慣があればヤニぽく。
そんなシェードが、掃除が苦手なぼくにでも楽に綺麗になる。
それには、簡単にはずせて、洗えるのが一番。
がんがん洗える素材としてガラスのシェードを選びました。
簡単にはずせるのは、ディテールで解決しました。
こんな感じです。
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シェードの中に手をいれて、
まずは電球をはずします。
点灯していた電球は熱いので気を付けます。
軍手や、乾いた布ではずすのがよいでしょう。

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次ぎにシェードを締め付けて押さえているねじ式の金物をとります。
当然時計と反対方向に回していきます。
ゆるんで来たら、シェードをやさしく持って安定させます。
金具がはずれたら、シェードをはずします。

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シェードはグラスやガラスの鉢と同じに、
食器洗剤で洗うのが手間もかからず綺麗になります。
よく拭いて湿り気をなくしてから、
はずした逆の順序でとめていきます。

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ただそれだけ。
簡単でしょ。
昨日お話したように金属台の部分は侘びていくのを楽しみたいですが、
シェードはいつも綺麗な方が、いいですよね。

                    甘庵


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侘びる金物

昨日ご紹介した荒川さんのスタンドも、
今日ご紹介する荻窪「銀花」オリジナルのスタンドも、
台の金属部分に塗装をしてません。
それは、時間とともに、金属部分の表面が酸化していき、
落ち着いて、侘びた良い色になることをねらっています。

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このスタンドのベース部分と支柱のパイプは真鍮です。
シェードを受ける碗形の金物は銅打ち出しです。
無塗装なので、少しずつ空気に触れていくうちに、
アンティークのスタンドのような色合いに変わっていきます。
もちろん、こまめに磨いて、
真鍮や銅の煌めきを楽しむことも出来ます。

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↑これは新しい台で、鏡面のように。

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↑こちらはプロトタイプで見本として掃除もしないで起きっぱなし。

ベースは手作業のへら絞り(スピニング加工ともいう)で一つずつ作り出しています。
形に回転する真鍮板をへらで押しつけて成形するのですが、
アルミや鉄に比べて、粘りの少ない真鍮は、
より職人技を必要とします。

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↑これは見本のスタンドの銅打ち出し部分

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↑こちらは今年の出来たて。

銅打ち出しの部分は、
ヤカンや鍋などを打ち出しで作ってくれる堀内繁樹さんに、
作ってもらっています。
形は同じにしないとシェードや電球が入らなくなってしまうので、
ぴたりと同じに作ってもらっていますが、
せっかく手作業で打ち出しているので、
槌目は気分でひとつずつ変えてもらっています。

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そしてシェードは毎年「巳亦敬一 彩りガラス展」を、
開催してくださる、人気の作り手巳亦敬一さんが、
作ってくださっています。

こうした匠たちの技が引き立てあって、
一つのスタンドが出来ています。
工芸というのはこういったコラボレーションの掛け合いと、
美しさを楽しめるものです。

             甘庵


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時空をかえるあかり

今回の「あかり展」には、
荒川尚也さんのあかりが少しまとまってきています。
並べて点灯した棚の壁面には、
流れる泡の入ったシェードの影が映し出されて、
幻想的でいて、静かな時空が浮かびあがりました。

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今朝はiPodのジャンルをクラシカルにしてみました。
う~ん。
邸宅のホールか、オシャレなホテルのラウンジか、
ともかく、ぼくには普段縁のなさそうな、
エグゼクティブな時空に!!

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では、コーヒーなどいれて・・・。
よし、これで、ブログの中身にも、
エグゼクティブな気配が漂うかな~。
って、書いている人間の中身が変わりようないので、
それは無理としても、
とても心地の良い時空でお仕事させていただいている、
この喜びをお伝えできれば嬉しいです。

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荒川さんのスタンドの台は、
鉄を腐食させた文様が浮き出ています。
さび付け仕上げがとても重厚で、
いえ、事実大変に重い台です。
それは、深い輝きを得るために厚めに作られたシェードを支えるため。
この現実の重さが、実は「物の重厚さ」に、
大いに必要なのです。
いや~美しい。

           甘庵

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あかり展がはじまりました

今日から「あかり 灯すと広がりが 展」がはじまりました。
会場が白熱ランプだけになると、
明るさはさほど変わらないのですが、
暖かな赤い光に包まれて、
いつもとは違った荻窪「銀花」の空間に。

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例年この企画には、カフェと間違えて入っていらっしゃるお客さまがいます。
不思議ですよね。
和める光が、くつろごうと思っていらっしゃるお客さんを、
呼び込んでしまうのでしょう。

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事実、あかり展中は大変心穏やかになって、
くつろぎ過ぎてしまうくらいです。

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そんな、灯すことで和めるあかり、
くつろぐあかりを、みなさんのお部屋で、
是非試してみて欲しいと思います。

まずは、「銀花」にくつろぎに来てください。

                甘庵


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続・春の香り

暖かな日が続き、早く咲き出した梅がそろそろ終わりに近づいて、
大好きな香りも薄れてきていました。

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バトンタッチのように、沈丁花が香りだしました。
低木なこともあり、子供の目線でも花も身近な花だと思います。
ぼくにとっても懐かしい春の香りの代表です。

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香りに誘われて、庭先を覗きこんだら、
白い花と赤い花が並んで植え込まれたお家を見かけました。
それぞれに小花がほころび出して、
満開とは違う可憐さに、思わず足を止めて、深呼吸。
さわやかな春の香りに、心和まさせれました。

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ぼくの住む街で感じ始めた春ですが、
皆様の周りの春の訪れはいかがでしょうか。
ぜに、春のお便りもお聞かせください。

             甘庵

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大歓迎の質問コメント

コメントに山桜さんから質問がありました~。
いや~嬉しいんです。
何よりまずお話するネタになるし、
うつわ好きとはいえ、
ついついひとりよがりな、
わかりにくい書き込みになってしまっているのではと、
心配をしてはいるので、
こうした質問は、とっても勉強になります。
ぜひぜひ、みなさんもお気軽に質問を書き込んでくださいね。

さて質問ですが、
「突然ですが、2/6のブログに出てきた「安南手」は何て読むのですか?素敵な猪口ですね」
はい、答えさせていただきます。
「安南手」は「あんなんて・あんなんで」と読みます。
安南は今のベトナムあたりのことです。
やきもの「安南」は、下絵(釉薬の下に書くこと)のゴス(呉須=やきものの青い絵の具)が、
滲んだ表情が特徴を景色として茶人(桃山時代から)に愛されて、
今日にいたります。
この手法が日本に定着して、安南手(あんなんて)、絞り手(しぼりて)などともいわれます。

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安南(ベトナム)も中国文化圏だったようで、
中国の青華(日本では染め付けといいます)のまねというか、
当地で作ったところ、材料や技術の問題で、
滲んだ染め付けになってしまいがちでした。
いわばB級品ですが、桃山時代の茶人たちには、
侘び寂びの感性から、そこが景色(チャームポイント)として好まれ、
なぜか日本に、そのまま手法として(わざと滲ませて)、
作られ続けております。

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関西などでは、「この絞りでよう泣いているな~」
と、にじみ具合を、泣くと表現しています。
そういえば、滲んだマスカラぽいかもしれませんね。

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いかがでしょうか、山桜さん、
おわかりいただけましたか。

さて、次はどなたが質問していただけますか。
楽しみにしていま~す。

参考にしてください過去のブログです:どこかアンティーク

                   甘庵


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張り子のお面

道楽かん工房 真鍋芳生さんの張り子のお面です。
縁日のお面などと同じで、
気軽に可愛らしさに惹かれて、
童心を呼び起こしてしまう方も多いようです。

また、面には能面のように、
かぶることで生み出す深い意味合いがあるものや、
ヒーローのかぶる面などのように、
正体を隠し、悪人にへの威圧感などという、
ストリーにも良い小道具。
はたまた・・・仮面舞踏会のマスクは、
これまたどこか秘密めいた物語が生まれそう・・・・。

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鬼やピエロの面は、当初からのテーマとして、
追っかけていらっしゃいます。

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そういえば、真鍋さんはかつて、
ベニスの貴族に招聘されて、
マスクをかぶるカーニバルにあわせて、
お面のエキジビションを企画していたこともありました。

先日も、建築家安藤忠雄の設計の、
綺麗な岡山県成羽町美術館で、
「真鍋芳生展 鬼まんだら」という企画展が開催されていました。
面識をえてから四半世紀、いつでもパワフルな真鍋さんからは、
直接もお面や人形からも、いつもパワー受電させてもらっています。

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企画展のチラシに写っている真鍋さんのTシャツに、
ご自分の筆なのでしょう。

仏即是鬼
鬼即是仏

とういう字が並んでいました。
*即ちは( 皀卩 ) 旧字で書いてありました

仏すなわちちこれ鬼
鬼すなわちこれ仏

と、読むのでしょうか。
禅問答のようで、
なかなか、意味深く受け取れるます。
心に残りました。

               甘庵


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四季をめでる

「四季をめでる人形展」という企画展にしたのも、
暮らしのなかの小さなスペースに、
四季折々を楽しめる小道具として、
提案できたらと考えたからです。

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床の間や大きなスペースを使うのも、
大がかりなしつらえも、なかなか難しくても、
玄関先の靴箱の上や、居間の棚の一部でや、
プライベートなお部屋のお気に入りのコーナーでも、
少しだけスペースを作り出して、
小さな一対のおひな様で春を感じたり、
可愛い五月人形を飾ってさわやかな風を想ったり、
星を抱えた猫君と七夕空を見上げたり・・・。

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節句ばかりでもなく、
ラッキーアイテムや、お気に入りの人形は、
心を和ませ、日々の暮らしで失いがちな、
季節感を感じるような小さなゆとりを、
思い出すきっかけにでも、なってくれたらと。
そんな願いを込めた気持ちで企画したした。
明日までです。
もう一度、並んだ人形立ちの笑顔を眺め直してください。
和めますよ。
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             甘庵

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なごめる土人形

道楽かん工房 真鍋芳生さんの土人形をご紹介します。
型をつかっておおよその形を作り、
一つずつ修正して作った人形の仕上げは、
張り子と同じに、胡粉、顔彩、墨で仕上げてあります。

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道楽かん工房 土人形 のぼり持ち
桃太郎・いぬ・きじ・さる
各1050円 H5.5~7cm

たかが土人形と、思ったら大間違い。
真鍋さんの分身の人形たちを眺めていると、
これがなかなかそれぞれのいいお顔していています。
きりりと桃太郎君、忠実な犬君、機転が利きそう猿君、律儀そうな雉さん。
対してちょい凄味の鬼君たち。
他にも、熊ちゃん、兎ちゃん、パンダちゃんも応援してる。
醸し出す気配も立派なんです。

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道楽かん工房 土人形
金棒もち鬼 各1575円 H6cm
鯉のぼり持ち鬼、熊、兎 
各1575円 H14~16cm

大きさも高さが5~6cmのもので、
欠けたりしないように、細かい細工にはなっていないのに、
十分にデッサンを重ねたフォルムなのでしょう。
動きも、表情も豊かです。

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道楽かん工房 土人形 招き猫
1050円 H5.5~7cm
そうそう、小さいのに大きな福呼びそうな、
招き猫君もいます。

暖かくて、愛くるしい土人形君たちが、
並ぶ姿になごんでいます。

            甘庵


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亀好き蛙好き

亀好きの宮本彩子さんは、亀を飼うだけでなく、
作り出す人形も、実に表情豊かな亀君たちです。

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鎮座する丁寧な仕事の座布団敷物からも、
その愛情が伝わります。

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豊かな色彩もあふれ出ていて、
デフォルメされ、整理された亀君の甲羅には、
彩り豊かな花柄が印刻、彩色されています。

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宮本さんは亀君だけでなく、は虫類や両生類も、
いけてるようです。
カエル君たちの動きある表情からは、
鳴き声が聞こえて来そうです。

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瞬間の動きを止めたようなトカゲ君は、
のんびりひなたぼっこの途中に見えます。

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老眼はいってきているぼく。
じっと目をこらすと、どれも大きさから思えば、
実に細部にわたっての細やかな仕事で、
作り手の亀君やカエル君たちへの思いは、
なかなかのものと、感心至極。

                甘庵

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招き猫

今日は道楽かん工房 真鍋芳生さんの招き猫をご紹介します。
招き猫の持つ可愛らしさと不思議なパワー感への期待から、
招き猫好きの方も多いのではないかと思います。

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道楽かん工房張り子 招き猫 中
4095円 H16~17cm
張り子独特の柔らかなフォルムと、
胡粉と顔彩の色合いは暖かく、
描かれた顔も、とっても可愛く自然な表情です。
古典的な招き猫ではちょっと重いって思っていた方にも、
いろいろな招き猫をと思っているコレクターにも、
人気があります・

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道楽かん工房張り子 招き猫 小
各2940円 H10.5~12.5cm
右手のあがった猫君と、
左手のあがった猫君がいます。
ちょっと対で欲しくなるかも・・・・。
一つずつ手描きなので表情も個性があり、
おすまし顔、やんちゃ顔、裕福顔、貫禄顔・・・・。
選ぶとなると・・・皆さんまるでお見合いです。

千客万来、福徳円満、大願成就、富貴安楽、笑門福来・・・・。
皆様に、いいこと一杯ありますように!

               甘庵

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みの虫が・・・

荻窪「銀花」にゆらゆらとぶる下がっています。
とはいえ、本物ではなく、今回の「四季をめでる人形展」の出展作品です。
虫なのに、蓑虫のもつ、不思議な可愛らしさが、
とっても上手く表現されています。
作り手の根岸伸江さんの発想の面白さと、着眼点に、
感心し、ウケてるぼくです。

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毛糸やファイバーで作られています。
どれもひょうきんな顔していて、蓑(みの)の中から引き出せます。
落ちて、なくさないように蓑と糸で結ばれています。

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Sみの 1700円 L6cmぐらい
左のふたつは携帯ストラップになっています

飾りとしてぶらぶらするタイプ以外に、
携帯ストラップとして付けられるタイプもございます。
堅くない素材なので、優しいストラップです。
人と違うストラップ探して入る方にも是非。
同じものを付けている人にはお目にかからないこと請け合い!!

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ズラみの 2500円 L8cmぐらい
ズラって何?って聞いたら「カツラ」ですって。なるほどそう見える。

ここで、紳士諸氏にコマーシャル!!
根岸さんの蓑虫さん意外にも、
手ごろな価格の可愛いオリジナル作品がい一杯あります。
昨日バレンタインデイのお返しホワイトデイにぴったりだと思います。
2月は28日しかありませんから、案外すぐに来てしまいますよ。
さぁー先んじて心がけておくのが、紳士のたしなみというものです。
会期は2月20日(火)までです。お待ちしております。

                    甘庵

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オヤジっぽい猫君

とぼけた表情や、淡々として気配や、のんびりさんやら、
可愛いというより、ちょっとオヤジ入った猫君を作ってくれたのは、
昨年9月に「猫色満面」という企画展としてくれた、高松奈緒さんです。

その企画展は、去年の「四季をめでる人形展」に、
猫君を出してくれて、その評判からでした。

まずは、見て頂きましょう。

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星を集める猫 
メルヘンなテーマですが、
それでも、どこか渋さが滲む表情です。

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寝る子
猫らしいテーマですが・・・。
腕枕っていうのが、やっぱりオヤジっぽいですよね。

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フラダンスする猫
中のいいアザラシ君とフラを楽しむ猫君。
愉快でしょう。

こんな調子の猫君が他にも並んでいます。
猫好きな方だけなく、
ユーモアな表情を楽しめますので、
ぜひご覧ください。

           甘庵

昨年の記事「猫好きの陶芸家が作って猫」でも、
高松さんの猫の話を書きました。よかったら目を通してください。


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煌めくおひな様

暖かな日差しに煌めいているおひな様を2点ご紹介します。

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高さ11cmと10cm
長野で吹きガラスで幅広い仕事をしている渡辺俊介さんのおひな様です。
中程の色ガラスと吹き込まれた空間があり、
透明感のある素地に巻き込まれた光は、
レンズの効果でおかれた景色や窓の外の景色を、
不思議な景色に置き換えて、くっきりを写しだします。
集めた光を棚にあてたりもします。

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高さ6cm
こちらは、オブジェの作品が多い、神田正之さんのおひな様です。
型のなかに細かなガラスをいれて、
溶かして成形してあります。
表面は曇りガラスのように、マットですが、
光を取り入れて、穏やかに、柔らかく煌めいています。
まるで、春霞のような表情のおひな様です。

安定感のある飽きのこない姿のおひな様は、
笏(しゃく)と扇やそれぞれの冠で、
ほぼ同型の男雛と女雛を表しています。

手にしたときも、重さ、冷たさ、硬質感と、
ガラスという素材を、心地よく味わえます。
その意味では、しっかり彫刻でもあります。
春の光を楽しむガラスのおひな様は、
さわやかで心地よく、素敵に春を感じとれます。

               甘庵

「ガラスのおひなさま」昨年の記事です。覗いてみてください。


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遊び心から生まれた

「四季をめでる人形展」ですから、
おひな様ばかりではありません。
昨日ご紹介したさかいゆきみさんの福助のように、
楽しい人形がいろいろ見られます。

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作り手も、普段は人形ではなく器を作っている方にも、
参加していただいています。
蹴轆轤から生み出す柔らかな表情の、
白磁や青白磁の器で人気の野波実さんもそんな一人です。

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今回は、彼の作陶の原点になっている沖縄で出会った、
シーサーを、焼きしめと、紙粘土で作ってくれました。
これがなかなか愉快な表情を見せていて、
見る側もつられて、口元がついついほころんでしまいます。

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普段作っている暖かいけど静かな表情の器から、
ぼくは、野波さんらしさを感じとっていたのですが、
このおどけたしぐさのシーサーからも、
野波さんの違う一面を感じとれました。
真面目なだけでない、ユーモアのセンスにもなかなか長けています。

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生き生きした動きのあるフォルムからは、
やんちゃなエネルギーがあふれています。

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焼きしめのシーサーは、泥遊び火遊びの楽しさが、
紙粘土のシーサーは、何もないところから形を生み出して、
好きな色に仕上げる楽しみが、
どちらからも、遊び心があふれ出しています。

                 甘庵

会場の様子や価格も見られます。
在庫があればお求めいただけます。
メールでも注文承っています。

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あたたかな表情の陶人形

さかいゆきみさんの陶人形は、
土味を生かした、穏やかな顔立ちの人形です。

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造形は器と同じで粘土で、
作り手の個性が反映されやすく、
陶人形が主な仕事のさかいゆきみさんの人柄が、
にじみ出る作品になっています。

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今回は、おひな様や福助を見せてくれています。
ちょっとレトロで、アンティークを思わせる佇まいの人形たちは、
目にして、手に取るだけで、
四季があり日本という美し風土を懐かしく思えてしまいます。

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釉薬を施さずに、
絵の具の彩色と土味をいかして、
マットな質感に仕上がっています。
ガラス質の釉薬がないぶん、
あたたかな表情にしあがった陶人形です。

               甘庵


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張り子のおひな様

今日は「四季をめでる人形展」から、
倉敷で制作されている、
道楽かん工房の真鍋芳生のおひな様をご紹介します。

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どれをとっても、明るく華やかで楽しくなってくる色合いですが、
同時に、雅な品格を兼ね備えています。
それが長い人気の秘密でしょう。

木型の上に何枚も張り重ねた備中和紙を乾かして、
ナイフで二つに割って木型からはずし、
テープ状の和紙でまた繋げて、
胡粉(ごふん)で下地を作り、
顔彩で描かれた色には、
どこか懐かしい、晴れのにぎわいが感じ取れます。

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髪、眉、目を墨で描き、
紅を引くと・・・とっても品のある顔立ちが浮かびあがります。

一体型の小振りのおひな様から、
両手でも包み込めないほどの大きさの内裏様まで、
手がかかるのは同じです。

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お顔は凛とした面立ちながらも、
優しさがにじみ出ています。

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小さなスペースでも、お皿やお盆にしつらえるだけで、
春を感じる広がりが生み出されますよ。
楽しい暮らしの演出です。

              甘庵

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華やかな催し

今日から「四季をめでる人形展」と題した企画展がはじまりました。
おひな様、五月人形、招き猫、鬼、猫、パンダ、亀などが、
張り子ややきものやガラスなど、素材で作ってもらいました。

器とは違う形の面白さに加えて、
紙や土人形に塗られた、胡粉(ごふん)、顔彩といった絵の具の色や、
上絵具や色薬などで彩色された陶人形などの華やかな色合いが、
春を荻窪「銀花」に呼び込んだ色合いに染めあげています。

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指の頭ほどの大きさのおひな様などやシーサーなど、
小振りな大きさのものも多く、
にぎやかな飾り付けにもなっています。

hina014.jpg

季節をめでる遊び心満点の人形。
おもわず微笑んでしまう人形。
なんだか福が一杯やってきそうな人形。

陽春好日 千客万来

暖かな春の日差しに促され 
是非ともお出かけください。

         甘庵

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春の香り

梅の香りが大好きです。
今日風に乗って梅の香りが漂っていました。
春を感じさせる花の香りの一つです。

沈丁花も春らしい香りですね。
つぼみが随分膨らんでいるのを見かけました。

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明日からは、四季をめでる人形 展 が始まります。
おひな様や、五月人形など、季節を感じたり楽しむ、
陶器や張り子やガラスの人形が並びます。

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器とは少し違った華やかさで、
荻窪「銀花」を包み込み、
いち早く春を感じさせてくれるはずです。
doll863.jpg


是非遊びにお出かけください。

             甘庵

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春霞?

店が定休日の今日は、山梨都留のもえぎさんへ、
光藤佐さんの企画をもって模様替えにいってきました。

ついでに、宮城県加美郡加美町の「藍學舎」さんでは、
加藤財急須ポット展を2月中催しています。
また、名古屋市相生町の「canna家具店」さんでは、
稲垣明子作陶展と2月中催しています。
さらに、新潟県上越市では、
山口利枝さん、村木律夫さん、武田千秋さんたちの、
器を見て頂けます。
お近くの方へ是非お出かけになってください。

暖冬と言われる今年は、新しいスタッドレスに履き替えたものの、
その効果も確かめるチャンスがすくなく、
中央高速の景色で雪を見かけません。

途中のSAで休息中に、
遠景が何となく霞んでいます。
もしかして春霞?
昨日の気温も、桜の咲く頃の気温のところが多かったようです。
木々はまだまだですが、空気は春っぽくなっているのでしょうか。
気配に春を感じ取れました。

               甘庵


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猪口

猪口は多目的な器で、大きさも様々。
いわばフリーカップ。
酒や湯茶を呑んだり、ちょこっと盛りつける小付だったりと、
時代をさかのぼっても自由に使われていたらしい。

口が広く、底の方へすぼまっていく形で、
いわゆるそば猪口という名で一般的だったが、
近年、古伊万里のそば猪口をくみ出しやコーヒー椀など、
自由に使う見立てが見直されて、
現代のそば猪口も、フリーカップ化してきた。

その意味では、東京人としては、
多目的過ぎて、そば猪口としては大きすぎるものが増えて、
ちょっと寂しかったが、
猪口が認知されるとともに、
小さいものを作ってくれる作り手も増えて、
少しほっとしている。

さて、個展が今日までになって光藤佐さんも、
いくつかの猪口を作ってくれている。

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白磁のシンプルは猪口は小振りで、
個人的にそばを食べるのに好ましい大きさだ。
冷や酒にも良さそうだ。

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安南手の猪口と白磁しのぎの猪口は、
少し大振りで、いわばコップ。
小付としても、焼酎お湯割りなどにも良さそうだ。
モダンでたっぷりした作りで、多目的な使い道が思い浮かぶ。

何にしても、器は使うことで初めて生きてくる。
使うほどの器との会話も弾み、
使い慣れていくほどに愛着もわく。
手仕事のために、量産の器よりは価格は高め。
だからこそ、使い倒すほど使うことで、
元も取れるというもの、そのためにも、
使い方やメニューが多く思い描かれるものを求めるのが、
賢い日常の器選び方です。
好みの猪口を選べば、この理屈にかないやすい、
これから手仕事の器を求めて見ようという方には、
ぜひ、手に入れて、器好きになるきっかけになって欲しい。

                 甘庵

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兜鉢

兜鉢
「かぶとはち」と読みます。
光藤佐さんの粉引の鉢では定番の器です。

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今回も4寸、5寸、6寸と3種類が並んでいます。
重ねると良い具合に入れ子になります。
大人数でない収納には大変便利です。

裏返してみると・・・。
mitufuji986.jpg

ほら、「かぶと」の由来がわかりますよね。
見込みの外側に角度がゆくるなる縁が着いて、
ちょうど「かぶと」のような形なので、
そう呼ばれます。

このシンプルですが、
二段になっている外側の縁が、
おすましして中高(なかだか)に盛りつけると、
ちょうど良い具合に額縁になり、
難しさもなく盛りつけの、
基本のバランスを自然と会得します。

また、光藤さんの焼き切っている粉引ですから、
急な汚れ方など決してしません。
使う前に、料理に合わせて、お湯や水をくぐらせてくれれば、
あとは気軽に、様々料理を盛りつけても、
汚れや匂いを気にすることはありません。
使うほどに美しく侘びていく、
土ものの器を楽しめます。

和のしつらえの基本の器として、
ぜひ、おすすめの器です。

             甘庵

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恵方湯飲みと恵方ぐい呑み

昨日は豆まき、節分。
今日は立春。
暦では、今日からが新しい年だそうです。
縁起をかついて、恵方巻きなど食べた方も多いかもしれませんね。
海苔屋さんあたりがはじめた恵方巻きが、
コンビニさんのコピーに使われて、
市民権を得たとか聞きます。

うつわ屋も「恵方湯飲み」や「恵方ぐい飲み」を提案しようかな~。
立春の今日、恵方(今年は北北西)を向いて、
一気に・・・いいえ、一気呑みはいけません。
心穏やかに、心静かに、お茶やお酒をいただけることを感謝しつつ、
3回または5回に分けて飲み干されると、
「魔よけ茶」と呼ばれるお茶の薬用効果や、
「般若湯」「百薬の長」と言われるご酒、
これ、立春大吉にふさわしかと。

ただし、過ぎたるは及ばざるがごとし。
あくまでも適量にいただくのが鉄則。

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光藤佐さんの酒器です。
今は健康のために呑まなくなりましたが、
すでに一生分を呑んでしまったような、
かつてはだいぶ呑んでいた光藤さん。
姿のいい、酒が楽しめるぐい呑みを作ります。

光藤さんの個展は、男性のお客さまの少ないうつわ屋に、
いつになく男性のお客さまが多いののも特徴です。
酒器もそうですが、器もお買いになられるのは、
確実なリピーター・・・顧客として、
信頼いただいているからに違いありません。
嬉しく、ありがたいことです。

さてさて、今夜は恵方参りの後に、
「恵方湯飲み」で渋茶でもいただいて実践してみましょう。

立春大吉          
                   甘庵

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器以外も素敵なんです

光藤佐さんは定評ある器の作り手ですが、
食器意外も、大変魅力的は作品を作り出します。
花器もその一つです。

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掻き落とし扁壺 ¥18000 12×10 H13.3 です。
名前のとおり、轆轤でひいたあとに、
ゆったりとつぶすようにします。
真円の形とは違う魅力ある形です。

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化粧土を刷毛で塗り、
それを掻き取ることで、
白い化粧土から、少し濃い色の下地が見えて、
平面ですが、立体感のある文様が浮かびあがります。

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侘び助の一輪など差して見たくなる花器です。

               甘庵

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作品が補充されました

光藤佐さんの個展の折り返しの昨日、
いち早く品切れになっていた器が、いくつか補充されました。
初日に売れてしまっていてWEBの作品リストでも、
ご紹介できていなかったものや、
残り少なく表示していたものが、
再入荷したのでブログでお知らせします。

mitufuji975.jpg

まずは、マグカップです。
粉引マグカップの大小と、
安南手のマグカップです。
飽きのこない何気ない形と、
使い込んで言ったときに変化が楽しみなマグです。

粉引や安南は、貫入が入りますので、
コーヒーや紅茶などで侘びていく様は、
土ものならではで、きっと自分の器として愛着をもてます。

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粉引の6寸皿(18cm)と7寸皿(21cm)です。
何かと出番が多い大きさの皿で、
和洋中、料理を引き立てて、使いやすい皿です。
粉引ですから、少しずつ落ち着いていく様も、
土もの好きの方には、たまらない魅力です。
かといって汚れたり、変な匂いなどは、決してしませんよ。
かっちりと、しっかりと焼けていますから。

mitufuji976.jpg

そして、粉引のマルチカップ。
何にでも使えるこのカップに人気は強く、
実は再入荷しても残り2個になってしましました。
光藤佐粉引の定番中の定番です。

今回のお客さまのほとんどが、
すでに光藤さんの器を、使っていただいている方。
盛りつけて使って頂いたときの、
料理が映えること、使い心地よさから、
リピーターが多いのが納得できます。
ぼくの言葉や、へぼ画像では伝えきれないのが残念です。
ぜひ、だまされたと思って使ってみていただきたいと、
うつわ屋のおすすめする、光藤さんの器です。
 
                甘庵

追記:考えて見れば、美しく盛りつけたところはYOMEさんの、
「日々の器と 小さなレシピ」や、「よめ膳@YOMEカフェ」でご覧になれます。
美味しそうですよ。ぜひ覗いてみてください。

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印と鉋

光藤さんは今回三島手の器をいくつか見せてくれました。
多くは、見込み中央に花の印を押して、
立ち上がり部分は飛び鉋で破線のように削られた、
それぞれの凹みに、白化粧土は入り、
文様を表しています。

mtfj911.jpg

花印はそう複雑なものではありません。
○に*を刻み込んであり、
押すとレモンの輪切りのようなのですが、
隙間なく押されると小花が集まったように見えます。
素地に押し、化粧土で強調して、
素地の土色と化粧土の白さの対比で文様が浮かぶのですから、
あまり複雑な印にすると、それをはっきり見せれるために、
精巧な仕事を要求されてしまします。
それは、それで一つの仕事の方法ですが、
光藤さんのさりげなく土味を生かそうとする仕事には、
そぐわないと思います。
だからこそのシンプルな印なのでしょう。

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飛び鉋のあとは、器を轆轤の上で回転させて、
鉋で連続的に削るのではなく、
鉋が器の表面をはねて、飛び飛び削っていくことで、
破線のような凹みを作ります。
光藤さんは、飛びやすいように普段の鉋とは別に、
アレンジしたものを使っているそうです。

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*やきもので鉋(かんな)というのは、
高台などを削る鉄など金属製の道具です。
多くは板の端が90°前後で折れ曲がっていて、
残りを柄として持って器にあてて削ります。

グニュって押して凹んだあとと、
チョンチョンって削って凹んだあと、
どちらも素地の土が柔らかだからこそできることです。
この感じは、誰でもが子供の頃に経験したことのある、
土遊び、粘土遊びの体験があるからこそ、
堅く焼き上がった器を見ても、
その時の柔らかさの想像が出来て、
三島手の器独特の、土味を楽しめるのだと思います。

              甘庵


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