うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

11月の荻窪「銀花」の企画展

10月も終わりですね。
カレンダーも残り2枚になってしまいます。
夏が長いせいかやっと秋に鳴ったと思ったけど、
しっかり秋を楽しんでおかないと、
直ぐに冬に変わっていく季節の変わり目ですね。

「銀花」の11月の企画は重厚で格調高い作品が並びます。
どちらも是非手に取って後らにただ期待企画なので、
ご紹介しておきたいと思います。

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日常の漆器 使いやすく丈夫な漆器 展 
11月9日(金)~11月20日(火)
11/7(水).8(木).14(水)はお休みです
おみそ汁、ご飯、刺身、煮物、シチュー、うどんそば、ラーメン、パスタ、サラダ、天ぷらと、
毎日使って、洗って、自然に馴染んだ頃に、しっとり艶の出てくるそんな漆器を集めました。


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日常の漆器は丈夫に長く使うために手をかけたものです。
毎日気軽につかってこそ、良さが滲み出てくる器です。
よそ行きではなく、毎日使う器として選らんでください。
使っていただければ、きっと、必ず、漆器を使う心地よさを、
楽しんでいただけます。

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中條正康 あたたかな絵の器 展 
11月23日(金)~12月4日(火)
11/21(水).22(木).28(水)はお休みです
微笑ましい絵柄の描かれた中條さんの器は、ほのぼととしていて、
あたたかくて穏やかな心になってきます。
それでいて、気品と格調をもった大人の華やかさに溢れています。
晴れの席や宴の多くなる、暮れやお正月の食卓をきっと楽しくしてくれます。

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中條さんの楽しい絵柄は、飽きることなく、
食卓が楽しく華やぎ、嬉しくなってくる器なのは、
可愛らし絵柄ですが、品格があるからです。
使っていると、なんだかほのぼのと、心和んでしまう器です。
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皆さんのご来店を心よりお待ちしております。

                  甘庵

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加藤財さん酒器

「たから急須ポット」が人気の一番の理由は、
なんと言っても、切れのよい注ぎ心地でしょう。
精巧なロクロや口作りを生み出すきめ細やかな心遣いは、
フォルムにも自然に反映されています。

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酒器 18900円
酒器も例外ではなく、美しいフォルムですが、
急須やポットには見られない特徴は四角いことです。
あくまでも丸さ大きな特徴の「たから急須」とは違い、
タタラ作りの凛とした平面の構成です。

加藤さんの中にはこうした矩形の器を作りたい気持ちは、
早くからあったのでしょうが、
急須やポットでは、ス(茶こしの部分)へ、
茶が集まることが、煎れられた茶を絞りきるために必要なディテールです。
矩形だとそれができません。

そこで急須やポット以外の注器として、
酒器が生まれました。
という、加藤さんあまりお酒を飲めないんですけどね。
だからこそ、凛とした酒器で、
小さな盃に、厳かに注いで、
楽しみたかったのかもしれませんね。


            甘庵

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加藤財さんの土瓶

財急須の繊細で美しいフォルムと、
切れが良く、思いのほか容量のある、
使いやすさをそのままに作られた土瓶も、
個展の時に作られる人気のアイテムです。

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土瓶 茶・白 14700円
食後に熱々のほうじ茶をたっぷりとのむときなどに、
ぴったりの500ccほどから、大きなものは800cc入ります。

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土瓶 緋だすき・グレー 15750円
その土瓶に今回は新しい形がデビューしました。
下ぶくれだったり、ボトムが平らだったりという、
安定した形で、モダンな食卓の中にも、
自然に入れるイメージがあります。

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土瓶 グレー 15750円

持つときに揺らぐことがなくお茶が注ぎやすい印象的な真鍮の取っ手は、
着脱が簡単で、掃除やメンテナンスがしやすく考えれています。
いつも磨いてキリリというのも、
侘びてきて落ち着いた風情にするのも、
オーナーのお好みです。

財急須やポットをお使いの方も、
そうでないかたも、土瓶を探していた方には、
是非手にとってもらいたい土瓶です。

                甘庵


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新作急須リス

加藤財さんの新作がいくつか届いた今年の個展です。
中でも、愛らしい命名がぴったりの急須は、
使いやすさを追求というより、
お茶する時空を楽しむアイテムとして、
美しいフォルムを追求した急須だと思います。

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リス急須 茶 10500円
特に際だっている特徴は、
名前の由来になっているハンドルです。
通常のハンドルにくらべると、
大きく、滑らかで、張り出している緊張感のある姿です。

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細かくディテールを見てみると、
通常の加藤さんのハンドルは、
断面にするとかまぼこ型で、
内側がひらたく、外側が弧になっています。
リスタイプは、断面が逆台形というか、
内側の方に細くなることと、稜線が際だつディテールで、
シャープ印象のハンドルをみせてくれます。

煎茶道でも茶道でも、ウーロン茶持てなす茶寮でも、ティサロンでも、
およそ一杯のお茶を、美味しく差し上げようという気持ちを、
もってお茶を点じることこそ、喫茶の大切な心意気。
それは、ぼくらがお茶を持てなしたり、
お茶を楽しむためにも忘れてはならない心です。

一杯のお茶を煎れるときに、急須は味に関わる重要な道具です。
と同時に、目の前のお客様へお茶を煎れる時の、
急須の美しさが、目にご馳走になる大切な道具なのです。

                 甘庵

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台風にめげないお客さま

台風にめげないお客さま
急に台風が来ましたね。
荻窪も朝から、雨音がやまない一日です。

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ポット各種 10500円      
そんな天気の中、わざわざお出かけ頂くお客さまたちには、
恐縮し、感謝するばかりです。
それでも、初日の昨日よりは幾分は長閑な「銀花」。
少しお話し出来る時間をもてて、
聞き上手なお客さまも多く、ついついいろいろ、勝手なお話しに花が咲き。
いえ、咲いているのはぼくだけなんですけどね。

急須の使い方や選びからのアドバイスから、
話がドンドン広がりっていきます。
いやはや、可愛そうなお客様たちです。

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球体やなすび型や瓶子型やらポット各種 10500円
お茶のお話し。
お水の話。
だしの話。
「銀花」には少ない男性のお客様と、
楽しくお話しさせていただき、
面白い情報も教えていだだきました。

うつわの橋渡しでご縁をいただけた、
楽しいひとときでした。

              甘庵

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たから急須

たから急須で、
一度この急須でお茶を注ぐと、
その印象は忘れることが出来なくなります。
この急須でお茶を飲み慣れると、
お茶の味が変わってしまうので急須を変えられなくなります。
一杯のお茶を、大切にするようになり、
深く楽しむことを感じ取れるようになります。

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口が小さく茶葉は入れにくいかもしれません。
でも、茶さじなど工夫でカバーできるし、
ぴったりの茶さじを見つけて使う楽しみも発見出来ます。

繊細は造りは、壊れたり欠けてしまう安いかもしれません。
でも、急須は洗剤で洗う必要もないし、洗うべきでもないので、
食器と一緒ではなく、時間をとれる時に、
いえ、時間を取ってゆったりした気持ちを持って扱うことを教えてくれます。

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湯呑みでガブガブ飲むほどの容積が入りません。
でも、湯呑みは言葉の通り、お湯を飲んでいた器です。
お茶は茶碗で飲むもの。
それに、見かけより結構入ります。
茶葉を多めにして、こっくりじっくり入れたお茶を楽しむことを、
煎茶の美味しさを、教えてくれます。

たっぷり煎茶を飲みたいかたや、番茶やほうじ茶を飲むなら、
同じポリシーで作り上げたポットをお薦めします。

さぁ~おまちどうさま。
加藤財(かとう・たから)さん急須ポット展がはじまりました。
たから急須を手にして、お茶を楽しんでください。

                甘庵


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加藤財さん急須ポット展はじまります

財急須(たからきゅうす)ファンの皆さんお待ちどうさまです。
今年も加藤財さんの急須ポット展が、
いよいよ明日10/26金から始まります。

荷ほどきをしました。
橋渡しの役得でみなさんより一足先に、
全ての作品を手に触れながら、お目にかかれます。
今年は、新作もあります。
新色もあります。
定番中の定番もあります。
相変わらずに、うなってしまうほどの、
繊細できめ細やかな仕事には、
感心とともに、使ってみたいな~。
と、強く感じさせて、こまったものです。

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詳しい会場の状況は明日開店してなるべく早めに、
HP「催し物の作品と会場」のページをアップしますので、
お楽しみに。

              甘庵

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定番の仕事と出会いの仕事

稲垣明子さんの仕事は大きく二つにわけれます。
繰り返し作っていく定番のグレートーンシリーズと、
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原則的に同じであるこに縛られることなく一つずつ作る、
結晶釉の仕事や、
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練り込みの仕事や、
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面取りの仕事があります。
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それらは、全く違うように見える部分と、
実は同じと言っていい感性で作られている部分を、
総合的に繋がり構築されているのが、
稲垣さんの生み出す器の仕事です。

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グレートーンシリーズと結晶釉の素地は基本的に同じです。
時にフォルムも両用していますが、
ロクロの挽き方は全く違いい、結晶釉は釉を厚く施すために、
グレーシリーズより薄く仕上げています。
焼き上がった時に、稲垣さんのイメージの同じ厚さにするためでしょう。
そのために、光に空かすと、ガラスかと思うほど透けます。

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グレートーンシリーズの象眼と同じ方法で、
結晶釉も絵柄を描いています。
グレートーンは、定番として、揺らがないように、
絵柄がすっきりはっきり見えるようにしています。
同じ象眼でも結晶釉の方は、
予期された偶然を念頭においてですが、
窯によって釉の溶け方の違いで、
象眼した色や線が滲み出したり、
溶けて流れたりする様を景色にしています。

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練り込みや面取りは、
焼き上がりの窯変をイメージして、
釉や、化粧かけや、絵の具などを使って、
一つずつ描いているといっていい仕事をしています。

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さらに練り込みは、練り込みの文様も姿も、
全く一つずつ、その時の心のままにつくりだしています。
面取りは、グレートーンシリーズと同じくらいに、
径と高さを規格化しています。

一見すると、ときに別な人の作品にさえ見られる、
これらの仕事には、稲垣スタイルがしっかり構築されていて、
それは、手しえ、料理を盛り、片付けて収納してと、
使っていると、感じる使い心地などに同じ響きを感じて来るはずです。

一口に言ってしまうと、凄く真面目で真摯な仕事ぶりが、
稲垣さんの器一つ一つに仕込まれています。

                 甘庵


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入れ子になる器

稲垣明子さんの器が、使いやすい点について、
重なりが良くて収納しやすい点を上げましたが、
また、皿とカップや、皿とボウルの組み合わせが出来て、
使い方や表現の巾が広がることもお話ししました。

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左:グレートーン平ボール中 3200円 径12.5cm H6cm  
グレートーン平ボール小 2400円 径10.5cm H5.5cm  の入れ子
右:グレートーンカフェオレボウル 2800円 径13cm H6cm
グレートーンミニボール 1800円 径9.5cm H6cm の入れ子です。


重なりの組み合わせ=入れ子になる器も多いんです。
面取りの器の用に、焼成するときは重ねているわけではないのですが、
デザインがシステム化されているために、
良い感じに入れ子になって、美しくて収納性がとても良いんです。

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上画像の入れ子の器を広げるとこんな感じです。

平ボールの大小の差や、ボウルの大小などの、
すんなりり入れ子になる器は、
レイアウトの時にその組のまま使っても、
オシャレな演出効果もあがりますし。

家族数が少なくなっていくことや、若い暮らしの方には、
飲み物でも食べ物でも、和でも洋でも中かでも、料理を選ばず、
限られた収納スペースでも、使いやすい器の選び方になります。

                甘庵
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人気定番マグ

稲垣明子さんグレーシリーズの中で、
マグは定番品として人気が高く、
買い足しや補充をしてくださる方も多いのは、
美しいフォルムや使い勝手の良さを認めて、
リピーターになっていただいています。

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グレートーンショートマグ 3000円

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グレートーン プレート 2800円 径16.5cm  
と組み合わせると使い方がひろがります


繊細でいながら一つずつの主張のある、
絵柄も少しずつマイナーチェンジしたり、
新しい絵柄が増えたりしていって、
マイカップとしても選ぶ楽しさを広げています。

女性のリピータは、ハンドルの持ちやすさをあげる方が多く、
稲垣さんらしくオシャレでいて機能的なデザインのハンドルは、
ファンには定評が高いですね。

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結晶釉 ショートマグ 3500円
結晶釉 ロングマグ 3800円 


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結晶釉 プレート 2600円 径15.5cm  
と組み合わせるとちょっとシックに変わります


マイカップのマグを手にした時に、
コーヒーやお茶を心豊かに楽しめる時間
心豊かにしてくれるマグです。

              甘庵

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お気に入りの絵柄を揃える

今日のお話しは、グレートンの絵柄についてです。
クレートーンが絵柄の線描は、
絵筆ではなく、象眼して描いているのはお伝えしました。
手書きで描けば、同じ絵柄を描いても少しずつ違うのですが、
それがより自然に一つずつになっていきます。
それでも、しっかり稲垣文様。

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グレートーン ランチプレート 5800円 W31cm D21.5cm H2cm

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グレートーンピッチャー小取手付 2500円
グレートーンティポット 9000円


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グレートーン ボール中 4500円 径18.5cm H6cm
お気に入りの絵柄の器を、同じ器ではなく、
皿とマグと揃えたりする方も多いですね。
それでも、器が違うと、表情が変わる楽しさを味わえます。
受け取る側の、心の大きさにゆだねるところがあるのですが、
一つずつという、手仕事の一番の魅力です。
少しでも多くの方に、味わって頂ければと、
うつわ屋甘庵は橋渡しをしています。

                甘庵


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練り込みの魅力

明日稲垣さん記事にしようと思っていたのですが、
YOMEさんが美味しそうに盛りつけているので、
使うとこんなに素敵という素晴らし見本の記事がフレッシュな内にと、
今日2本目のブログです。

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稲垣明子さんの練り込みは、
ロクロの上に、2~3色の色違いの粘土を置いて、
ロクロを挽くことで練り込みの素地を作ります。
そこに、結晶釉を施すために、
素地も釉調も全く一つです。
気に入ってお求めになるお客さまによく言われるのですが、
「土星の輪のよう」「宇宙のよう」などと、
とても大きなイメージが広がるようです。

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やきものなのに、有機的な柔らかさや、
ふんわりとした質感が感じとれます。
モダンな器でもあるのに、和の総菜盛り映えするのも、
そのあたりにあるのでしょう。
 
                甘庵

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よろしければ去年の記事も・・・

開催中の個展の作品や作り手の「こんなところ」や「あんなところ」を、
ブログでご紹介しよう。と、思い内容を詰め出すと・・・。
あれ?これってもしかして・・・。
そうなんです。
稲垣明子さんのように、毎年個展を開催していると、
すでに、去年の、あるいは一昨年のブログで紹介しているではないですか・・・。

まぁー、昔の話を覚えていてくださるほどに、
説得力のある話でもないですし、
新しい読者の方々もおおいのですから、
焼き直しや、整理することで、
わかりやすくお伝えできると、前向きに・・・、
こじつけて書いていますがお許しのほどを。

ちなみに、昨年の稲垣明子さんの個展中の稲垣ネタブログは以下の通りです。
興味を持って頂けた方や、お暇な方は是非ごらんください。
     
                      甘庵

多彩は多才から 
めあと 
和だけどモダン 
食器の収納性 
稲垣さんらしい遊び心 
稲垣明子さんの練り込み 
稲垣明子”うつわ”の解明の復習1 
稲垣さんの素顔 
間口の広い器 
オンリーワン宣言 
ソフトフォーカス 


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重ね焼きの面取り

稲垣明子さんの器の印象は、磁器と言う方が多いようですが、
土ものの仕事がまた良いんですよ。
その一つに面取りの仕事があります。

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この面取りは、少し柔らかい内に、
包丁でザクザクって、面を取るそうです。
穴が空くことがあっても、スピーディに勢いのある、
面取りが、力があってシャープな稜線が得られるそうです。

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このシリーズは、化粧土や金属で色調を整えたりして、釉薬を掛けます。
焼成するときに、手間はかかりますが重ね焼きすることで、
スペースを稼ぎ、重なり向かい合った器の中外が反応しあって、
窯変に似た景色を出したりします。

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窯詰めするときに、高台に三個のトチン(粘土のツメ)を置いて、
画像の上のように、入れ子になるように重ねていきます。
重ね焼きは、釉薬を掛けて焼く前からある、古い方法です。
稲垣さんの器は近代的な方法の窯と手法から生まれていますが、
こうした、古めかし方法を取り入れることで、
手仕事の匂いを、魅力的に引き出しています。

             甘庵

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加藤財さん個展間近!

多くの方に楽しみにして頂いている、
加藤財さんの急須ポット展が10月26日(金)から、
いよいよまじまります。

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予定では、レギュラーの急須やポットや土瓶に加えて、
彫りのある急須やポット、また注器や水滴などが、
おおよそ300点以上が並ぶはずです。

そのテーブルや棚に隙間なくならんが姿は壮観で、
初めてご覧になった方は、お気に入りを選ぶ意気込みを一瞬忘れて、
息を呑む方が多いくらいです。

どれも加藤さんの急須ポットと直ぐにわかるのですが、
どこかが少しずつ違う個性を持っています。
手に持ってみれば、三者三様にお好みが違ってきます。
自分の手に合うお好みの急須やポットと、
きっと良い出会えるるはずです。

              甘庵


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カップ&ソーサー&ポット

稲垣明子さんのグレートーンのシリーズは、
透明感が強くて、わずかにグレーっぽい素地と、
象眼(ぞうがん=線彫りして絵の具を差し入れる方法)で描かれたスマートな文様の、
使いやすくて、飽きのこない器です。

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今回はシリーズでも人気の高い、コーヒーカップとティカップが、
とても充実しています。
銀花」の定番商品で、常設もしていますが、
これだけ、たくさんの絵柄を楽しめるのは、個展のときだけです。

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グレートーンコーヒーカップ 4600円

バリエーションの豊富な絵柄を、柄違いで揃えて楽しむお客さまが多いのも、
これをご覧いただければ、納得して頂けることでしょう。

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グレートーンティカップ 4600円

また、同じ絵柄でも、窯ごとに少しずつ違うところも、
手書きであり、自由で伸びやかな線描の魅力を、
損なわないためなので、
同じ絵柄でも、ちゃんと一つずつの出会いがあります。

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グレートーンティポット 9000円
グレートーンピッチャー小取手付 2500円


今回は、カップに合わせて、
秋の夜長にお茶を楽しめそうなポットも届いています。
カップ2杯が注げる、おおよそ300cc前後と小振りなので、
マイポットや急須にもちょうど良さそうです。
さらに、可愛らしいミルクピチャーもならんでいます。

たくさん並んでいるとはいえ、どれも一つずつなので、
なるべくお早めに出会って頂いた方が、
納得出来るご縁があると思います。

                甘庵


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結晶釉の器

稲垣明子さんの磁器の仕事には、
定番としてグレートーンの仕事が長い人気を器です。
もう一つ、個展の時を中心に作られる、
結晶釉のシリーズがあります。

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素地になる杯土は、共通なのですが、
クレートンより薄めに素地をつくり、
結晶化する釉薬を厚く施します。
窯によって、マットになったり、結晶化したりと、
同じように作っても違った表情で出来上がります。
いわば窯変を楽しめます。

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そのためもあって、同じ器を多く作らず、
そのほとんどが、単品の作品です。

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砂糖でコーティングしたような表情や、
流れて滲んだ動きのある色合いを見せます。
軽やかで明るい色調が多く、
食卓に華やかなアクセントをつけてくれる器です。

一つだけの器との出会いを楽しめます。

              甘庵


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プレートの薦め

稲垣明子さんの器は、スマートで綺麗なデザインでありながら、
使いやすいものばかりなのですが、特に、プレートはお薦めです。

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前に個人の窯でプレート(皿)を作るには、
窯全体のコストパフォーマンスへの意欲と、
計画性が必要なことをブログでご紹介しましたが、
稲垣さんはまさにそれらを上手くクリアしていて、
作品のクオリティ以上に魅力的な価格になっていると思います。

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それには、シリーズのボウルや、カップと、
組み合わせて使ってもらうこと、
組み合わせることで、器の広がりが出来ることを、
強く意識しているからでしょう。

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スタッキング(重ねられること)=収納性
組み合わせや取り合わせ=使う頻度の高さ>>元が早くとれる
これは、普段使いの器には必須な条件ですが、
当然それらもクリアしている、
稲垣さんのプレート、大小の皿は、
ぜひぜひ使ってもらいたい器です。

             甘庵

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70カットの画像

昨日はブログをアップする時間がどうしてもとれず、
家に帰ってからと思いながらも、バタンキュー。
ごめんなさい。

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稲垣明子さん個展初日の昨日、午前中は開店までは、
予定通りにダッシュで荷ほどき飾り付け。

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開店してから、まずは撮影。
画像処理、HP書き換えを、お客様の合間に処理して、
閉店ぎりぎりにアップ。

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閉店後に、お客さまへHP書き換えのお知らせメールを送信。
老眼酷使でも、これだけしかできない一日。
能力は仕方ないにしても、もう少しパワーが欲しいところ。

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でも、今回はいつもより、4割増しの70カットアップしました。
それはもう、稲垣明子さんがいつものことですが、
「これ一人の方の作品なのですか?」と聞かれるほど、
多彩な作品を作ってくれていて、
またそのどれもが魅力的なので、
ついつい、詳しくこれもこれもと・・・。
結果4割り増しの70カットに。
もちろん、一つずつのサイズと価格も書き込んであります。

是非HPをご覧になってください。

               甘庵

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稲垣明子展準備

明日10/12(金)から稲垣明子さんの個展がはじまります。
半分だけ荷ほどきをしました。
残りは、明日の午前中納品される荷を解いて、
開店11時までに、急ぎ飾り付けの予定。
う~ん、いつものことですが・・・、
初日は、開店まであわただしく時間が過ぎます。
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ですが、窯開けしたばかりの作品を、
いち早く手に取り眺められるのは、
うつわ屋のやめられない特権です。

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荻窪「銀花」では、企画展も品揃えも、
すべて甘庵の独断でセレクトできるのですから、
贔屓の作り手ばかりが続くわけです。
その荷ほどきですから、それはもう~、ミーハーチックにですね~。
ニタニタした顔つきになって、
荷ほどきする手が止まってしまうことを自覚して、
気を引き締めて、手を動かし続けることを意識し直します。

明日の午前中も、「ニタニタ」「せかせか」を、
交互に繰り返してあっという間に過ぎることでしょう。

                 甘庵


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武井順一巡回展

穏やかな秋日和の今日はオフですが、
いつものように、武井順一さんの企画を、
都留"もえぎ"さんへお持ちして飾り付けてきました。
どんな作品も直に手にしていただきたいところ。
とくにノミ目や木肌の質感は、手で触れて頂くのが一番。
お近くの方は是非お出かけください。

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               甘庵

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松の深皿

武井順一さんの企画展も今日が最終日になりました。
まだまだご紹介したいものがいろいろありますが、
今日は、広葉樹の作品が多い中では、珍しい針葉樹の器です。


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深皿 18900円
W40.5cm D17cm H5.5cm 松漆仕上げ


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松材の特性を表情にいかした、
四角い鉢といっても良いくらいの深皿です。
ケヤキや山桜やナラなどの広葉樹に比べると、
手持ちが少し軽めです。

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針葉樹の松も、軽やかで、素地が柔らかいわけですが、
繊維がしっかりしているので、
粘り強さをもっています。
北欧の家具にも松の仲間がよく使われます。
器にも使われていました。
どこかそんな匂いが、ぼくには感じられるました。

そんなイメージなのか、
ハロウィンやクリスマスの飾り付けが、
とても似合いそうだな~と、思い描いていました。

               甘庵


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木の片口

山桜の木魂から削りだした、
ノミ跡が豪快でいて、繊細で流れるフォルムの、
大きな片口です。
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武井順一さんの真骨頂といえる仕事です。
片口はシンプルは構造ですが、
鉢とは違い左右非対称の、向きのある器です。
そこがアンシンメトリーを好むぼくらのDNAに作用するのでしょう。
惹かれる方も多いはず。

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片口 大 63000円
W36cm D18cm H13cm 山桜漆仕上げ


量産の漆器などで普通は、鉢の形態を挽きだして、
別に作った口の部分を付け足して、形作っています。

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片口 中 29400円
W26cm D13.5cm H7cm 山桜漆仕上げ


武井さんの片口は、口の部分も含めて塊から刳りだした、
一木造りです。
そこからは、根太い響きが感じられます。
出会った木を最大限に活かして造りだそうとした、
木との会話が聞こえてくるからでしょう。

豊かに張り出した腰を両手で持ち、
伸びやかな注ぎ口ら、酒を注ぐと、
するすると細く流れ出て、盃を満たすことができます。
持った感触、注ぐ心地良さから、
木との会話が聞こえてくるようです。

               甘庵


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ミルクスツール

武井順一さんは、時折椅子も作ってくれます。
今回の企画には2点来ました。
その内の一つが「ミルクスツール」です。」


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ミルクストゥール 26250円 径26.5cm H29cm
ウォールナッツオイル仕上げ
何でも乳搾りの時に使う椅子からそう呼ばれるそうです。
武井さん曰く「両手が使えるように、このヒモを手に掛けて持ち運ぶため・・・」
だそうです。なるほど~。


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脚の部分に彫り出してヒモを通す部分をつくり、
通したヒモにも凝って、明治の骨董品についていたヒモをという、
道具故のディテールなんですが、
このあたりが、なんとも魅力的に仕上げてあります。

高さも29cmと軽作業にぴったりのサイズ。
可愛い姿と頃合いの大きさですから、
玄関において靴を履くときにして、
そのまま花台や、飾り台替わりにしても、
居間やキッチンにおいて、
予備椅子にも、何しろ両手をつかえて、持ち運びやすいですから!!

何気ないデザインのなかにも、
武井さんの気持ちと、手あとの残った仕事です。

                 甘庵


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スープの冷めない器

もしかして、今日ご紹介する器は、
武井さんが生まれ育ち仕事場にしている、
冬はかなり寒い軽井沢ならでは生み出せれた器かもしれません。

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去年の個展でお目見えして好評だった「スープボウル&スプーン」。
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続いて作られたのが今年の新作で、スープカップ&スプーンです。
これはまさに、お椀と同じ理屈で覚めにくい碗=カップと、
漆仕上げの木地を痛めない、木のスプーンのセットです。

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木のスプーンは木地だけでなく、
口あたりが柔らかく、熱いスープでも、
スプーンに唇を触れたときに熱くありません。

温かい物がご馳走になるこれからの季節、
熱いスープがなかなか冷めずにいただける、
優れものです。

冷めないということは、温まらないということでもあり、
冷たいデザートやドレッシング入れなど、
いろいろお使いいただけます。

シリアルに牛乳やヨーグルトというのや、
サラダなんかにも、良さそうです、
実は昨日一旦完売して、ご紹介する予定を見送ろうかと思っていたところ、
今日1客ですが、追加がありましたので、
ご紹介出来る運びになりました。
ネタがボツにならなくて喜んでいるぼくです。

           甘庵


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手鏡

三種の神器にもある鏡は、神秘的な部分があり、
神話や魔法や呪術の世界のアイテムとしてよく登場します。
また、女性にとっては、特別な道具として、
大切にされてきた物・・・・と思っていましたが、
今や、公衆の面前でお化粧・・・なおしでなく、
完全なお化粧をなさる女性たちを見かける世の中。

鏡は化粧をするための道具であるまえに、
身だしなみとして、自分を見直し、見つける道具であって欲しいと、
そうな風に思うのは、既に「うざいオヤジ」ゆえなのでしょう。

とはいえ、ナルシスな若い男性諸氏もよく見かけます。
「銀花」の入り口の脇にあるエントランスのドア枠は鏡面仕上げで、
ちょっとした姿見になるらしく、
その前で、ドアを開けずに、髪をいじる男性が、実に多いですね。
30秒とかではなく、1~2分ぐらいはザラです。
髪なんです。ネクタイでも、ジャケットの襟でもなく、
髪をなでたり、手で梳かしたり。
元から十分に綺麗に整っているように見えるんですけどね。
それより、シャツの手首のボタンを留めようよ~。
って、やっぱり「うざいオヤジ」してます。

さて、話を武井さんの作品へもどして、
手鏡が今回2点来ています。

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ナラ材の手鏡は、握り手に美しく流れる彫りのあり、
優雅なグルーミングの時を演出してくれることでしょう。

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ケヤキ材に埋め込まれた手のひらサイズの丸鏡は、
コブのナラ材の面白い木目を刳った蓋が着いています。

「身だしなみ」という意識を、
「うざいオヤジ」も忘れないようにしたいと思っております。

                甘庵 


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ころあいの楕円皿

武井順一さんの木の仕事は、
ロクロではなく手から生み出されることを活かして、
円ではなく、楕円や長方形や自由な不定形が多いとお話ししました。

今日ご紹介する楕円の皿2点も、
そんな武井さんらしい仕事の皿で、
また、一番日常のなかで活躍する器です。

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長皿 12600円 W35cm D15cm H2cm
カツラ漆仕上げ

この皿は、シンプルなデザインとノミ目を生かした何気ない楕円皿です。
その分、メニューや出番を選ばず、
また、使いごろの大きさで、1枚でも、人数分でも、
食卓でフルに活躍することでしょう。

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アザミ文皿 14700円 W27.5cm D18cm H1.6cm
ウォールナッツ漆仕上げ

ウォールナッツの質感にマッチしたアザミ文様を美しく彫り上げた、
こちらも、武井さんらしい仕事の楕円皿です。

皿として使うだけでなく、
プレートとして、敷き皿としても、
やきものやガラスとの取り合わせしても、
引き立て合って、豊かな演出の手助けをしてくれるはずです。

漆の仕上げをしてありますが、漆器としてというより、
刳りだした、彫り上げた木の表情や、
木目を最大限に生かし、また汚れや摩滅から守り、
日常で使いやすくする方法としての漆仕上げです。

長く身近に、木の器をつきあってもらうことを、
木肌や木目を楽しんで頂けるようにと願って制作しています。
漆器同様に、メンテナンスのお手伝いや相談も、
武井さんは気軽に受けてくれます。
どうぞ安心して使って見てください。

                 甘庵


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DM発送準備

荻窪「銀花」は2週間おきに企画展を展開しています。
今日の定休日は中休み。
朝からどんよりした天気は、いささか疲れ気味のぼくにはちょうど良く、
のんびりぬくぬくと本とスナックでだらだら。

うっかりブログ更新忘れそうでした。
この調子でよく、休み明けの予定をうっかり忘れてしまうことがあるから困った物です。
明日はもう、次の企画のDMの発送準備をしないといけません。

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次回の個展は、10/12金からの、稲垣明子 美しく研がれた器 展です。
伸びやかな形に結晶釉の柔らかな気配の練り込みシリーズや、
シャープなフォルムに象眼で文様を描いた独特な磁器や、
思い切りの良い面取りが生き生きしている陶器や、
一つずつの文様や解け合う色合いの綺麗は結晶釉のシリーズと、
魅力的で使いやすい器で、「銀花」が一杯になります。

是非、来週の予定に組み込んで、
「銀花」で直に手にして見てください。
その素敵さをきっと気に入ってくださることでしょう。

                     甘庵


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手で刳りだした茶托

手で刳りだしていく武井順一さんの仕事は、
多くあるロクロで引き出した鉢や皿や盆と違い、
その多くが円形ではありません。
楕円だったり、いびつだったり、不定形の器が多いのは、
武井さんの意識して、特性としているようです。
ご紹介する茶托も例外ではありません。

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茶托 4200円W14cm D11cm H3.4cm
タモ漆仕上げ


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隅を丸めた長方形の茶托は、
茶碗たまりがないので、小皿やコースターとしても、
使い方を限定されず、自由に工夫を楽しめます。

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茶托 42000円
W14cm D11.5cm H1.7cm
松漆仕上げ

松材を自由に切り取った形は、
同じ仲間と直ぐにわかっても、
重ねるとすこしずつどれも違う顔しています。

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裏を返すと、手で削った刃の後が小気味よく、
リズミカルな表情を見せています。

刃物を研いでは削ることで出来上がっていく、
手の後の残る仕事からは、木との会話が聞こえてくるのは、
武井さんのどの仕事にも、共通しています。

              甘庵


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甘い器

これは、武井順一さんの作ったシュガーポットです。
甘党なのに、普段はコーヒーや紅茶に砂糖を入れることのないぼくですが、
小袋を破りグラニュー糖をいれるのは、
サラサラとしけっていない砂糖がいれられるのは、
利点なのでしょうが・・・。
ゆとりを取り戻す時間を演出することのできる、
喫茶の時空には、ちょいとばかり味気ないな~って。
そう思っています。

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シュガーポット・スプーン 15750円
ポットW9cm D7cm H8.5cmスプーンL12cm
カツラ・まゆみ漆仕上げ

桂材をくりぬいた武井さんのシュガーポットは、
共材の蓋と、蝶番のように仕掛けがつくられていて、
やはり削りだした摘みをもって蓋を開けると、
マユミ材で刳りだしたシンプルなシュガースプーンが、
格納されている。

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おもむろに蓋を開け、
スプーンをはずして持ち、
1杯半の砂糖をカップに注ぎ、
甘露な至福の時を過ごす。
これ甘党なら・・・それなら3杯かな?
ともかく、甘美なティータイム間違いなし。

と、目茶苦茶な理屈をいうのは茶飯事のぼく。
茶々をいれるようはコメントもお茶に流して・・・水か~。
ともかくお茶れけて、聞き流すのはお茶の子さいさい・・・・。

閑話休題

全体にブラウン調に整えられているのは、
漆仕上げの色調なので、時間とともに透けてきて、
もう少し明るくなり、木目が浮かびあがり、
甘党の方に愛用されれば、
手ずれで色つやも増すこと疑いありません。

              甘庵

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