うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

自分の器を選ぶ楽しみ

自分の器を持っている方多いと思います。
ぼくらは当たり前の慣習ですが、
世界の常識ではないようですね。

そんな自分の器をはじめに手にしたのは、
ぼくは飯碗だったと思う。
瀬戸物屋さんに並ぶたくさんの飯碗が、
どれも違う柄で、またいろいろあって、
選ぶときに、わくわくしたのを覚えています。

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中條さんの飯碗が並んだ様子が、
その時のワクワク感を思い出せてくれました。

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同じ絵柄があっても、
少しずつちがったて比べたり、
見込みや外や高台なんかも見比べて選ぶ楽しさ。

飯碗に始まる、自分の器を持つことあたりが、
日本のヤキモノの、作る側も選ぶ側も、
レベルを高くしていた基本だったかもしれないと、
思っています。

              甘庵


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今日も裏みせます

昔、商家の主などは、
お得意様を意識してか、
江戸時代の規制のせいか・・・。
表だっては一見地味に見える選択をしていて、
たとえば、羽織なども表は、地味な色合いや質感でも、
裏には、手の込んだ、華やかな生地を使われたと、
伺いったことがあります。

中條さんの器は、それとは違いますが、
洗ったり、拭いたりと、
裏を返す機会の一番多いオーナーのためなのか・・・。
あるいは、作り手としての心意気か、
昨日のサインを含めて、裏まで気を抜かない、
いえ、手の込んだ仕事をなさいます。

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絵替金彩4.5寸皿 5客組20000円
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径13.5cm高さ1.3cmの平たい皿です
皿などは、オーナーでないと裏を返してまで、
拝見する機会は少ないでしょう。


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色絵絵替平鉢 5客組22500円
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浅めの鉢も食べた後では、
汁などあって持ち上げて見るのも、
マナーからいえば、はばかれます。
そのままでは見にくい部分ですが、
脇にも美しい絵柄が描かれています。


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絵替チビ半月皿 5客組10000円
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巾6.5cmほどの小付けの裏も、
返して見たお客様からは微笑みがこぼれます。

使ってこそ器を楽しむための器作りの、
一つの方法だと感じいります。

            甘庵


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オフなので裏を見せます

ちょっとのんびり出来るオフでしたが・・・。
日頃の行いが・・・・いいんだけどな~。
今日はどんより曇り空で寒い荻窪です。
ちょっと気持ちが晴れるような話題にします。

中條さんのサインや裏が楽しいと、
何度もお話ししながら、
画像を紹介していませんでした。
どれを紹介するか迷うくらいに、
どれをとっても「ニタリ」とさせられちゃいます。
今日は一部をご紹介しましょう。

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アルファベットのサイン 「Chojo」を、
輪郭にして可愛い笑顔が。

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こちらは高台内のサインが、
ライオンのたてがみに仕立てになっています。

発見すると、全部裏を返したくなり、
また、それを高い確率で裏切らないのが、
中條さんの器です。

           甘庵


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中條ワールドの器

中條正康さんの器の絵柄に、
オリジナルな・・・でも、国籍不明で、
それなのに懐かし・・・・。
不思議な中條ワールドの器があります。

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鳥だけど・・・見たこともない鳥。
兎だけど・・・いそうもない兎。
ペンギンだけど・・・ちょっと違うペンギン。
魚だけど・・・しゃべりそうな魚。

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なんだかわかる動物だけど、
不思議な世界の動物や、
古代文字のような記号のような、
絵柄がびっちり配されていると思えば、
色も不思議で華やかで・・・。
なんだかとってもウキウキしてくる。

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サインだって絵柄になっていて楽しいんです。
発見すると全部確認したくなるくらいに、
中條さんの仕掛けにはまって楽しめます。

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こんなにわくわくして遊べる器が、
中條ワールドの器なんです。

             甘庵

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四季折々

中條正康さんの器から、
四季を感じ、読み取るのは楽しい。

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金彩3.5寸皿 各3500円
小さな小皿のなかにも、
四季潜み仕掛けたあるのを見つけ、
時には、なぞらえる楽しみをもてるのは、
四季があり、四季を愛でてきた日本の風土に育ったありがたみだと、
年を重ねて行くほどに、ひとしお感じております。

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絵替色絵向付 各20000円
温暖化や○○ニーニョの気象変化で、
四季や季節の慣例が歪んでくると、
四季を愛で、節句を楽しむ、
暮らしの文化や味までもが、
失われて行きそうで、ちょっと寂しくなります。

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色絵絵替4.5寸皿 5客組20000円
せめて心意気は失わないように過ごして行きたいと、
息巻いているぼくは、
エアコンが突然こわれてしまった、
季節のままの荻窪「銀花」で縮まって仕事しています。

            甘庵


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フタ付の器

近年はフタ付の器を作る作り手も、
希望なさる使い手も少なくなりました。

温かいお料理をそのまま召し上がったいただくため、
フタを開けた瞬間に香りを楽しめるため、
開ける瞬間まで料理がわからないのはまた楽しいもの。
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部屋が暖かくなったから・・・。
香りや季節感が少なくなったから・・・。
時空を楽しむゆとりが減ったから・・・。

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フタを開けると立ち上る湯気、
広がる香り、目に鮮やかな盛りつけ、
フタを開ける期待感を楽しめる、
日常の器でも、
フタ付の器を楽しめる心構えを持ちたい物です。

             甘庵

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古典を今に活かしてこそ

中條正康さんの仕事を大きくわけると、
半分は、名陶工の尾形乾山の仕事を、
現代的に解釈して楽しく写した作品です。

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絵替松花堂向付 5客組30000円

今の暮らしの中で取り入れやすいようにと、
形や絵柄を使いやすくアレンジしてあります。

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大根文多用鉢 6000円
絵替小鉢 4000円


近代の和食懐石をリードしてきた、
だれでも知っているような有名料理店へ、
納品したり、注文された仕事をなさって来た経験が、
大変勉強になり、ベースにもなったと、
話されていました。

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椿文小鉢 5500円

一流の料理店でも、
ぼくらの食卓でも、
ただ繰り返すだけではなく、
伝統のなかに、今の輝きを取り込み融合させることこそが、
伝統が活きていくことだと、
中條さんの仕事から、改めで思いました。

             甘庵


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近くに寄ってとくとご覧あれ!

中條さんの器の楽しい絵柄に、
おいでになるお客さまたちも、
みなさん実に楽しそうにご覧になっています。

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この会期中は「可愛い~」と連発なさっっても、
特別に由とします。
だって、ぼくも言いそうになりますから・・・。

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何度も書いてしまいますが、
裏を返しても、絵柄があったり、
凝ったサインを見つけたりすると、
思わず口走ってしまいます。

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細かな絵柄も多く、すこし近視眼的にご覧頂くと、
なかなか奥深く楽しめます。

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ともかく、隙がないというか、
隙間がないというか・・・。
器をじっくり眺めて楽しんでいただければ、
中條さんの遊び心があってこそ、
出来上がっている仕事なのがわかって頂けるはずです。

               甘庵


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あたたかで華やかな器

荻窪の今朝も冷え込んだと思ったら、
北のほうでは、雪がかなり降ったようですね。
いよいよ秋から冬に季節が移ろうとしています。
荻窪「銀花」では、明日から中條正康さんの個展がはじまります。

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中條さんの作り出す器には、心がほんわりと温かくなる絵柄が描かれています。
下絵に加えて、多色の上絵も施されていて、
何度も窯で焼かれた、手の掛かる絵付け仕事です。
そのために、「銀花」では、
開催できても隔年となります。
楽しみに待っていただいたお客さまも多いこと思います。

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長く見せていただいていますが、
毎回新鮮は器や絵柄を見せてくれる中條さん。
今年もやっぱり新柄新作があり、ぼくもわくわくしています。

手がかかることから、価格も少し高めな器もありますが、
華やかで、気品がある器が多くて、
晴れの器として、十分に価値があると思います。

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師走、クリスマス、暮れ、お正月と、
晴れの場の多い季節です。
きっと素敵な出会いがあると思います。
ぜひ、手にとって頂きたい器ばかりです。

               甘庵

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荷ほどきの楽しさ

企画展の荷ほどきはいつもわくわくするのですが、
明後日からの中條正康さんの荷ほどきは、
ともかく楽しめます。
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豆のような小皿から、伝統的に格調高い向こう付けまで、
乾山写しやオリジナルの絵柄も、
楽しく微笑まし絵柄に包まれています。

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また、表だけではなく、裏まで絵柄があったり、
サインの絵柄になっていたり、
荷ほどきしながら、思わず手が止まってしまうこともしばしばでした。

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しかも、小さい物多いからなおですが、
総数が多いので、思いのほか時間もかかってしまいました。
というより、楽しい時間のため、
思ったより時間が経っていたというのが正しいですね。

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手にとって頂く機会を持っていただけたなら、
必ず裏を返して、楽しむことも忘れずになさってくださいね。
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                甘庵

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橋渡しを続けると・・・

「日常の漆器展」も今日までとなりました。
ご紹介した漆器は、日常の中で使いやすく、
気兼ねなく使って欲しい漆器をならべました。

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お椀のように身近な器なら毎日のように使ってこそ、
その良さも楽しめて、使いやすいことが、
当たり前のことなのですが、
誤解も多い、漆器という関門があるようで・・・。
その誤解を解いていただくには、
使って頂くの一番と、店を始めた当初から、
橋渡しをしてまいりました。

そのためには、綺麗に塗ることより、
使いやすく、丈夫に塗られたことを第一としています。
省くべきところは省き、
長く使うことで満足いただける漆器をと、
セレクトし、橋渡ししてきました。

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今年は数件のメンテナンスがありました。
25年使った5客組懐石椀のメンテナンスを受けて、
お時間をいただきましたが、先日お納めしたところ、
ご覧になったお客さまが感嘆の声をあげられ、
大変に喜んでくれました。
安価ではない価格ですが、
椀と蓋の10パーツを、傷や傷みの度合いから、
作業は色々でした。
傷が深いと、下地まで丁寧に落としてから、
長く使っていただいている表情に近づけるようにと、
心がけて塗り直してくださいました。
新しく作った方が早そうな手間のかかる作業です。

また、別の方は、10年目で、
擦り傷が激しいので、メンテナンスを依頼され、
同時に、「自分だけ違う」と不満を漏らしていた、
増えた家族のお子さん用にと、
現在作っていない椀でしたが、
作り手が快く作ってくださいました。

どちらも、椀を手放した作り手が、
使ってくださる方の愛情を感じとれる仕事だからこそ、
手間や儲けを考えずになさってくれます。
「銀花」でも送料以外は頂かないようにしています。

やきものの飯碗に比べれば、
高価になるお椀ですが、
こうして再生することも可能ですし、
そうしたくなる愛着もわいてくる器だと思います。

                 甘庵

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削られた肌が美しい

漆器の多くが木胎といわれる、
木の素地に漆を塗り重ねたものです。

木の素地作りはロクロで挽かれたものが中心です。
ロクロは手早く能率的で、普段使いには勝手の良い、
丸い平面を作り出せるからです。
椀や鉢や盆の多くがこの方法で生み出せれています。

用途が少し特別な形や、
他の手作業を加えたものは、
日常の食器より少し華やかなもの、
晴れの器に多く見られます。
また、手を加えることで、
「ひとつだけ」というの個性を引き立てることにもなります。

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面取鉢 ケヤキ 25200円
径31cm 高さ8cm 

松室裕重さんの鉢は、
ロクロで挽かれたケヤキの鉢の側面を、
大胆に面をとることで、ロクロで挽かれた質感とはまた違った、
力強いケヤキの素材感を引き出しています。

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隅切り鉢 楓 40000円
□24cm 高さ4cm

太田修嗣さんの角平鉢は、
ノミで繰り出された、シャープで彫刻的な表情を持ちながら、
凛とした気品を兼ね備えた上質感を漂わせています。

刃物で削ることが出来る、木という素材の、
削られたまま肌を活かすには、
品を失わない感性が必要です。
それには、作り手の力量である、
木との会話をぼくらにわかりやすく聞かせてくれる、
巧みな技の裏付けと、作り手自身が品性と感性を、
兼ね備えていてこそだと思います。

甘庵

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器を肴に

メタボリックにならないようにと、
心がけないとならない年齢になり、
がぶ飲みすれば楽しい年でもなくなり、
舌の方はいい加減でも、
せめて酒を味わう心のゆとりを持たないとと、
年々思うようになった。

量もそうたんとはいらない。
高価な酒でなくても、
舌になれたそこそこの酒が五勺もあれば、
もう十分。

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肴もそう凝ったものはいらない。
香の物でも、佃煮でも、
季節の野菜に塩でいい。

お気に入りの盃を肴に呑む。
しずしずと酒を注いで、
しずしずと呑む。
味を楽しむだけなく、
そんなひとときを過ごすことを楽しみたい。


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漆器は減るほど使える

漆器への誤解に剥げやすいものと、
誤解している方が多いのは、
悲しいことにそういった漆器があって、
その経験からかと思います。

身の回りの塗装されたもの、
たとえば自動車や、自転車のボディの塗装が、
ぶつけたりというアクシデントで、
外圧や衝撃を受けてでないかぎり、
塗装が剥げるということを経験することは、
まず滅多なことではないとおもいます。

同じように塗装である漆器も、
早々簡単なことで、剥げてはいけません。
というより、繰り返しですが、
「木の器を汚れず、扱いやすく、丈夫に使いやすくするために」
漆を塗ったものが漆器です。

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減るほど使えるようにと 縁・見込み・高台は麻布の下地です

確かに中身が木という、金属などより、
不確定要素があったり、四季の温湿度で変形する素材です。
その木の呼吸を止めない漆は、
乾いた皮膜面が、木の四季変化について行く、
他の塗料以上に柔らかさがあるからこそ、
丈夫な漆器が成り立ってします。


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木目を活かして椀ですが 摩耗しやすい縁や高台は塗り重ねしてあります

長い時間で生み出された漆器の技術が信頼されて、
日常の器に、幅広く漆器が使われていました。

使う側の優しさや、基本の知識は必要ですが、
それも、身の回りから漆器が減るとともに、
失われつつあるのは残念でしかたありません。

「根来塗り」と表現される漆器があります。
下地から塗り重ね、黒漆の上に最後の朱漆をぬり、
長く使うことで、朱漆が摩滅して、
下地の黒漆が見え隠れする様に、
侘び寂を見いだして数寄人たちに好まれ、
塗り上がったものを、初めからすり減らして、
「根来塗り」して制作され、可愛がられて伝統的に残っています。

この根来の基本は、減るほど使えることから生まれる、
伝統的な技術の裏付けであることと同時に、
そこまで可愛がる使い手の意気込みを、
ぼくらは忘れてはいけないと思います。

             甘庵


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飽きない茶托

村瀬治兵衛さんの茶托は、
荻窪「銀花」が始まってまもなくから、
ずーっと、ご紹介させていただいています。
その間に、2代目だった治兵衛さんが、
3代目にかわりましたが、
仕事ぶりも、揺らぐことなく、
使いやすく、飽きのこない、
手仕事の湯呑みを見事に引き立ててくれる茶托です。

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茶托大 沢栗 5客組 34650円
W15cm D14cm 高さ3.1cm
茶托中 沢栗 5客組 33600円
W13.5cm D13cm 高さ2.9cm
茶托小 沢栗 5客組 31500円
W12cm D11.5cm 高さ2.7cm

ぼってりした土ものでも、
しゃきっとした石物でも、
重厚な質感でも、軽快な表情にも、
不思議なこのとに、手で作られた、
作り手の匂いのある器とは相性がいいです。
逆に、量産の型物をのせると・・・、
なんだかぎっくしゃくしてしまいます。

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沢栗を横木で挽いて、
後はバリバリって力強いはつりで、
乾燥で自然な楕円に歪ませたあります。

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大きさも3種類揃っていて、
茶碗を受ける凹みがないので、
皿としても楽しく使い回しがききます。

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これは「銀花」でつかっている28年目も茶托小です
「銀花」で使い始めて28年目、ほぼ毎日使われて来た茶托は、
裏や高台があたるところはすり減って来ていますが、全体に艶が出てきて、
ぼくには使い続けてきた思い入れもありますが、
とても愛着のある表情に変わってきています。

               甘庵


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構えず使いたいお重

昨日のオフを挟んで今日から日常の漆器展の後半です。
前半のブログでは、一番使う椀を中心にして、
お話ししましたが、今日は少し大物のお話です。

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隅切り三段重 ヒバ 180000円
W24.5cm D17CM 高さ22cm

太田修嗣さんの隅切り朱三段重です。
真四角の箱が重なるお重にくらべて、
長方形の隅を切り八角は、
少しモダンに感じられるかもしれませんね。

お重というイメージに縛られて、
お正月や特別な時にしか使わないのでは、
使うための器なのに使わないのでは、
元がとれないし、器が生きてきません。

お正月以外もドンドン使って欲しいお重です。
手始めに、節句にいろいろ活用してほしいですね。
お寿司やご馳走や桜餅や柏餅などど。
季節を楽しんで盛り込みましょう。

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お花見だって、紅葉狩りだって、
運動会だって、特別でなくてもいいんです。
いつもの唐揚げとおにぎりを詰め込むだけで、
きっと幸せな気分になってきます。

気軽なパーティなら、とりわけのお皿と、
一段目に前菜。
2段目にお肉やお魚。
3段目にデザート。
と仕込んでおけば、蓋を開けるごとの楽しが広がります。
3人までのお客様なら、
一段ずつに盛りつけておもてなししても楽しいですよね。

タッパー(保存容器)がなかった大昔には、
お重がその役目を担っていたと思っています。
冷蔵庫もなかったので、
冷蔵庫の長く保存は・・・・ちょっとね。
でも、タッパー並に気軽に使って欲しい器です。

                 甘庵


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催し物予定

穏やかな日差しの心地の良い、小春日和の荻窪です。
HPの細かな整理などしていたら、
半日があっという間に過ぎてしまいました。

現在開催中の「日常の漆器展」の後、
今年の催し物も残り3つとなりました。
次回は「中條正康 あたたかな絵の器 展」で、
ほのぼのする絵柄が楽しい器です。

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その後の「西川孝次 冬晴れのガラス 展」のDMの発注もすませました。

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今年最後の「師走市」の先に、
来年最初の企画展の「三ツ藤佐展」のDMの準備もはじめました。

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この先は、ぼくの能力不足から、
なんやかんやとあわただしくなって行くのが目に見えていまが、
どの企画の、力のある作り手の企画展で、
甲乙付けがたいくらいに素晴らしい内容です。
どれも見て頂きたい企画が続くので、
早めに予定をたてて是非おでかけください。

               甘庵

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暖かさは冬のご馳走

今からの季節の我が家の食卓には、
漆器の出番がおおくなります。
漆器は、あたたかなお料理が冷めないことは、
他の食器はまねできません。

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陶器を暖めてから盛りつける配慮は、
温かい料理を冷めずにいただけるための心配りです。
寒くなれば、暖かさは一番のご馳走です。

その点漆器は、素地が熱伝導率の低い木なので、
他の素材に比べて、保温力が高い器です。

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たとえば大振りの椀が一つあると、
体の温まる具たくさんのおみそ汁、
煮物椀替わりに煮物をもりつけたり、
お変わりができる麺類を食べたり、
それに、お薦めなのが鍋物の取り鉢に使うことです。

欲張って一杯具をとっても、抜群の保温力だけでなく、
器が熱くならないんです。
いつまでも熱いままの鍋の具がいただけます。
猫舌さんにはだめですね。

               甘庵

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漆器を使う心がけ

漆器を見て大方のかたが好ましい物と思っていただけます。
他に比べるものがないしっとりした表情は、
遙か昔の日本の漆器が世界にも認められているからこそ、
漆を表す言葉として、japan があてられているくらいです。

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好ましいと思っていただいても、
日常に器としてなかなか使っていたけず、
たとえばお椀なども、質感や表情を写しとった樹脂のお椀や、
木地に樹脂を塗ったお椀ををつかっている方がまだまだ多いとおもます。

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それに、たまたま心ない作り方の漆器で、
剥げたり、汚くなってしまって、
漆器への信頼をなくされてしまっている方も、
おいでかもしれません。

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枕詞のように繰り返しお伝えしているように、
木の器を使いやすくするために漆を塗ったものが漆器です。
使うとき洗うときなどに、中身が木だということと、
塗装だということを念頭においていただければ、
特別な手入れや過保護ではなく、
器への優しさがあれば十分で、
楽に使える器が漆器です。

まずは、10年を目安に使ってみてください。
そのあたりで、場合によってはメンテナンスをすれば、
長い寿命を得ることができて行きます。

ぼく自身は、20年以上も日常で普通につかっているものが、
多くあります。
ぼくなりの扱い方は、過去のブログ記事したものがあります。
よかったら参考にしてみてください。

普段使いの漆器

漆器の使い方  

器と話す 4 漆器の声 


              甘庵



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飯碗とお椀と箸

毎日ご飯を食べる時に、自分の飯碗や箸やお椀を、
当たり前に使っている方が多いと思います。

庶民の飯碗がヤキモノになったのは、
明治以降鉄道網の発達と、瀬戸の石炭窯で、
手に入れやすくなったからと、
物の本で読んだことがあります。

それまでは、飯碗もお椀も箸も、
木地のままか、漆器を使っていたようです。
歴史のなかでは長い時間を、
木や漆器をぼくらの器として、使っていました。

それに、漆器のお椀も飯碗も使い勝手も良く、
使ってない方には想像しにくいようですが、
使ってもらえば思いのほか楽チンな器って、
思っていただけます。

それに、お椀も飯碗も使い勝手も良く、
使ってない方には想像しにくいようですが、
使ってもらえば思いのほか楽チンな器って、
思っていただけます。
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太田修嗣 根来椀2 みずき 18000円
W13cm D12cm高さ7.2cm



価格は確かにヤキモノより高いですね。
荻窪「銀花」でのヤキモノの飯碗が、
2000円ぐらいから5000円ぐらいです。
漆器の椀だと、13000円ぐらいから、
20000円ぐらいが中心。
平均で比べると5倍ぐらいです。

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上の太田修嗣さんの根来椀の見込みです
縁と見込みと高台をより丈夫にするための布きせが
美しい根来の調子さらに引き出しています


でも、18000円のお椀を、
年に200回使うとして10年使うと、
一回あたり、18000円÷2000回=9円です。
その中には付いてくる、心地よさは、
カードの宣伝ではないですがプライスレス!
だとぼくは長く椀をつかっている確信から、
自信を持ってお伝えし、お薦めしています。

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松室裕重 3.9寸椀 ケヤキ 12600円
径11.6cm 高さ7cm


長くつかってくださっているお客様たち。
是非、実体験のコメントください。
普段に長い年数を使ってくださっていての生のお声を、
漆器を普段に使うことが心配で踏み越えられない、
まだ漆器デビューをしていないお客さまへの、
参考意見としてお寄せください。
ぼくの話よりきっと、説得力あると思います。
よろしくお願いします。
 
             甘庵



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木地から塗りまで

荻窪「銀花」で開催中の「日常の漆器展」の漆器は、
そのほとんどが、木地作りから塗りまで、
作り手の手から生み出されています。

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やきものでも、かつての窯ものと違い、
個人の作り手は、ロクロを挽き、釉薬を作り、
時に絵柄を描き、施釉して焼成する。
それら全てを自らの手で行うのは、
やきものだでは当たり前のことですが、
案外漆器では少ないのが現状です。

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伝統の良さは良さとして、
でもその結果として、漆器のへの敷居が高いと感じている方が、
多いのではないかと思っています。

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荻窪「銀花」は開店当初から28年目。
その点を意識して作り手と出会ってきました。
塗り絵ではなく、下絵デッサンから全て描いてこそ、
良くも悪くも描く人の絵になると思っています。
同じように、ロクロを挽いた木地も、
ノミをふるった木地も、
その後の塗りをイメージしてする仕事で、
塗り上がるまでが一環した手の仕事の漆器です。

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もちろん、作り手は使っていただけることを、
しっかり頭に描いているので、
使いやすく丈夫な漆器に仕上がっています。
その先は使ってくださる皆様にゆだねています。
ぜひ、良い出会いの機会を持ってください。

               甘庵

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日常の漆器 使いやすくて丈夫 展 

日常の漆器 使いやすくて丈夫 展 が始まりました。
今日11月9日(金)から11月20日(火)まで、
お椀や皿や鉢からお重や大盤まで、
暮らしの中で、身近につかってこそ、
生き生きしてくる、使うための漆器が並びます。

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なんだか漆器は使いにくい特別のものと、
思いがちのようですが、
素地の木の器を、丈夫で使いやすくするために、
漆を塗ったものが漆器です。
手間がかかり、価格がその分高価に感じても、
その分丈夫になっています。

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まねて作った合成樹脂の椀にはない、
うるおった表情は、手にして使って頂ければ、
必ず納得がいく仕事のはずです。

価格の分も使うものであれば、
10年の単位で考えていただければ、
十分元が取れるはずです。
使う心地よさという、付加価値があります。

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なんとも歯がゆいのですが・・・、
手仕事の器に共通していて、
ぼくがいくら力説するより、
使っていただくのが一番です。
特に漆器は、木地に漆(合成樹脂でない)をしっかり塗った、
漆器を使った経験ががなく、
不幸なことにまやかしの漆器に出会ってしまい、
使う前から漆器への誤解を持っていらっしゃる方が多いのが現実です。
是非、信頼出来る仕事の漆器に出会っていただいて、
漆器を使う楽しさを知っていただき、
漆器への信頼を持って頂きたいと、
うつわ屋として、願うばかりです。
 
             甘庵


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使うための漆器

明日から「日常の漆器 使いやすく丈夫な漆器 展」がはじまります。
荻窪「銀花」が漆器で一杯になります。
漆器の基本は、木の器を丈夫に使いやすくするために塗ったものです。

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身近で使いやすい器の漆器なのに、
誤解が多いのは器の中では一番かもしれません。
ぼくらの中に流れる「木が好きな」DNAが、
使いやすい漆器が生み出し、
心和む器にしてきたのが漆器の歴史でもあります。

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今のぼくらの暮らしのなかで、使ってこそ生き生きする漆器を、
集めて並べました。
是非手にとってみてください。

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              甘庵

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加藤財急須ポット巡回展

昨日までの加藤財さんの急須ポット展は、
山梨都留市の「もえぎ」さんで巡回します。
今日飾り付けてきました。

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横手急須茶と白、後手急須茶と白と青と黄色、
新作リスの急須と全ての種類の急須と、
ポットも、茶と白、彫り、青、緋だすきをお持ちしました。
土瓶も、茶と白と、緋だすきと、グレーと揃っています。
少なくなりましたが、湯呑みのお持ちしました。

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「もえぎ」さんは都留ICから10分ほどのところです。
お近くのかた、紅葉狩りのついでに是非お立ち寄りください。

                甘庵


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基本は丸

加藤財さんの急須ポット展最終日になりました。
びっちりと並んでいた急須ポットが、
プロポーションが見え隠れするほどのなってきました。
それもでも選ぶ方は、
「これもいい、あれもいいし」
「迷ったらわかんなくなってきました」
などと仰りながら絞りきれずに迷う方がおおいですね。

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助言をさせていただいて、
候補を3点か4点ほどに絞れたときに、
いったん別の場所で移動して並べてもらいます。
水切れはどれもいいのですが、
水を入れて頂き、容積を確認していただき、
実際に注いでもらい、ご自分の手に馴染むものを探りだすようにして、
選ぶというより、心を鬼にしてふるい落としながら、
絞り込んでいかないと・・・・。

それでも楽しそうに小一時間ぐらい迷うかたは、
よくおいでになりますね。

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最後に「これにします」と決断の声をあげられて、
両手で愛おしそうに包み込んで、
ぼくに手渡ししてくださるとには、
すっかりお客様の体温と想いで暖められた、
急須やポットになっています。

加藤さんの生み出す丸い造形は、
目に優しく、心和ませてくれるフォルムで、
手に取れば、掌の心地よさにうっとり出来ます。

急須でもポットでも、
球体だけでなく、平形も、なすび形も、瓶子形も、
どれも、丸が基本に作られていて、
そのまろやかな美しさが、惹きつけられしまう魅力です。

                  甘庵


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加藤財さんの彫り

加藤財さんの彫りポットや彫り急須は、
主に個展の時にみることのできます。
通常やきもので彫りや面取りというときに、
やきものの特徴でを活かして、
生乾きのときに、包丁のような道具で、
切る取るように面を取っていきます。
その、スピード感が、粘りのあって切り取れる、
やきものの素材感を想像させる表情が楽しめます。

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加藤さんの彫りは、まったくちがった方法になります。
ほとんど完全に乾いた粘りのない素地を、
鋭利な刃物で、カリカリっという感覚で、
削り取る仕事になります。
どちらかといえば、木彫や石彫のような表情を見せて、
硬質感のある質感に仕上がっています。

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一度乾燥してしまった素地は、
堅いわりには、粘りがなく、脆い素材で、
削り取ることは、注意を払いながらの危うい作業となります。
左手の中にしっかりと、でも優しくポットや急須をつかんで、
右手で削って行くそうです。
作業中に取っ手や口を痛めてしまうことがあったと、
加藤さんから聞いています。
そのために、左手の方がストレスと受けて、
腱鞘炎になったりしていましたね。

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加藤さんは泣き言も、口もいいません。
確かにものつくりを極めるには、
当たり前に必要は努力なのでしょう。
まぁー橋渡しのぼくが、そのあたりをちょびっとだけ、
ネタにして皆さんに伝えて、
改めて彫りのポットや急須をみていただくと、
カリカリという音が聞こえてくるのと、
楽しんでいただけるかなと・・・。

                甘庵

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ツマミそれぞれ

加藤財さんの急須やポットが、
100個並べば、100色の姿形が並びます。
それは蓋のツマミをいう部位を見ても、
100個並べば、100色の姿形が並びます。

そこでちゃっとマニアックなディテール鑑賞になりますが、
蓋のツマミの画像を並べて見まました。


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いかがですか~。
面白いでしょ。
楽しいでしょう~。
って、マニアなぼくだから思うのかな。

細部にわたるまで、
手を抜かないというより、
一生懸命に作る心意気の表れでしょう。

           甘庵



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ポット色々

加藤財さんのポットが出来たのは、
財急須のファンから、煎茶には抜群の急須の魅力をそのままに、
「たっぷりお茶を飲む大きめのが欲しい」
「紅茶のポットも欲しい」
「番茶やほうじ茶を飲むたい」
などという声から生まれました。

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ポット 茶 丸 ・ナス・瓶子10500円
美しい姿の瓶子型が、
加藤さんのパートナーの「お花が生けられそうな姿の・・・」という、
声から初めてのポットとして出来上がり。
後は次々に、丸形、砲弾形、ナス形、アラジンと読んでる平形、
続々とできてきました。

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ポット 白 丸 ・ナス・瓶子10500円
丸形やナス形はは見変えよりかなり入り、400ccから500ccほど、
砲弾形やアラジンは300cc~400ccほどと、
お使いになる方の希望する容積によっても、選んでいただけます。


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緋だすきポット 11550円
色も、ベーシックな茶や茶黒、
白や緋だすき、また素地に呉須をいれた青などがあり、
釉薬ではない、素地の色と窯で、
すべて一つずつです。

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ポット 青 平・丸 11500円
お好みで、姿や色や焼き方を選び、
ご自分の煎れたいお茶や茶碗や湯呑みの大きさや家族数で大きさを選び、
それでも絞れない時のために、水をいれて試してもらうために、
会場にはいつもメジャーカップに水を入れておいてあります。

ところが皆さん、選び出したポットに水をいれて、
思いのほか入ると簡単の声を上げ、
切れの良さに感心し、注ぎ心地の良さを楽しまれていて、
かえって迷わすことになっているかもしれません。
その点は当たり前なのが加藤さんの急須ポットなんです。

まぁー結局決め手は、お好みになっているようですね。

                甘庵


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テーマ:科学・医療・心理 - ジャンル:学問・文化・芸術

心意気の見える納まり

加藤財さんの急須ポットを使って頂くと、
大半の方が、リピーターになっていただけます。
なんと言っても、気持ちの良い注ぎ心地と、
お茶が美味しくいれられることだと思います。

急須もポットも、お茶を注ぐための道具です。
そのための丁寧な納まりの積み重ねから生まれています。

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揺るがない蓋の納まり

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びっちりと丁寧に小さな穴が開けられた漉す部分

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切れの良さを決める注ぎ口

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掌の良い取っ手
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意外なほど容積は無駄のない厚みから

本体と口と蓋と取っ手と茶こしの各部品は、
細やかで生真面目な心意気で作られ、
一杯のお茶を美味しく飲んで頂くという心意気から、
財急須の納まりが生まれています。

              甘庵


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青と黄の急須

加藤財さんの急須もポットも、
基本は、焼き締めで丸いと言う点です。

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後手急須 青 丸 10500円
茶で始まった急須ポットに、
丸から発生した形が増えていき、
白い急須ポットも出来て、
個展の時には、手のかかる彫りや緋だすきも並ぶようになりました。
青い色も積極的な色合いとして出来てきました。
そして今回、黄色が加わりました。

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後手急須 黄 丸・平 9450円
ヤキモノとして、黄瀬戸や黄伊羅保など、
和の器としては、案外なじみ深い色合いです。
そして、茶席や食卓でも、ポイントになりながらも、
じゃまをしない色合いです。

ちょっと可愛らしい感じの新人です。
よろしくお願いいたします。
 
                甘庵


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