うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

定番おひな様 その1

荻窪銀花では、身の回りに気軽におけて、
心和む小さなおひな様を開店当初からご紹介しています。
中でも人気で長く定番のおひな様が、
道楽かん工房 真鍋芳生さんの作り出す、
張り子の「花びな」と「春待ちびな」です。

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道楽かん工房張り子
花びな 4095円 H7.5cm


「花びな」は、現代彫刻を勉強してきた真鍋さんらしいおひな様だと思います。
和紙を何枚も張り重ねて作り出す張り子になかった、
新しいフォルムと造形美が感じ取れます。
「花びな」から受ける、新しい感覚は色落ちることがありません。

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道楽かん工房張り子
春待ちびな 3990円 H8.5cm
二色あり


「春待ちびな」が出来上がった背景には、
真鍋さん自身のちょっぴり辛く懐かし物語があるそうです。
若さからでしょう。
何でも賭け事で一時的貧乏になってしまい、
雪の降る寒い地方で、山菜や野草を食べたり・・・。
はやく暖かい春が来ないかと、とても待ち遠しく思ったそうです。
そんな記憶から、この明るい表情のひなが生まれたそうです。

どちらも飽きのこない、いつでも新鮮なおひな様として、
長い人気に支えられて、銀花おひな様の定番になっています。

               甘庵


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日差しに春を感じて

オフの今日は薄日ながらお日様も照り、北風も一休み。
気温も二桁になる予報があたりそうな暖かさです。
近くの白梅の蕾も急に膨らんできました。

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明日で1月も終わり。
直ぐそこに節分、立春が待っています。

背筋を伸ばして、縮こまっていた姿勢を、
春向きにかえて行きたいと思います。

          甘庵


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福を招く

道楽かん工房の真鍋芳生さんの作りだす、
張り子の面や人形や、土人形などは、
なんだか嬉しくなってきて、
元気にさせてくれる力があります。

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招き猫君たちも、なかなかユニークで、
ユーモラスで、ほのぼのしてきます。

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道楽かん工房張り子 招き猫 中
4095円 H16~17cm


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道楽かん工房 土人形 招き猫
1050円 H5.5~7cm


手に入れた人は、この猫君たちを目が合うと、
自然と笑顔になって、
まずは自分がプチ幸せを手に入れ、
そんな笑顔は周りの人にもプチ幸せを伝え・・・。
結果、自然と、福や人を招くことになるかも!!・・・しれません。

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道楽かん工房張り子 招き猫 小
各2940円 H10.5~12.5cm


験担ぎや、他力本願的来福というより、
そばにおくだけで、
まずは自分がHappyになれそうな、
招き猫君たちです。

         甘庵


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犬筥・いぬばこ

お伽犬(おとぎいぬ)とも呼ばれたそうで、
伝統あるひな祭りの飾りだそうです。
狛犬のように男犬と女犬が対で、
名前のように箱になっていて、
お守りや、身の回りの物をいれたようです。

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さかいゆきみ 犬筥中 12000円 H6.5cm

そんな奥ゆかしくありながらも、
楽しい暮らしの道具を、
さかいゆきみさんが、作ってくれています。
今年は、中と小が来ています。

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さかいゆきみ 犬筥小 10000円 H6cm

中におひな様が入っているのも、
さかいゆきみさんらしい心配りで、
フタを空けた時の嬉しさはひとしおです。

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中に小さなおひな様入ってます

伝統的なお約束のとおりに、
独特の髪型や、おめでたい絵柄が描かれています。
なぜか、厳かな気品を心地よく感じるのは、
日本の生まれ育ったゆえんなのでしょうね。
伝えていきたい、風習です。

             甘庵


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梱包作業におわれて

昨日は巡回展へ移動するための、
新聞紙と格闘の梱包作業に一日おわれてしまいました。
慣れているとはいえ、ガラスと漆器の発送は、
それぞれに、気を抜けず、手間もかかります。

また、そういうときには重なるもので、
お客さまへの発送もあって、
包んで包んで詰めて詰めてという一日でした。

08doll952.jpg
道楽かん工房 張り子ブ
熊乗り金太郎 4200円 H17cm


と、ブログが滞ってしまった言い訳です。
そうそう、ブログだけでなく、
HPの企画展が始まった時にアップすページも、
先ほどやっとアップしました。
「四季をめでる人形展」の会場が見られます。

08doll954.jpg
道楽かん工房張り子
春待ちびな 3990円 H8.5cm
二色あり


62枚の画像を加工してアップするときに、
不思議なもので、へなちょこ腕前の撮影でも、
画像になると、違った発見もあった、
結構楽しみながらやっています。

それがあるから、続けられるのですね。
それは、心して作ってくれている作り手の気持ちが、
見えてくることでもあり、一生懸命に、
橋渡しをしていかないとな~って。
毎回思っています。

            甘庵


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春遠からず

「銀花」におひな様や人形たちが並ぶと、
なんだか春がもうすぐって感じてしまうぼくです。
今年も「四季をめでる人形展」がはじまりました。

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おひな様、五月人形、招き猫、縁起もの人形などが、
にぎにぎしく並んでいます。
いつも、うつわが中心なので、
たまには、違った華やかさになって、
春を近くに感じるイメージを、楽しんでいるぼくです。

hina181.jpg

張り子や土人形や、やきものなどの素材で出来た人形は、
暖かく長閑な質感で、
器もそういうところあるのですが、
器よりもっとリアルに作り出した作り手に、
どこか似ている・・・と感じでします。
人形の表情から、作り手と似た部分を発見するのも、
ちょっと愉快に楽しんでいます。

             甘庵


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雪の道中も楽しい

雪のため滑り止め規制の出ていた、
中央道でしたが、ぼくが出かけていくときには、
雪はバンバンふっていましたが、
おかげさまで、道は空いていて、
雪景色を楽しみながら、
山梨都留市の「もえぎ」さんへ、
光藤佐さんの企画を持って模様替えをしてきました。

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「銀花」と同じく根強いファンのお客様たちも多く、
使っていただいての良さが裏付けになっているお話しを伺え、
うつわ屋にとっては、なにより嬉しいことです。

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帰りには、小降りになって、トンネルと抜けて、
東京都にはいると、雨になっていました。
雪の中の日帰り出張でしたが、
ちょっと雪国に出かけてきた気分を味わえました。
店以外の仕事は気分転換になり、
違うお客様にもお目にかかれますし、
今日も、楽しく仕事をさせていただきました。

             甘庵


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人気定番のサラサラ皿が入荷

お待たせしました。
巳亦敬一さんの人気の定番「サラサラ皿」が、
R(朱)とG(緑)の両方が入荷しました。

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サラサラ皿 R/G 2,800円
W14.5cm D12cm 高さ3.3cm 


長く人気の「銀花」定番です。
このところは、よめ膳@YOMEカフェの大井さんも、
ブログやレシピ本でも使ってくださるので、
問い合わせも多く、いつまでも人気があります。
*YOMEの楽チン☆レシピ・P60のレタスの煮浸し

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赤い摘みが可愛いアクセント

それは、もちろん使って楽しく、
盛り映えするからで、
それはリピーターが多いことでも、良くわかります。

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ちょっとシックな緑も人気

店頭に並んでいますが、
「銀花」のHPからもご注文いただけます。
とはいえ、数には限りがありますので、あしからず。
1/22(火)、23(水)、24(木)とお休みをいただくので、
心配な方は、メールでご注文してください。
注文順にご手配させていただきます。

               甘庵


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斬新洒脱

朝鮮唐津は、ケイ酸分の多く「しのぎ」が出やすい灰釉と、
流れやすい鉄釉を掛け分けした器をさして、
そう呼びます。

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朝鮮唐津鉢 18000円
W23cm D22.5cm H5.56cm


桃山時代ごろから見られる、
その意匠は、当時としては、
かなり斬新で洒脱に写ったとおもいます。

水差しや花器などが茶陶として、親しまれ、
印象的な掛け分けは、長く作られ続けてきました。
と同時に、一歩間違うと、
ちょっと下品な表情にもなりかけないところもある、
手法だと思っています。

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ものつくりの姿勢が反映する、
雅味や品を持つのは、難しいとことですが、
持っていないと、使う器として盛りつけしにくく、
直ぐに飽きてしまいます。

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光藤さんの朝鮮唐津は、
さりげない中にも、趣があって、
勢いや大胆差も見えます。
使うことで立証されたファンが多いのは、
そのことを、よく物語っています。

               甘庵


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温故知新

光藤佐さんの食器を中心にした器が、
使いやすく盛り映えがして、
使うほどに良い感じで侘びて行くので、
一度使った方が、根強いファンになってくださることが、
多い作り手です。

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器としての内容に直接には関わらないのですが、
酒器や碗などの、風雅や嗜好の要素の強いヤキモノを、
光藤さんは、自分の楽しみのためと言っても良いほど、
作り続けています。

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それはちょうど、自動車メーカーのレース参加に、
似ているのではと思っています。
今すぐ役にたつわけでもないかもしれないし、
そうそう、売れるとも限りません。
でも、ハードルを高くすることで得られる技術や、
経験してみないと、見えてこないところを、
体験し会得するところは、同じ要素ではないかと思います。

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茶陶は長い歴史の中ではぐくまれたものです。
品と格、侘び寂、数寄心など、
伝統的な技や心構えも必要な奥の深い仕事になります。

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名作や骨董に目がいくようになるのも自然なのでしょう。
まさに「温故知新」そのものですね。
「ふるきをたずね(あたため)あたらしきをしる」
他の世界でも通じることでしょうが、
物作りには欠かせないことなのでしょう。

              甘庵

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大井さん 応援してるよ

よめ膳@YOMEカフェの大井さんは、
いつも一生懸命な姿勢を見せてくれます。
でも、いつも長閑でほんわかしてて、
ゆーちゃんにも、目茶苦茶あたたかなママでいます。

忙しなかを「銀花」に来てくれたときには、
穏やかなのにたくさんのパワーをもらって、
心が和んでしまいます。

その大井さんにしては、すご~くとっても、
珍しくブログの更新の間があいていた。
きっと忙しいんだろうな。
もしかして、体調くずしてしまわれた・・・。
少し気になりかけていたら、
昨日の更新で、なんだかわからないけど、
辛そうな感じ。

器を引き立ててくださる盛りつけで、
器に日の目を見せていただいて、
感謝するばかりのうつわ屋は、
「よめ膳@YOMEカフェ」のファンとして、
わけはわからないけど・・・・応援してます。
いっぱい応援してます。

                   甘庵


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冬のご馳走を盛るのにピッタリ

冬型の天気配置の今週の荻窪は、晴れて寒い毎日が続きます。
どうしても温かな総菜を思い描いてしまいます。
根菜の好きなぼくは、ゆげの上がる炊いた大根や里芋で大ご馳走です。
こんな器に盛れば喜びも倍増です。

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三島鉢 深 12000円
φ19cm H8.5cm


このように、素地に凹みを作ったり、線掘りしたり、
印判を押して凹ましたところへ、
化粧土を入れ込んで、文様としたものを、
まとめて、「三島:みしま」と呼ばれています。
粉引や刷毛目と同じように、
半島が伝わり、好まれ伝わってきた手法です。

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日本に伝わってから呼ばれたらしい三島という名の由来は、
三島神社で出していた三島歴というのに、
見た感じがにているところから、
そう呼ばれたというのが通説ですが、
はっきりしたところがわかりません。

ぼくが感じるとことでは、ヤキモノの名前だけなく、
名称や呼称として定着するには、
響きとイメージが一致するからこそではないかと思っていて、
その点ぼくには、「三島」も、響きとイメージがすんなり入ってきました。

さて、光藤さんの三島鉢は、
飛びカンナで内外に飛ばしたリズミカルな文様と、
見込みに押した花印で構成されています。

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刷毛や粉引と同様に、全体の色合いや肌合いは、
どちらかといえば、地味なのですが、
白化粧土で浮かび上がった文様から、
気品と華やかさが漂う器です。

この鉢の見込みには、
先日お話した色見穴から投入した、
ミニ薪のかせた効果も有り、
重厚な趣も見せています。

イメージ湧いちゃうな~。
やっぱ、味の染みたあつあつの大根がいいかな~。

               甘庵


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マイカップVS自分の湯呑み

近年は、仕事場で使うマイカップは、
ぼくの時代は、勤め先に自分の湯呑みなどを持っていっていましたが、
近年は、仕事場で使うマイカップは、
自分の湯呑みより、マグを使われる方が多いようですね。
それも時代の移り変わりと思っていたら、
トレンディドラマなど見ていると、
オシャレなオフィスでは、
紙コップでコーヒーを飲んでいたりします。

紙コップでは使い捨てで、もったいないし、
環境にも・・・と、思っていたら、
なんでも、カップを洗う時に使う、エネルギーや、
洗剤や水を考えると、省エネだとか・・・。
でも、心も乾きそう・・・。

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お気に入りのマグなら、
仕事中の緊張をほぐすひとときに、
力を発揮するはずです。

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粉引マグカップ 3600円
φ8cm H8cm
安南手マグカップ 3600円
φ8cm H8cm


今回の光藤佐さんの個展には、
粉引と安南手の2種のマグが届いています。
容積は程よくいれて、200cc=1カップほどです。
どちらも、使い慣れるほどの、
しっとりをした表情に変わり、
持ちやすいハンドルと口あたりの良さは、
手にも唇にも馴染んできます。

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安南手筒湯呑み 4000円
φ7cm H9cm


湯呑みは、趣が深い安南手が届いています。
碁笥(ごけ)高台の筒湯呑みです。
こちらも手触りと口あたりが滑らかで、
お茶を頂くたびに、和まされることでしょう。
*碁笥高台(ごけこうだい)は、碁石をいれる入れ物の碁笥の高台の形から、
そう呼ばれています。

マグでも、湯呑みでも緊張を解きほっとする時間を作り出す、
仕事場や暮らしの中でも、大切なアイテムです。

             甘庵


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四段重ね と マイナーチェンジ

光藤佐さんの人気アイテム「黒釉八角鉢」の、
珍しい6寸(対角が18cmです)が入荷しました。
早速重ねて記念撮影。

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黒釉八角鉢6寸 5500円
φ18cm H6.3cm


うーん、壮観です。
とはいえ、6.5寸は完売。
5.5寸は残り1客です。

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一昨日の黒釉片口の記事に、
いつもコメントを頂くN.Kojima さまから、
「やや、鉄釉っぽくみえますね」とマニアックなコメントいただいたので、
コメントのお返事にも書いたのですが、
少し加筆して、みなさまにもお知らせしておきます。

N.Kojima さまの推察通り、鉄がメインの釉薬です。
一般的な黒釉や、黒織部、黒楽、天目釉なども、
黒い発色の基本は鉄です。
ガラス質になる配合の釉薬に鉄分を加えて、
含まれる鉄を第一酸化鉄状態にすれば、
黒が出ます。

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鉄だけだと茶や黄色に偏り気味なので、
黒の色に深みを増すために、マンガンや、コバルトを加えて、
深みを増します。
作り手の好みで、その他の金属を入れることがあります。

鉄や、その他の金属類を、
酸化鉄やベンガラや、黄土や、その他、
自分で掘った鉄分の多い土や鉱物で、
調整する人もいます。

大昔は精製された、フォーナイン(9999/10000の純度という意味)の金属も、
作られた酸化金属も手に入りませんでした。
その揺らぎが、趣として、侘び寂の色合いとして好まれてきました。

明治の頃に、純度の高い酸化コバルトが手に入るようになり、
新しい物好きが多い作り手たちが、
直ぐに使いだし、目の覚めるような青い染め付けができました。
でも、直ぐに飽きてしまったようです。
一時期の印判手などにだけみられます。
純度の高い酸化コバルトに、鉄やマンガンなどをいれて、
自分好みの呉須に調整していったようです。

現代でも、光藤さんのように、
伝統的は物を作ろうとしている作り手は、
いわば不純物に相当するものを、
あえて、添加させたりして、深みを出しています。
光藤さんも、酸化鉄ではなく、
ベンガラを使っているようですね。
釉薬は自分で調整して灰を使い、
土も、自分で掘った土を作品によって変えながらも、
少し加たりと、いろいろ工夫を重ねています。
「定番のものでも、常にマイナーチェンジしてます」と、
言っていた光藤さんです。

               甘庵

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徳利のひらきは片口

光藤佐さんの個展後半に届いた、
ちょっとユーモラスに感じる片口をご紹介します。

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右:刷毛目片口 大 8500円
W15cm D12.5cm H7cm
左:刷毛目片口 小 6000円
W13.5cm D11.5cm H6.3cm


この片口の作り方は・・・いえ、レシピは、
ロクロで活きの良い徳利を挽きだし、
まだ、堅く乾燥してしまう前に、
口から尻にかけて縦に、糸で二枚におろします。

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手で持てる程度に身が締まったときに、
座りの良くなるように、
ひも状にしたとも土をドーナツ型にして、
腹に手早く丁寧に取り付けます。

そのあと完全に乾く前に、
用意した化粧土を(分量はお好みで)、
手製の藁束の刷毛で、美しく美味しそうに、
勢いのある刷毛目を挽きます。

その後は良く乾燥させて、
天然国産灰を中心にして合わせた灰釉を施します。
この時に、ひらきの本体を安定するところで持って、
釉がけするのですが、指跡が景色として、
ご馳走になるような配慮を忘れずにすることがポイントです。

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さて、焼きですが、
基本は還元炎で、しっかりじっくり、
中まで焼き上げ、釉と土が絡み合い、
陶器の旨味をしっかり出し切るように焼きます。
ただし、ただ温度を上げるだけでは、
無機質に、また身が固く、味気ない仕上がってしまいます。
土味の柔らかさを失わない工夫が、
美味しい仕上がにとって、大切なポイントです。

こうして、光藤さんの片口、
李朝風徳利のひらき刷毛目片口の出来上がりです。
酷のある純米酒や、冬ならではの濁り酒なども、
冷えた体に染み渡り・・・よろしかと思います。
冷え込んでいる毎日です。さっそく今晩のレシピにいかがでしょう。

                    甘庵



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今日から光藤佐展後半

今年の光藤佐さんの個展は、前半後半と分けて開催しています。
中休み明けの今日から21日(月)まで後半の会期です。
会期中お休みはありません。

後半にあわせての新しい鉢、碗、ぐい呑み、皿など、
追加作品や、補充の作品も届きました。

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またまた秀作が多く、今朝の荷ほどきもワクワクさせてもらいました。
対照的な片口2種が届いたので、
今日と明日、それぞれをご紹介してみます。

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黒釉片口6.5寸 7000円 φ19.5cm H7.3cm
黒釉片口5.5寸 5000円 φ16.5cm H6.3cm
黒釉片口4.5寸 3800円 φ13.5cm H5.5cm


人気の黒釉の片口が入れ子になる大きさの6.5寸・5.5寸・4.5寸で、
こう重ねた姿を見ると、まとめて欲しくなってしまうのは、
器好きのサガでしょうか・・・。
さりげない形ですが、凛としたロクロ挽きで品のある姿で、
みじかい口なのに、片口の機能もしかり果たし、
盛って由、注いで良し、なかなかの優等生です。

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グルメでも、料理上手でないぼくでも、
料理のイメージが広がり、使いたくなる器なのは、
光藤さんの器らしい魅力そのものです。

                甘庵


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甘庵の目線でみる器 その2

昨日に続いて、ぼく好みの光藤さんの器を一つ取り上げて、
さらに、近視眼的見方になりますが、
見所や名称を解説してみます。

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今日は良い感じに貫入の出た長石釉のぐい呑みです。
だましだまし、長く焼くことで、
良くしまっているのですが、酸化気味で、
柔らか土色に上がっています。

見所の多いぐい呑みに仕上がっています。
釉がけの指跡が火間(ひま=釉薬が縮れて火色がさしたもの)
を浮かばせています。
高台は長石釉のお約束通りに、
見事な梅花皮(かいらぎ=釉の縮れた様子)になっています。

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掘った土を配合している素地からは、
石ハゼ(素地の中にあった砂粒や石粒がはじけて出てきている割れ目の景色)も、
見えます。

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酒器はまず、器自体が肴にならないといけません。
器好きには、見所や景色のあるぐい呑みや、
姿の良い徳利があれば、それを肴に、
愉しく盃を重ねていけます。
このぐい呑みなら、きっと美味い酒が呑めることでしょう。

                  甘庵


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甘庵の目線でみる器 その1

ぼく好みの光藤さんの器を一つ取り上げて、
かなり近視眼的見方になりますが、
見所や名称を解説してみます。

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この刷毛目皿(化粧土を素地に藁束などで作った刷毛でひいいたもの)は、
ガス窯で焼いている光藤さんですが、
管理用の小穴から、細めの薪を投げ入れて届く範囲にあった皿で、
灰かぶり(焼成中に薪の灰が素地にかかり釉薬化して付着したこと)
の状態が表現されています。

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また、重ね焼き(器を重ねて焼いた方法)のため、
トチン(重ねて焼いたときに釉薬などで器が着いてとれなくならないようにする耐火性高い土で作ったツメ)
の「めあと」(トチンのとれた跡)が、見込み(器の内側)や高台の景色になっています。

少しカセた(マットしたり、ザラついている感じ)、灰がかりの部分が、
使い込むことで、艶が出てきたり、澄んで来るのが楽しみ。
見込みと高台にある「めあと」も使うことでいち早く侘びた景色になるでしょう。

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達者なロクロ挽きから生み出された躍動感ある切れのいい口作りからは、
作ることを楽しんでいる光藤さんの喜びが感じとれます。
勢いある刷毛目は、パワーがあるだけではなく、
全体が侘びている器ながら、凛として気品を存在させています。
身近で使いたくなる器です。

           甘庵


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甘庵お薦め器 その4

甘庵お薦めの光藤佐さんの器を、続けてご紹介しています。
今日のテーマは、「すぐに元がとれる器」です。
そこで選んだのは、多目的な器、使い回しのきく器、多才な器と、
いったちょっと雑誌の見出しにありがちなコピーにぴったりな、
その名もフリーカップです。

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白磁しのぎフリーカップ 3800円
φ8cm H7.5cm


ちょっと大きめのソバチョコ仕立てのフォルムは、
高台が大きく、安定しているので、置いて使う小付にも、
お茶からコーヒー紅茶などのコップとしても、
ダークな色から明るい色合いま映りもいいでデザートカップにもと、
大きさで選択出来るものなら、何でもこなします。

半磁器でしっかり釉薬がかかっているので、
堅くて、摺る音も出にくく、スプーンやフォークも気兼ねなく使えます。
匂いや、色が移り安いものでも、問題なく、
お好みで漂白材を使いたい方にもOKです。
「しのぎ」された側面は、手がかりがしっかりしていて、
女性には大きめの口径で、真っ直ぐな形状でも持ちやすく出来ています。

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「銀花」でお渡しする日常の器のほとんどがそうですが、
急熱急冷をさければ、オーブンも電子レンジもOK。

お気に入りのレシピもきっと盛り映え間違えなく、
出番も多くなること請け合い。
となれば、使う頻度が多くなるばかり。
結果は、「すぐに元がとれた器」となります。

                甘庵

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甘庵お薦め器 その3

甘庵お薦めの光藤佐さんの器をご紹介しています。
今日のテーマは、「光藤さんの器デビューなら?」です。

そのために、毎日使えて、手に取り、口に触れ、
使い勝手の良さを感じていただける器であること。
使い込むことで、少しずつ変わって行く、
陶器の楽しみを体験して頂くには、
使う頻度が高いこと。
などが条件かと考えで、マグカップをお薦めします。

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粉引マグカップ 3600円 φ8cm H8cm 200cc
安南手マグカップ 3600円 φ8cm H8cm 200cc


今回の個展には、粉引と安南手が来ています。
どちらも土もので、安南も粉引ベースで仕立てられています。
使うことで、貫入が入ったり、釉薬が落ち着いて来たりと、
土ものの醍醐味、侘びていく表情も楽しめます。
とはいえ、光藤さんの器は、
「焼き切っている器」とぼくが表現している、
しっかりと焼けている器です。
汚れと侘び寂は違います。
使うことで不潔に汚れていくようなことはありません。

使うごとに、器を温めることも兼ねて、
お湯をいれると、茶渋やタンニンが付きにくくなります。
それでも、洗うことは大切。
茶渋やタンニンが気になるときは、
タワシなのでごしごし洗ってください。
でも、土ものなので、漂白材は・・・使わないでくださる方が、
土もの本来の表情が楽しめます。

自分の器を洗うと、高台などの土見せや、釉薬の際などの、
「さくゆき」を味わうことや、
使っていくことでの変化が、
自然と理解出来て来るはずです。
このあたりは、作り手の技量や器作りへの思い入れが、
はっきりと出てしまうところです。
光藤さんの器なら、お薦めです。
そのあたりを確実に、しっかり楽しめます。

                 甘庵


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甘庵お薦め器 その2

昨日は光藤佐さんの、使いやすい器をご紹介しました。
今日は、光藤さんの遊びの器をご紹介しましょう。
今回、新しくお披露目の瑠璃釉です。

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荷ほどきで、この瓶たちを手にしたときに、
ぴーんと来て、「今度はガラスだな・・・」とつぶやいた甘庵です。
パクリのみっちゃんと、ご本人を前に、
言い切ってしまう、失礼は甘庵ですが、
もちろん悪口ではありません。
探求心の豊かさからトライして、
作り手としての感性や技量に広がりと深さを着けるためには、
大変良い方法だと、親しみもあっての、
賛美も含めての「愛称」のつもりです。

事実、近年のぐい呑みなど、
手にして微笑んでしまう出来のパクリに、
心和み、楽しませてもらっています。

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瑠璃釉小瓶 32000円
W7cm D6.5cm H13cm


そして、今年は「ガラス」にその範囲が広がったと思っていると、
「ガラスの歴史は・・・」「ガラスの・・・」と、
光藤さんのガラスへの興味や質問が、会話に多いこと。

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瑠璃釉小瓶 32000円
□6cm H13cm


「これ、ガラスをパクった?」
などと失礼は発言。
でも、心大きな人の光藤さんはニヤケるばかり・・・。
たぶん銀化した古いガラスの表情から、
インスパイアーするところあって、
自己啓発培養したのが、この瑠璃釉瓶のようです。
個人的には、凄く好きです。

               甘庵



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甘庵お薦め器 その1

光藤佐さんの器はどれもお薦めなのですが、
中でもというのを、いくつかご紹介します。

よめ膳@YOMEカフェでご紹介いただいたりで、
人気沸騰中の長期定番の黒釉八角鉢と、同じ釉薬の皿です。

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黒釉皿   8000円
φ22cm H4.5cm


光藤さんの黒釉が盛り映えする釉薬なのは、
使い勝手のいい鉢で、認知度が上がってきました。
同じように、この皿も甘庵特押しの器です。

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口径が22cmで、見込みは緩やかな傾斜で、
広がりがあるために、プレートでありながらソースだまりがあり、
縁の立ち上がりもあるために、
煮汁があるものを平鉢として盛れ、
カレーやパスタなどの日常の定番メニューにも、
使い勝手が良い器です。

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スタッキングも良く収納も優等生です

晴れから褻(け)まで、そつなくこなし、
和洋中華エスニックと、料理のジャンルも問わない、
甘庵お薦めの、良くできた器です。

               甘庵

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明日1月7日(水)と16日(水)は営業します

荻窪銀花は通常水曜日はお休みですが、
お正月スケジュールで明日は営業いたします。
光藤佐さんの個展は、
前半の1月11日(金)まで無休です。
1月12日(土)~14日(月)は寒中休み。
後半の1月15日(火)~21日(月)まで無休です。
ただし、最終日の21日は5時までの営業です。
水曜日にお出かけしやすい方も、
ぜひお出かけください。
お待ちしております。
        甘庵


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さりげなくて飽きない器

光藤佐さんの定番の器として、
息が長く、人気のある器に、
粉引兜鉢があります。

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左から:粉引兜鉢4寸 2600円
φ12cm H3.8cm
粉引兜鉢5寸 3000円
φ15cm H4.5cm
粉引兜鉢6寸 4600円
φ18cm H5cm


頭にかぶる部分にツバがついた兜を、
逆さにした形になぞらえて、
そう呼ばれてきた、伝統的は形です。
もちろん、バランスは作り手により違うのですが、
ツバの部分が額縁になり、
くぼみに中高にもると、
とってもリッチな気配が漂い、
形から自然と盛りつけしやすく、
先人たちから受け継いで来た形です。

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粉引兜鉢4寸、5寸、6寸を入れ子にしたところ

料理の達者な光藤さんならではの、
配慮がなされて決まったきているバランスなのは、
盛りつけて見るとわかります。
おるお客さまの弁をそのまま使わせてもらえば、
「適当に盛っただけなのに、何でも決まって美味しそう・・・」
嬉しく、また、ぼくも同感なのですが、
的終えたご意見だと思っています。

大きさが寸刻みになっているので、単身者のかたに、
入れ子になるのに惹かれて求めていただけることもあります。
料理や量に合わせて選ぶことで、
使いやすくて出番が多いと伺っています。

焼き切っている粉引なので、
長く使うことで少しずつ、表情が侘びてきます。
それがまた楽しく、飽きのこない、
さまざまな場面で、長く使える器です。

              甘庵

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渋い華やかさ

光藤佐さんの生み出す器は、
一見は渋く地味な感じなのですが、
盛りつけてみると、意外なほどに、
料理が映え、一体化して、とても華やぎます。

その器の底力は、伝統的なヤキモノの仕事をしているからなんです。
キャッチコピー的に表現すれば、
天然物、ピュアー、混ざりけなし、純国産・・・というところです。
たとえば「灰」は、釉薬の成分として大きな意味を持ち、
調合にとって大きく表情の変ります。
光藤さんの釉薬に使う灰は全て、
お自家製もしくは、近所のおばあさんから集まってきた灰を使っています。
昔はあたりまえだったのは、
竈などの調理や、囲炉裏や風呂などの熱源には、
薪が使われていて、身近に灰が手に入りました。
それを、灰汁ぬきして釉薬の材料にします。

ガスや電気や灯油が燃料や熱源になり、
灰が身の回りで生み出されない環境になってからは、
多くの作り手が、材料屋さんから手に入れるようになりました。

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三島鉢6.5寸 11000円
φ19cm H4.5cm
花形印を押し化粧土を埋めこんだ三島手・・・渋い華です


それでも、光藤さんのように、
未だに灰が手に入る環境かでも、
水にさらして灰汁抜きする面倒から、
使わないかたも多いのですが、
自分の目指す器の表情に、
渋く地味ですが、古い形のヤキモノらしさを求めれば、
必然的に、灰が大切になるはずです。

灰が溶けて溜まったり、流れを見せると、
うつわ好きの甘庵などにとっては、
見所であり景色と、よだれものになるのですが、
均一ではない、濁っているという見方にもなってしまいます。

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刷毛目鉢6寸 8000円
φ18cm H4cm
焼成中に投入した灰が自然釉としてかさなり
景色に深みをだしています
重ね焼きして着かないための5コの目跡も
数寄者には 見所の景色です


器の見所は、華であり景色なのですが、
時代の流れに変わることがある部分はあっても、
和のヤキモノという本質が変わらない以上は、
和の美意識には、侘び寂という感性も大切にしていきたいと、
もちろん、全ての人とは思いません。
それでも、できれば理解頂ける方へ、
伝えて行かなければならない、
ぼくらの先人たちが積み上げてきた大切な感性です。

少しでも興味を持たれた方には、
見る物ではなく、自分の手にふれ、出来るなら、
ぜひとも、身近ななかで使っていただく機会をもって頂きたいと、
うつわ屋としては、願ってやみません。
   
                      甘庵

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光藤佐氏 来店

一年ぶりのお目にかかる光藤さん。
健康のために毎朝ランニングを欠かしていない成果か、
一段と精悍になられたように感じられました。
でも、話してみれば、
相変わらずの光藤ワールド健在。

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どこか長閑で穏やかで、
ちょいとお惚けが入ったトークに、
引き込まれて行きます。

話の組み立ては、思考方法の表れだと思いますが、
同じように、ものつくりの姿勢にも、
しっかり反映すると思っています。

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今回は花入れや花器が少し多く届いています。
ゆったりとした姿の中に、凛とした気配が漂うのは、
ぼくには好まし光藤さんらしさです。
花屋さんには、似合う侘びた感じの花がなかったので、
実家の庭から採ってきた千両を、
とりあえず投げ入れたのですが、
それだけでも、確かに広がりが生まれてきます。
花材を選ばない、花器の力を見せられた気がしました。
話し相手を、引き立て引き込み光藤さんの会話と重なる気がします。

               甘庵

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秀逸の出来

08年初めの企画「光藤 佐 盛り映えのする器 展 」が、
始まりました。
「銀花」には少ない男性の顧客のG氏が、
いつものように格好いい自転車で隣の区から来店してくれました。
まだ三十路のG氏ですが、長い顧客というのは、
なにせ中学2年生からという、長年の・・・。
いえ筋金入りのお客様です。

G氏のような目が肥えていて、
長いお付き合いいただいているお客様は、
生半可のものでは、お求めいただけません。
そりゃ~そうだ、食器棚には「銀花」で求めていただいた器が、
一杯詰まっていて、それこそ、売るほどあるから。

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いつもは慧眼を活かして即断のG氏。
今日はいつになく、随分悩んでいただきした。
いえ、良くて、振り落とすのに苦労されていました。
そうなんです。
今回の作品は、一段と良いんです。
特に、ぐい呑みや杯の酒器と、
新作の瑠璃釉小瓶は秀逸の出来です。

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G氏とも話していたのですが、
器は既にどれを取っても、
盛り映えがして使いやすい器でした。
そこに、この数年はぐい呑みや花器など、
「嗜好のうつわ」に趣が深まり、
G氏やぼくなどの、うつわ好きには、
実に好ましい匂いに満ちております。

この手は魅力は、好みもありますが、
いずれにしても、手に取って頂いてこそ、
感じ取れるもの、出来れば是非とも、
直に触れて見た頂きたいと思っています。
明日は作り手の光藤さんが来店いたします。
この機会に、作り手との会話もお楽しみください。

               甘庵


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初荷

平成20年の初荷は、
明日5日(土)からの光藤佐さんの個展の作品でした。
段ボールのなかにびっしりとつまった荷ほどきは、
新聞紙の包みを解くたびに、心躍ります。

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光藤さんの器作りの想いや姿勢は、
初めてであった時からぶれることなく、
純粋で真っ直ぐなところです。
頭で考える手作り出すことより、
真摯で素直な器への想いから、
生み出され続けて来ています。

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新聞紙の山になりますが、
心地よい荷ほどきでした。
その心地よさを少しでも早くお知らせしたくて、
HPの画像アップをいつになく、早めに進めました。
価格やサイズは明日になりますが、
ぜひ、光藤ワールドの気配を感じとって見てください。

                甘庵


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うつわ福袋2

お正月をまったりのんびり過ごしている甘庵です。
少しは動くなりしないといけないのですが、
食べたばかりで、ちょいとウエストサイズが・・・・。
まぁーお正月だから由ということで。

明日は、年始めの企画展「光藤 佐 盛り映えのする器 展」の飾り付けです。
毎回、荷ほどきは楽しみですが、
贔屓の光藤さんはことのほかです。
頑張って体を動かしましょう。

そうそう、「うつわ福袋」の一部を訂正しました。
お得な組み合わせになっています。
ご覧になってみてください。
その内の一つをご紹介させていただきます。

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三千円の「飯碗箸セット」
定価4300円が3000円に!五組限定
ぼくたちは、自分の器をもつ習慣があります。
その基本の飯碗と箸を選らんでみました。

飯碗 武田千秋 絵柄違い 定価2300円
径12cm 高さ5cm 陶器
飯碗はなるべくお好みの絵柄をお送りしますので、
ご希望絵柄AかBをご指示ください。

粉引蒔地塗箸 朱または黒のいずれか 2000円を1膳
長さ23.2cm 一番太いところで□0.92cm
平均の重さ10.5g
ヒバ材 漆 江口忠博作 漆器

                 甘庵

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穏やかなお正月

元旦に続いて今日も良い天気の荻窪です。
街も長閑な気配で、静かです。
窓越しの日だまりでぬくぬく。

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駅伝中継を見ながら、寝正月に近い状態で、
のんびりさせてもらっています。
いや~極楽極楽。
それにしても、ランナーたちの力って凄いですね~。
手仕事の技も、同じことが言えます。
伝える側のぼくも、頑張ります。

北から南から、はたまた、海の向こうでは、
皆さんはどんなお正月お過ごしですか。
少し聞かせてくれませんか。

               甘庵


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