うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

素敵な新作が豊富

お待たせしました。
巳亦敬一さんの個展が始まりました。
今年も素敵な新作が豊富で、ワクワクしてきます。

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いつもの淡く仄かな光を抱え込む、
不透明な彩りのガラスの器と、
べっこう飴のような色合いを持つ、
新スキシリーズにも新作が届いています。

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ほとんどの届いたアイテムは、HPでご覧いただけます。
本当は、手にとって光にかざしたりと、
独特に光りを感じるガラス器をですが、
参考にはなりますので、ぜひ覗いてみてください。

アイテムは豊富ですが、
それでも手仕事なので、届いている数量は、
そう多くありません。
やはり出会いになるので、
気になっている方は、早めにご来店をお待ちしています。

                甘庵


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巳亦ファンお待たせいたしました

今年も巳亦敬一さんの個展の季節になりました。
例年になく、まだまだ風が冷たい日が多いのですが、
きっと巳亦さんの彩りガラスが、
爽やかな初夏の気配と運んで来てくれることでしょう。
巳亦敬一 彩りガラス 展
4月30日(金)正午~5月17日(月)
5/5水.12水はお休みです
最終日は18時までです

10mimata_.jpg
今年のDM用に撮影した新作です。

まだ、どんな器が並ぶか楽しみにして、
期待を膨らましているところですが、
今年もうっとりする新作が見せてくれることでしょう。
加えて、従来の人気の器もなるべく作ってもらうようにと、
お願いしてありますので、
そちらを楽しみにしておいでの方も、
期待なさってください。

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今年のあかり展に先行して届いていました。

不透明で優しい色ガラスは、
光を集めて、仄かに煌めいて、
優しい明るさをもっています。
これからの初夏や夏の季節はもちろんですが、
いずれの四季に使っていただいても、
冷たさを感じることなく、
盛り映えする器で、年々ファンが増えて行きます。

10lamp813_20100427145307.jpg
同じグリーン系の片口を演出していました。

色ガラスというより、
窯ごとの釉調が変わるやきもののような、
その時ごとの、ときには、1つずつの色合いの器です。
個展に合わせて色々と作ってくれていますが、
数量は手作業なので、そう多くはないので、
器とお客様の出会いになります。
タイミングで、売り切れて手に入らないことも、
やきものと同じ事がいえますので、
どうぞご理解ください。

               甘庵

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決算市最終日

決算市は今日が最終日になりました。
特にお買い得な催し物会場は、
次の企画展に模様替えしますので、
受け付けも今日までとしますが、
常設展示の商品は、在庫がある限り、
WEBからのご注文に限り、
5/4火まで決算市の割引で承ります。

ブログでは、今日までの催し物会場から、
定価の25%引き(丸銀会員は定価の30%引き)の大奉仕品から、
一例として、いくつかご紹介します。

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鶴見宗次 9寸手ひねり鉢白 定価15,750円 径27cmH8cm


このぐらいの大きな鉢を1つもっていると、
何かと役立つ器です。
どんとご馳走盛りつけても、
花を活けこんでも、
果物を飾り付けても、
鉢自体のもっている彫刻的な力もあって、
華やかで、存在感がある、力強い見方になります。

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大河内夏樹 しっぽグラス♀大 定価3,100円 径9cmH10cm

吹きガラスの柔らかな質感と、
綺麗な素地の重量感あるボトムに、
集まる光や、映り込み酒の色が、
美味しい酒を頂く肴になります。

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武田千秋 ドット湯のみ 定価2,000円 径8cmH5.5cm

可愛いフォルムと紺のドットの、
モダンな湯呑みは、
色々な飲み物がいただけて、
デザートや、小付けにもと、
使い回しが楽しめます。

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福水敦子 手ひねり絵替わりビアカップ 定価3,150円
径約9cmH12~13cm


手ひねりの歪みが手に優しく納まり、
柔らかな手書きの草文の絵付けが施されたビアマグは、
350mlのビールがちょうど入ります。
マイビアグラスとして作り出されましたが、
冬場には焼酎のお湯割りなどに使う方が多いです。

まだまだ、会場にはいろいろならんでおります。
動きもあるので、売り切れのときにはごめんなさい。
また、HPの画像が間に合いませんが、
動きのあったところには、
魅力的な新しい器を補充しています。
午後から天気は怪しいのですが、
ぜひお出かけください。

             甘庵



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うつわ替え

天候が今一つかみにくく、
冬のコートをまだ手元に置いていたりしましたが、
さすがに、もうお世話にならなくても良さそうです。
衣類に「衣替え」があるように、
器にも「うつわ替え」があっていいと思います。
ゆとりのある先人たちの中では、
自然に行われていたようです。

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稲垣明子 グレートーンシリーズ作品
グレートーン 飯碗 3200円
グレートーン 飯碗 2800円
奥:グレートーン 碗 9800円
グレートーン 飯碗 3200円


大がかりな事はできなくても、
良く使う自分の器を、四季に合わせて、
あるいは、夏冬で替えるのも、
季節を感じ採ることを楽しめます。

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奥:藤田佳三 紅安南飯碗大 3675円
手前:藤田佳三 安南手飯碗小 3150円
手前:中條正康 飯碗 大 4500円 小 3500円
手前:山口利枝 染め付け飯椀 2520円
奥:村木律夫 銀彩点文飯椀 定価3600円
右:村木律夫 灰釉飯椀 定価3000円
右:村木律夫 灰釉飯椀 定価2800円


自分の器の代表の飯碗などは、
気軽に替えられて、効果も多いと思います。
これからの季節は、少し軽やかにしたり、
明るい色合いにしたりと、
素材感を替えてみたり、
浅めにしたり、端の広がったものにしたりと、
ご自分のお好みの素材感の中でも、
選択する楽しみを持てると思います。

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左:小林東洋 灰釉線文フタ付碗 9000円 ×2
手前:光藤佐 青木賊飯碗 3000円
奥:小野寺友子 灰釉飯碗 2100円 ×2
奥:武田千秋 線文飯碗 2300円
奥:武田千秋 点文飯碗 2300円
手前右:光藤佐 木賊飯碗大 4200円×2


明日までの決算市なら、いつもの作り手の常設品も、
お買い得になっています。
きっと皆様それぞれにお好みの器があると思います。
詳しい出展品は、HPでからじっくりご覧いただき、
気になる物があったときには、
お気軽にお問い合せください。
その時には、HPの中の画像の枠の上にある数字や記号もお知らせください。
ギャラリー側のページは2桁の「数字」を、
常設のページは、棚の記号の「あいうえお」や画像の3桁の数字と、
作品の品名や作者や特徴などお知らせください。

在庫があるときには、まずお取り置きしてから、
器の在庫状況や値引き後の価格等、
メールでお返事させていただきます。
  
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気分を変える器

四月から新しいスタートを切った方も多いと思いますが、
もう一ヶ月過ぎてしまいます。
少し落ち着かれ、環境にもなれてきたころかと。
連休後からは、いよいよ本格的に稼働しようと、
構想を練られているのでは。
ちょっと気持ちを切り替えて、
毎日使うマグを替えて、
気合いを入れてみてはいかがでしょう。

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何かと慌ただしい連休が過ぎれば、
変わらないいつも毎日が戻ってくるけど、
そろそろカップを替えて、
少し気分を変えてみてはいかがでしょう。

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5月になると、母の日があります。
今年は9日(日)ですね。
毎日使う湯呑みをプレゼントして、
そんな時に、フレッシュな心持ちになってもらうのはいかがですか。

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良質な器なら、テンションも上がり、
気持ちも穏やかになり、気分が華やぎます。

となれば、こんなご時世なので、
お買い得な決算市をご利用ください。
と、こじつけが強いですが、
手仕事の気持ちの良い器は、
使う事で、気分が変わります。
うつわ屋として、自信を持っております。

気分を変えてみる器を探す目線で、
もう一度決算市のHPを眺めてください。

           甘庵


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人気作り手の器もお得にお買い物

お日様がでているのに、風が冷たいです。
それでも、週末なの決算市にお出かけ頂く方も多く、
ブログが今頃のアップです。

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藤田佳三さんの絵粉引や粉引

予定していた記事の器が、
もらわれていってしまったので、
違うお話しを書き直しております。
また、売れてしまうかもしれないので、
あまりピント絞らずに、大きなくくりにします。

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荒川尚也さんのアワのグラス

常設棚に並ぶ人気の作り手たちの器も、
決算市会期中なら、とってもお得に手に入ります。

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光藤佐さんの使いやすい器

それぞれの作り手が荻窪銀花で、
長く個展を続けていただけているのは、
多くのファンの方たちに支えられてです。

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巳亦敬一さんの柔らかな色合いのガラス器

それは、それぞれの作り手の器を使っていただけて、
その良さから長いファンになってくださいます。
決算市での器とのお得な出会いは、
人気作り手のゆえんを体験していただく機会です。
ぜひご利用ください。

                  甘庵


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経済的に豊かな酒を呑む

ご紹介したいものは売るほどある決算市ですが?
否、全てがご紹介したい器だと思っていますが、
会期の6日間の記事では限りがあるので、
それぞれが、一例としてのご紹介で、
それぞれが、見本としてのご紹介になります。
決算市の常設品から、素敵な片口を並べてみます。
(常設品は全て定価から一割引きです。)

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ブルーグレー鶴見宗次 手ひねり片口 定価4200円
鶴見宗次 手ひねり片口 定価5250円


好ましい片口は酒を注ぐのはもちろん、
氷をいれてアイスペール+溶けた水で水割りにしたり、
肴を盛りつけたりと、
何かと酒が進んでしまいそうです。

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荒川尚也 片口 定価6300円

片口に限らず、酒器選びの基本として、
器自体が魅力的で酒肴にできるものを選びたいものです。
決算市開催中に上質な酒器を格安で手に入れて、
ゴールデンウイークはお家でゆっくりと、
美味しいお酒をより美味しく経済的にいただけます。

10kessan1154.jpg
鶴見宗次 手ひねり片口 定価3150円
鶴見宗次 手ひねり片口 定価3150円


きっと皆様それぞれにお好みの器があると思います。
詳しい出展品は、HPでからじっくりご覧いただき、
気になる物があったときには、
お気軽にお問い合せください。
その時には、HPの中の画像の枠の上にある数字や記号もお知らせください。
ギャラリー側のページは2桁の「数字」を、
常設のページは、棚の記号の「あいうえお」や画像の3桁の数字と、
作品の品名や作者や特徴などお知らせください。

在庫があるときには、まずお取り置きしてから、
器の在庫状況や値引き後の価格等、
メールでお返事させていただきます。
  
               甘庵


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格安ですが・・心豊かに

今日から4/27火までの6日間は決算市です。
棚卸しに合わせての春の恒例になっている、
決算市では、日頃のご愛顧へ感謝を込めて、
価格でお返しいたします。
格安のお買い得品をご提供いたします。

10kessan65.jpg
このテーブルの商品は定価の50%引き!!

とはいえ、いつもの荻窪銀花で橋渡ししている器ですから、
甘庵の独断の好き嫌いですが、
使いやすく飽きのこない、使う事で心豊かになる、
どれも、自信をもってお薦め出来る器です。

10kessan67.jpg
このテーブルの商品は定価の30%引き!!一部40%引き

出会いがあれば、必ずお得なお買い物になります。
ただ、手仕事ですので大量に作れるものではなく、
在庫には限りがあります。
特別お買い得で並べている器は、
後がないので、思いっきり価格にしていますので、
売り切れてしまった時にはごめんなさい。

10kessanich03.jpg
常設コーナーは全て定価の10%引きです

それでも、並べている棚に隙間が出来たら、
会期中は次のお買い得品を並べますので、
ご縁はタイミングですから。
きっと好い出会いをしていただけると思います。

遠方の方は、メールか、電話03-3393-5091でで問い合わせください。
発送も承っております。

                   甘庵

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決算市はじまります

荻窪銀花も、気がつけば30回目の棚卸しです。
30年間甘庵が身勝手な営業を続けられているわけで、
これはもう、偏に皆さんのご愛顧のおかげです。

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今年の決算市の会期は、4月22日(木)~4月27日(火)の6日間は、
思いっきりの感謝を、価格でお返しします。
ぜひお出かけになってください。

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もちろん、HPからもご注文を承ります。
ただ、動きが速いものもあるので、
売り切れの時にはごめんなさい。

10kessan66.jpg

また、日替わりや入れ替えがありますので、
会期の間はいつおいでになっても、
きっと好い出会いがあると思います。

10kessan70.jpg

HPもなるべく書き換えに努めたいと思っていますが・・・。
例年、なかなか気持ちはあっても、
追いつかない事が多く・・・。
でも、頑張ります。
在庫のお問い合せも、メール:ginka@kan-an.com
までお気軽にどうぞ。

                 甘庵


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作り手野波実の遊び < ゆとり

野波実さんの個展も最終日になりました。
本当は手に触れていただき、
感じ採っていただかないと、
お伝えしにくいところを、
腕前の今一の小さな画像や、
甘庵の舌足らずで、しかも言い切り形の言葉では、
伝わりにくいかと思いますが、
最終日の今日も、ファンの一人として、
若干一人勝手ながらも、熱い思いを中心にお伝えします。

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青白磁透かし鉢 7,000円 径19cm H6.5cm

そこで今日は、野波さんの遊びのシリーズとして、
掘り抜きとホタルの組み合わせの鉢を、
ご紹介してみます。

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見込みの中央にしっかり草文の穴が空いています。

鉢の中央に文様が彫り抜かれて、
鉢ですが・・・汁気のあるものは盛れません。
というか、瑞々しいものを水を切りながら、
盛りつけることをイメージしているようです。

たとえば、苺やサクランボみたいな果物を、
さっと洗って雫もついたまま盛りつけて、
新鮮なままを、瑞々しさを演出して、
ご馳走にする器です。

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左のホタルから青い光が透け、
右の彫り抜き文から光がこぼれています。


遊びの仕事の、彫り抜きやホタルが、
暮らしのなかで使われることで、
「ゆとりの器」として形作れたらと、
そんな風に思われたのではないかと、
甘庵は想像しております。
ちょっと貴族的で、いいでしょう。

            甘庵


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片口の魅力

片口は注ぐための器ですが、
注ぎ口のある姿は方向性があって、
左右が非対称の物が好きなDNAをもっているらしいぼくらには、
器として、盛って見たくなるのは自然なことだったようです。

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白磁片口 4,000円 径13cm H6.5cm
青白磁杯 2,500円


古くから、見立ての器として使われてきましたが、
現代作り手たちが作る片口は、
はじめから、注いで良し、盛って好しの器です。

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柔らかなロクロ目の片口ですが、
凛とした品のある姿です。


野波実さんの片口も、
まさにこのタイプの片口で、
野波さんらしく、さりげない形の片口ですが、
酒好きには、注ぐのが楽しい、
美味しく酒を呑める片口で、
料理を盛れば、盛り映えして、
料理の仕上げの役目をきっちりこなす器です。

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土味を見せる高台の削りと、鮮やかな手あとの残る口点け。

口作りや高台の削りは、
味わい深い手あとが残り、
手にした器好きには、
酒の肴になり、洗う楽しみがある、
甘庵の器選びの基準にする、
「美味しい器」といえる片口です。

             甘庵


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何気なく使いやすい器

野波実さん蹴轆轤(けろくろ)で器を挽きだしているお話しを、
何度もさせていただいています。
それは、ロクロ目やフォルムの特徴が、
絵を描くような事と同じに、
野波さんらしさの表現であって、
器作りで蹴轆轤を使う方も多くはないので、
手にして、ご覧になる皆さんにも、
お伝えしてから見て頂きたいと考えて、
良くお話ししています。

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今日は2点の鉢をご紹介します。
タイトル通りに、何気ない器です。
飽きのこないさりげない形ですが、
何かと使い勝手が良く、頃合いの大きさで、
小鉢、取り鉢であり取り皿で、
口をつけて汁を飲むこともできます。

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白磁端反り向付 2,700円 径14cm H6cm

気合いを入れて盛りつければ、
品のある姿から晴れの器としても使え、
丈夫で温かみのある仕上がりから、
子供の器に良いですよ。

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青白磁取り鉢 3,300円 径15.5~16cm H5~6cm

野波さんの器は原則として、
高台まで全て釉薬を施してあります。
棚板に溶けた釉薬がつかないように、
数点の砂で浮かせて焼いてあるので、
メアトがありますが、高台の畳付まで、
しっかりと釉薬のガラス質でくるまれていて、
洗う時や食卓に置くときに、優しい器です。

10nonami_010.jpg

器として気張るところはないのですが、
気品があり、しっかりしたディテールから、
多くの場面で役立ってくれる、
基本の器をして、甘庵がお薦めします。

               甘庵


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黒釉八角鉢全種が入荷しました

おまちどおさまでした。
光藤佐さんの人気定番の黒釉八角鉢が入荷しました。3/14の入荷では、
大きいサイズに6寸と6.5寸だけの入荷でしたが、
今回は、5寸、5.5寸、6寸、6.5寸のの4種が入荷しました。


mitufuji851_20100416212221.jpg
光藤佐黒釉八角鉢
6.5寸 6,500円 対角19.5cm高さ7.2cm


6寸  5,500円 対角φ18cm H6.3cm


5.5寸 4,500円 対角16.5cm高さ6.2cm


5寸  3,500円 対角15cm高さ6.2cm



光藤佐さんの器のなかで一番人気の、
黒釉八角鉢は人気を裏付けするだけに、
使いやすさく、美しいフォルムの器です。

手仕事の器デビューに使ってくださるお客様から、
初期のころから使い続けてくださり、
買い足しを続けてくださるお客様まで、
人気は衰えない、荻窪銀花の実力ある定番器です。


mitufuji850_20100416212213.jpg

HPも残り客数を書き換えました。
http://www.kan-an.com/shop/shop_bowl.html
お求め損ねた方が入らしたら、
覗いてみてください。

5寸から5分刻みで(一寸=3cmの半分で1.5cm),
6.5寸まで4客ワンセットにすると、
入れ子になり、この姿がまた器好きには、
嬉しくなってしまいます。

5寸鉢は、手に持って食べれる大きさで、
一人ずつ取り分けに程よい大きさです。
5.5寸と、6寸は、銘々の鉢にも一緒盛りにも使えます。
6.5寸は、寄せ盛りの鉢によいのですが、
丼としても使いやすいんです。

それぞれに使い勝手が良く、汎用が効くのでの、
結局揃えてくださる方が多いのも、うなずけます。

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いつものことですが、
手仕事の器で、たくさんはありません。
在庫をお確かめいただいてから、ご注文してください。      
         
お問い合わせはメール ginka@kan-an.com か、
お電話 03-3393-5091 でお気軽にどうぞ。

甘庵

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面取りの器

野波実さんは、蹴轆轤で挽きだしたロクロ目とフォルムを、
そのまま活かして、青白磁、白磁、マット釉を、
基本の釉薬として器を作っています。
その中で、装飾や加飾をなさるものが、
彫り、ホタル、面取りです。
その中から、今日は面取りの器をご紹介します。

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蹴轆轤で挽きだした、
大らかなフォルムを活かしながら、
まだ柔らかな質感の内に、
面取りするスピード感や、
粘土の素地の粘り柔らかさを、
感じ採れる面取りです。

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青白磁面取り後手急須 6,500円
径9.5cm H10cm


大らかで柔らかい質感と、
大胆で力強い表情を合わせもった器に、
仕上がっています。

面採られた器は、
手持ちがしっかりしていて、
女性でも大きめカップが持ちやくなり、
愛用される方も多いです。

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青白磁面取コップ 2,600円 径8cm H8.5~9cm

滑らかな曲面と、シャープな面取り部分が、
混在する器は、陰影や煌めきにも両面をもつため、
白磁や青白磁などのシンプルな釉だからこそ、
光の加減で違う、多彩な表情を見せてくれます。

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白磁一輪さし 2,700円 径5.5cmH12cm

面取りも、手を加えることなので、
品格ある表現が大切です。
野波さんの面取りは、
穏やかな中に、品のある器に仕上がっています。

              甘庵


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作り手野波実の遊び その4

野波実さんの遊びとしてご紹介しますが、
器として使ってくださる使い手に、
遊び心が必要な器です。

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ふたものです。
通常通りに内側を挽いた後に、
外側に、少し隙間を残して二重に挽きだして、
口部分で一旦閉じてしまいます。

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青白磁透かしふたもの 7,000円
手前:径11.5cm H9cm
奥:径11.5cm H9.5cm


作業に頃合いまで乾いた後に、
外側に、花留めでご覧いただいたように、
透かし文様を掘り抜きます。

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青白磁透かしふたもの 7,000円
径11.5cm H9.5cm


作り置きを冷蔵庫で保存したまま、
食卓に並べるお洒落な「ふたもの」としても素敵ですが、
キャンディやチョコなどをもてなす器など、
少し使い手好みの嗜好品が入れられて、
遊び心で使っていただくのが似合う器だと思います。

10nonami012.jpg
底があるので、返して高台側を見るとこうなります。

野波さんが遊び心たっぷりに、
手の込んだ仕事をするのは、
器を使ってくださる使い手と、
遊び心を通して、
器を通しての会話と楽しむためだと、
甘庵は思っております。

                 甘庵



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美味しいカップ

野波実さんの器は、美味しいんです。
今日は、そんな「美味しいカップ」を3種ご紹介します。

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カップは飲み物を味わうのですが、
同時に器を味わうことで、
よりいっそう飲み物を味わい深く楽しめます。
飲み物が注がれた姿や色合いを目で味わい、
手にを持って掌を感じ採り、
口に運んで触れて食感を楽しみます。

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マット釉梅ゆのみ 2,000円 径8.5cm H6cm

飲み干した空の器をより濃く楽しむのは、
ハードな器好きだけにしておいてはイケマセン。
触れたり、返したりして、ディテールを眺めることで、
やわらかな粘土が蹴轆轤の上で、
伸びやかに造形されていった様子を伺えれは、
あなたも、かなりの器オタクかもしれませんね。

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白磁ゆのみ 2,000円 径8.5cm H6.5cm

カップだけではなく、器は「美味しく」あるべきものです。
そこには、食の嗜好があるように、
人それぞれで良いのです。

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青白磁ソバチョコ 1,800円 径8.5cm H6cm

器を美味しく楽しめることは、
和の食の文化には当たり前のことだからこそ、
和の器が奥深く発達しました。
難しい選び方より、自分の嗜好で、
美味しい器を選らんで、楽しむことで、
食の楽しみもより広がることでしょう。

「歴女」が言葉として受け入れられるなら、
器も美味しく味わえる「器女」も、うつわ屋としては、
ぜひ広めて欲しい物です。

                      甘庵



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大中小の碗

野波実さんの個展も後半になります。
今日は、形はさりげないけど、
使いだすなんだかほっとして、嬉しくなる、
碗をご紹介します。

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大中小の三種が届いています。
大きさはそれぞれですが、どれも掌が良い碗は、
それぞれの使い方を楽しめます。

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白磁碗 2,800円 径14cm H7cm

大振りな碗は、抹茶碗ほどの大きさで、
小丼やお茶漬けなど、何かと重宝する碗です。
たっぷりした飯碗の好きな方にも良いですよ。
ゆったりした作りで、掌の良い碗に仕上がっています。

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青白磁飯碗 2,700円 径12cm H6.5cm

普通の飯碗の大きさです。
一見同じように見えがちですが、
1つずつ挽きだしているので、
手に取ってよく見ると、顔つきがそれぞれで、
ちゃんと個性を主張しています。
丁寧な仕事なので、口当たりが良いんです。
ご飯が美味しいですよ。

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青白磁子碗 2,000円 径10.5~11cm H5cm

子供碗の大きさです。
碗以外の使い方だしたくなる器です。
ちょっと盛りつけたり、
汁や飲み物をいただくなる大きさです。
手持ちと口当たりがよいので、
出番が多くなる器です。

自分の器を持つ伝統のあるぼくらには、
碗は器の基本といえます。
大きさや顔つきが違う器の方が、
ぼくは、なんだかしっくりします。
お気に入り碗でご飯食べたると、
毎日がブチ幸せが届きます。

              甘庵


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作り手野波実の遊び その3

野波実さんの遊びには、
器としての実用性や、機能や、
美しいフォルムの表現から生まれたディテールもあります。

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青白磁花ふたもの 4,500円 径10cm H11.5cm

青白磁のふたものの花形ツマミは、
持ちやすく、丈夫なための工夫から生まれています。

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花弁の柔らかさが感じられるツマミです。

ロクロ挽きされるフタは、
ツマミ部分をロクロで挽きだすか、
後からつける方が多いのですが、
野波さんのフタは裏側が引き出す面になり、
印籠(あわせ目のずれをおさめる凸凹)を挽きだしています。
碗なら高台になる部分を簡単にサクサクっと削り、
柔らかなうちに、手ひねりでつまみ出すようにして、
一体型の花弁形のツマミを作っています。

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無駄な厚みが少なく、上品な遊び心がくみ取れます。

ふたものの本体も花弁にリンクして、
縦にしのいで、五房のふくらみを持たせて、
高台も花弁形に削り採っています。

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青白磁花鉢 3,500円
径14~14.5cm H5~5.5cm


縁を輪花に仕上げられたこの鉢は、
高台の大きな目的である、
安定感のあるしっかりした高台で、
使いやすい食器として、焼成時に歪み防止に加えて、
遊び心で、輪花の形の連続性のある、
華やかな花形に仕上げられています。

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器を洗う度に、なんだか嬉しくなる高台です。

作り手の遊び心は、使い勝手を犠牲になるような、
独りよがりではいけません。
使い手にとって、使う時にオマケのように、
嬉しくなってしまう仕掛けだったり、
使い手の気持ちにゆとりを生み出す仕掛けでこそ、
遊び心の趣向が活きてきます。

                   甘庵



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たっぷり注ぐ

野波実さんの急須、ポット、片口など、
注ぐもは定評が高くファンも多いアイテムです。
ハンドルの着いた片口やピッチャーは、
柔らかなフォルムで、野波さんらしさに溢れています。
今回は新作で、かなりたっぷり入る手付片口が届いています。

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青白磁 手付片口 4,500円
W21cmD11cm H7.5~8cm


注ぐものには大切な口つくりですが、
特別とんがったりという欠けやすそうな形でもなく、
使う時にも洗う時にも優しい、さりげない口なのですが、
相変わらず水切れが良く、スパッと切れところは、
さすがです。

10nonami195.jpg
おおよそ容積が300ccです。たっぷり入るので色々と使えます。

青白磁なので、光の加減で青みがかったり、
ほとんど白く見えたりする釉薬で、
品があって、飽きのこない、取り合わせしやすい質感です。

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張り出した腹の滑らか菜ロクロ目が、
柔らかな素材感をひきだしています。


もちろん素地は磁器なので、
塩や醤油や酢や油が染みこむこともないので、
洗らいやすく、匂いも移ることなく、
食器としての注ぎ器として、模範生です。

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ハンドルもしっかりとしていて、
とても持ちやすく、注ぎ心地も良い片口です。


形が美しく可愛らしいので、
たまに花入にしたくなっても、
しっかり洗えば、なんの問題もありません。
色々な使い方が楽しめます。

               甘庵


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故きを温ねて新しきを知る

野波実さんは、あえて蹴轆轤で仕事をしています。
蹴轆轤といえば、李朝のやきものをイメージする方も多いと思います。
とくに、白磁の壺には、提灯壺、立壺、俵壺と、
シャープというより大渡かで伸びやかなロクロが特徴的でありながら、
凛とした品も持ち合わせている秀作が多い、
骨董好きには羨望の的でもあります。

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ブルーグレー

野波さんの仕事は骨董の写しを狙っているわけではありませんが
リスペクトしている部分は大いにあると思います。
「温故知新」は作り手には大切な基本でもあります。
写実でなくても、気持ちやイメージや手法と、
なぞる事で、自分のなかに消化して、
作品を形作ることは、大きな力になっていきます。

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マット釉 長壺 36,000円
胴径19cm 口径9cm H31.5cm


この頃の野波さんの個展では、
蹴轆轤ならではの緩やかな歪みと、伸びやかなロクロ目の、
美しいフォルムの壺や花器が会場を華やかにしています。

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マット釉壺 40,000円
胴径25cm 口径17cm H23.5cm


うつわ屋としては残念ながら、
近年は大きな花器などは、
なかなか橋渡しは難しくなっています。
個展などでも、大きな壺や花器は余り並びません。
反するようにこのところの個展に、
花器や壺を出展するのは、
なんとも野波さんらしく感じます。

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白磁壺 50,000円
胴径25cm 口径12cm H29.5cm


ゆったりとした大きな壺は、
静かさを携えて、忘れていた時を描き、
穏やかな空間仕立て上げます。

             甘庵


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蹴轆轤らしい器

昼前から降り出した冷たい雨の一日だった昨日と打って変わって、
散りだした桜やひらき出した山吹が、
キラキラしている春らしい日差しの荻窪です。
やはり天気が良いと気持ちがウキウキします。
お日様の力は凄いです。

今日から野波実さんの個展も中盤に入ります。
野波さんの基本である蹴轆轤(けろくろ)の魅力が、
満載の器、シンプルな鉢をご紹介します。

10nonami176.jpg
少し色合いの違う白磁鉢、青白磁鉢、マット釉鉢の、
シンプルな白い鉢ですが、これお薦めなんです。


一見するだけでは白い普通の鉢は、
地味な感じと受け取られる方が多いとおもいます。
でも、使っていただき普段のお料理を盛りつけてもらえば、
一番よく分かって頂けるはずです。

10nonami178.jpg
碁笥高台まで釉薬を掛けて、テーブルなどに当たりのやさしい底でが、
ヘラで削ったところは縮緬が見え、やきもの好きに萌え~です。


とは言っても、少しでもその良さをお伝えして、
手仕事の器へ目をむけてもらうのが、
橋渡しのぼくのお役目なので、
毎度のつたない文章でお伝えします。

10nonami179.jpg
白磁鉢 4,500円 径18.5cm H6.5cm

蹴轆轤は、上下に円形盤があります。
上は粘土を乗せて成形する盤。
下は足で蹴って回転をコントロールする盤です。
動力では無いために、回転は一定スピードではないのですが、
反面の作り手の気持ちを反映する微妙なコントロールが効くため、
感性溢れた器が出来ます。
逆にいえば、作り手次第の部分がとっても多いことなります。

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青白磁鉢 4,500円 径19cm H7cm

野波さんの器は、蹴轆轤の動きを、
写し採ったまま止めています。
瑞々しい表情を最大限残すために、
削りは、最小限にしています。
磁器の割に、口や縁はゆったり目に、
腰など通常より薄く挽きだしています。
無計画だと削りそこなった重い器になってしまいます。
仕上がりの荷重バランスを意識して挽かれた器は、
見かけより軽く感じる方が多いようです。

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マット釉鉢 4,500円 径19.5cm H6.2cm

磁器なのに、ゆったりと歪んだ柔らかなフォルム。
少したっぷりした丈夫な縁で、見かけより軽い。
結果は、気品のある、使いやすい丈夫な器になります。
これはもう、甘庵としてはお薦めしたい器でないわけないですね。

追記:今、野波さんのファンのお客さまから、
嬉しいメールが届いたので、ご報告。
沖縄に嫁がれて、いつの間にか3人にママになり、
この春には、ベビー&キッズマッサージ教室をオープン。
前向きに頑張ってる彼女のブログに、
愛用の野波さんの器には、沖縄らしいゴーヤのサラダが盛られています。
やっぱり器は、普段に使われ活躍している姿が一番です。

                 甘庵


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作り手野波実の遊び その2

野波実さんの遊びとして先日は、
ちょっとユーモラスで楽しい、
注器の動くフタのツマミをご紹介しました。
今日は、遊びその2として、
花留めをご紹介します。

10nonami057.jpg
マット釉花留め 3,000円 径9cmH4cm
青白磁花留め 3,000円 径9cm H5.5cm


タタラで組み立てた箱形など、
今までいろいろ作っている野波さんの、
今年の花留めはロクロで中空の丸を作り、
切り抜いて透かし文のような、
くす玉のような、可愛くて気品のある仕上がりです。

10nonami058.jpg
マット釉花留め 3,000円 径9cmH4.5cm
青白磁花留め 3,000円 径9cm H5.5cm


三足の高台があり、下が浮くことで、
差し抜くことが出来るようになっているあたりは、
進化しているディテールです。
フォルムとしても、少し浮くことで、
スマートで軽快感があり、品格も高まっています。

10nonami0163.jpg
言葉で伝わりにくいので説明のために花をさしました。
茎の部分が花留めに通るところを見せたくて、生け方のバランスの悪さはご勘弁を。


青白磁(少し青みがかっている)と、
マット釉(艶のない白磁)それぞれの趣の違いが、
彫り抜いくことで生まれる立体感から、
器とは違う陰影や、釉溜まりも見えて、
小さな彫刻を楽しんでいる感じです。

10nonami161.jpg
三足の高台や、透かしから向こうの少しがみえる立体感が楽しい。

花留めとして使わないときには、
オブジェや、ぺーぺーウエイトなどとして、
手元や身近で、動きのある姿を楽しめます。

                 甘庵


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余録な作りの皿

湯呑みなどを、複数ロクロで挽くときには、
通常は、ロクロの上の粘土をコーン形にして、
手の感覚で土取りして、挽きだしていき、
トンボといわれる器ごとの物差しでサイズを決めて、
コーン形の山が無くなるまでか、
予定数を挽きだしていきます。

野波実さんは蹴轆轤で挽きだしていますが、
トンボなどは余りつかいません。
またこの連続作業もほとんどせず、
あえて玉挽きという、
1つずつ挽きだしていく事が中心です。

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マット皿 6,000円 径22.5~24cm H3cm

それは、抹茶碗などを作る人も良くする方法で、
同じ物をたくさん作るには非効率的でですが、
能率よりも、流れや勢いのなかから、
1つずつの個性や魅力を引き出すには、
とても有効な方法です。

逆に、作り手の感性がそのまま姿に反映されるので、
下手とすると、不揃いの形と、
ナルシスト的な思い込みだけの器になってしまうこともあります。
そこには、作り手自身への厳しさが要求されることにもなります。


10nonami083.jpg
同じマット釉でも、釉調が微妙にちがいます。

そんな作り方をする野波さんの器の中で、
ちょっと異質で、面白く、お薦めなのものに、
皿があります。

野波さんの多くの皿は、
何かの大きめな器を玉挽きで挽いた後に、
ロクロに薄く残った土を、
その径から出来る大きさで、
ベタなままで挽きだしています。
いわば余録な仕事なのですが、
これがなかなか良い味になるんです。

10nonami158.jpg
基本的に野波さんは高台裏まで全て施釉します。

その形も、パイプレートのような、
底面が大きく、少し立ち上がりのある、
シンプルで使いやすい形でいて、
ロクロ目や肌合い質感から、
存在感がしっかりあって、
和から洋、エスニックまで、
幅広く料理やデザートを引き立てます。

10nonami159.jpg
そのまま焼くとくっついてしまうので、細かく砂で浮かして焼きます。
その目あとが使っていくと侘びてアクセントになります。


欠点ともいえませんが、
特徴でもある、少しずつサイズや調子が違うので、
ディナープレートというより、
マイプレートとして使っていただけたらと、
お薦めしていいます。

                甘庵

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作り手野波実の遊び その1

野波実さんの器はそのほとんどが白く、
絵柄もなく、さりげない形の器です。
それは、使い手が料理を盛りつけたときに、
飲み物を注いだときに、
はじめて完成すると考えているからです。

10nonami148.jpg
青白磁動物ポット 8,000円
径10.5~11cm H12~13cm


そんな野波さんですが、
急須や花器など使う事でも、
表情を変えない器などには、
初めから姿を楽しむ遊びを、
仕掛けていることが多いんです。

<10nonami146.jpg
仲間のなかでは古くからある魚くんです。

多くのファンをもつ、
急須やポットのフタに、
動く摘みをつけるのも、
そんな1つです。

10nonami147.jpg
新人はブタ君のようにみえます。

今回は六種類の動物たちが、
微笑ましく、ユーモラスに、
フタの上で動きます。

10nonami124.jpg
この耳はウサギちゃんですね。

それほど写実でもなく、なんとなくおデブで、
なんだかほっとする姿は、
見る人使う人の中で、
それぞれにイメージを広げやすいところが、
ぼくには、野波さんらしいなって。
作り手としての遊びは、
ゆとりであり、モノ作りのセンスとして、
巧みさとは違った意味で、
大切な力量だと思っています。

              甘庵


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たおやかなフォルム

野波実さんの器は、青白磁やマット釉は白磁という、
濃淡や艶の調子程度の差であって、一口に言えば白い器です。
それは、蹴轆轤で挽きだしているロクロ目の表情や、
緩やかな揺らぎを、器の魅力として引きだすには、
有効な釉薬だからです。

10nonami116.jpg
マット釉取り鉢 2,800円 径16cm H5.5cm

蹴轆轤の緩やかな回転を活かして引き出した、
優雅な動きのおある器は、たおやかなフォルムをもった、
石もの(磁器)でありながら、
冷たさのない、肌の温度を感じ取れる、
時には、艶めかしく感じる器です。

10nonami114.jpg
青白磁丸花器 7,000円
胴径14cm 口径6.5cm H11.5cm


それは、水挽きした動きをなるべく調整せず、
ゆるやかな歪みをいかしています。
高台の削りも、なるべく少なくすることで、
削りだしたのではなく、挽きだした気配を、
なるべく消さないように表現しています。

10nonami095.jpg
青白磁飯碗 2,700円 径12cm H6.5cm



ハンドルやツマミなどの細工にも、
共通の感性でまとめていて、
柔らかいままの土味を、
いかした細工になっています。

10nonami086.jpg
マット釉浅鉢 5,000円 径20cm H7cm

堅く丈夫な器なのに、
まだ柔らかなままな趣に溢れた器は、
たおやかなフォルムの器です。

               甘庵


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爽やかな個展

花見の季節の銀花の催しは、
野波実さんの個展というのが恒例。
満開の桜にあわせるように今日から始まりました。

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透かし鉢、花留め、端反り小鉢、大壺

白磁、青白磁、マット白磁と、
白や淡い青の器が並ぶ爽やかな展示です。
磁器なので冷たくなりそうですが、
蹴轆轤(けろくろ)で挽きだした野波さんの器は、
ゆるやかな揺らぎがあり、
挽きだしたロクロ目が、
水挽きされる柔らかな粘土の動きを感じ取れます。

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小鉢、飯碗、湯呑み、カップなど。

自然に顔つきが少しずつ違います。
似てるけど兄弟たちのような器たちから、
不思議な心地良さが生まれます。

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手付片口、ふたもの、カップ、面取り急須、輪花鉢、大鉢、小鉢など。

とはいえ、一見は白い器。
魅力を感じとるには、直に手に取って、
ゆっくり見て頂くゆとりをもっていただくことが必要かも。
一番なのは、器なので使っていただくこと。
料理やデザートをもったり、
飲み物を飲んでいただいてこそ、
野波さんの器の素晴らしさをわかっていただけます。

まだ画像だけですが、HPでは画像をいっぱいご覧いただけます。
飽きのこない、盛り映えのする、
甘庵お薦めの器です。

            甘庵

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