うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

3つの白い飯碗

今年のお米は芳しくないとも聞いていますが、
今の季節に、新しいお米の炊きたては、
心地の良い香りと幸せな甘みとくれます。

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何でもないけど味わい深いご飯を食べるには、
土ものでも石ものでも、見込みの白い飯碗が、
ご飯を一番引き立てると思います。

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今日は、秋色の器展から白い飯碗を3点を、
ご紹介してみます。

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藤田佳三 粉引飯碗 2,625円 Φ11.3cmH5.5cm

藤田佳三さんの粉引の飯碗は、
食事中にお変わりをしていたクラシックな大きさで、
今の平均的な大きさより小振りです。
その大きさが掌の良さを生み出していて、
手の中で味わう土ものの柔らかな感触で、
ご飯を頂くところが醍醐味です。

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藤田佳三 粉引飯碗 3,150円 見込み絵有り Φ11cmH5.8cm

同じ藤田さんの粉引の飯碗ですが、
内側に鉄黒茶と銅の赤の見込み絵があります。
派手ではないのですが、食べていく行くうちに、
見えて来る見込み絵は、心が華やぎます。

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小野寺友子 白マット飯碗 2,730円 径13.9cmH5.1cm

小野寺友子さんの半磁器のマット白釉の飯碗は、
浅めでモダンな碗で、縁が見えるほどの少しゆったり盛ると、
白いご飯の輝きを一段と演出します。
飽きのこない飯碗ですが、
形状から、多目的に使いたくなる碗で、
実際に小鉢としても使いやすい碗です。

ベーシックな白い飯碗も、
三器三様の個性が光っています。
後はお好みの選択になりますが、
いずれもご飯が美味し事は共通している、
お薦めポイントです。

              甘庵



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注ぐのが楽しくなる片口

秋も深まって来て、朝夕が冷え込む日も多くなり、
秋や冬の温かい献立が嬉しい季節です。
鍋をつつきながら、日本酒という方には、
お薦めの片口をご紹介します。

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鶴見宗次さんの手ひねりの片口は、
1つずつの表情をもっている、
器が肴になる酒器らしい存在感があります。

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鶴見宗次 手ひねり片口
左:3,150円 径10.5cmH8cm 容積200cc
右:3,150円 径12.5cmH6.5cm 容積200cc


そう長くない注ぎ口ですが、
これが気持ちの良いくらいに切れが良く、
するすると、細く盃に注いで、
スパッと止められる感じは、
酒を呑むときの楽しみになります。

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鶴見宗次 手ひねり片口
左:4,200円 W14cmD9.5cmH8.2cm 容積360cc
右:4,200円 W15.5cmD10cmH9.3cm 容積370cc


木灰をかけてガンガン焼いた、
焼〆の素地は濡れることで、
いちだんと潤む表情は、
より酒が旨く感じで、
ついつい盃も重ねてします。

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鶴見宗次 手ひねり片口
左:5,250円 W16.5cmD13.3cmH7.5cm 容積380cc
右:4,200円 W13cmD9cmH9.4cm 容積280cc


鉄分の多い土は冷却還元の焼成で黒く仕上がり、
鉄分の少ない土は、木灰が還元炎で緑の自然釉になり、
それぞれの趣を競っています。
手持ちの心地や容積も色々です。
好みの酒器を選ぶことは、酒を楽しむ一部です。

             甘庵



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ホットココアやカフェオレが似合うマグ

ここ数日は、急に冷えこんで、
温かい飲み物がご馳走になりました。
コーヒー好き、チョコ好きの甘庵は、
コーヒーは、砂糖もミルクもいれないで、
チョコは板チョコを愛用します。

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この数日は、妙に甘いものが飲みたくなって、
いつになく甘いココアや、
カフェオレを口にしていました。
きっとこれも、秋が深まって来たということですね。

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そこで今日は、秋色の器展から、
ホットココアやカフェオレが似合うマグをご紹介します。

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福水敦子 手ひねりマグ 3,150円 Φ9.5cmH8cm

福水敦子さんの手ひねりマグには、
植物好きの優しい絵柄が描かれていて、
手にしただけで、温もりを感じさせてくれるマグです。
一手間加えた温かい飲み物が似合いそうでしょ。

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光藤佐 安南手マグ 3,600円 Φ 7.8cmH8.3cm

光藤佐さんの安南手マグは、
からっと芯まで焼けていながら、
灰から作られた釉薬のもつ手仕事らしい揺らぎが、
心をほっとさせて、温かさを感じます。

温かい飲み物を飲むときには、
器を掌で包むようにして、
器からも温かさをもらう事があります。
そんなときに、作り手の手から生まれた器だけがもっている、
温かみがご馳走になるんです。

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お薦めの黒い片口3種

片口は本来注ぐための、
器というより道具として機能していましたが、
注ぎ口があるアンシンメトリーな形が、
和のセンスから好まれて、
器として古くから好んで使われてきました。
多目的な器が重宝されることからも、
注げて、盛れてという多用性から、
現代でも片口人気は続いていいます。

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今日は秋色の器展のなかから、
それぞれにシックで盛り映えする、
黒茶系の3点をご紹介します。

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小野寺友子 銀彩片口鉢 7,350円 W19.5cmD15cmH9cm

まずは、小野寺友子さんの銀彩の片口は、
まさに、いぶし銀の表情をもつ、
和でいてモダンでもある大振りな片口です。
注ぎやすさと盛りつけの良さを兼ね備えて持っています。

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小野寺友子 黒マット片口鉢 4,830円 W18cmD17cmH7.5cm

同じ小野寺さんの鳶口の片口は、
鉄釉が結晶化しているマットな質感で、
意外なほどに十分に注げますが、
なにより盛り映えの良さが抜群な片口です。

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角掛政志 片口鉢 4,200円 径14cmH8.5cm

そして、角掛政志さんの黒釉片口は、
良く焼締まり、素地にかんだ石が溶けて、
白い星のように煌めいています。
短めの口ですが、必要な量を細く注いで、
スパッと切れる。
酒飲みにはたまらない注ぎ心地の片口です。

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少し上から見込みをみても、三器三様の趣が楽しめます。

片口の機能をしっかり持ちながら、
三器三様の個性があり、
それぞれの使い方を誘う器です。

             甘庵


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2010年武井順一さん個展間近

毎年会場が木の温もりでいっぱいになる、
武井純一さんの個展開催が間近になってきました。
今年も楽しい作品をたくさん見ることが出来るでしょう。
DM画像からもその様子がうかがえます。
木の固まりから彫りだされた作品を楽しんでいただけるのは、
直に手に持ち触れていただくのが一番。
ぜひ会場で手に触れてみてください。

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武井順一 木との会話が聞こえる器 展
11月5日(金)~22日(月)
11/2(火).3(水).4(木).10(水).17(水)はお休みです
最終日は18時までです
武井さんの仕事には、手に取り眺めているだけで、
和み微笑んでしまうものが多いんです。
小さなものから大きなものまで、
手作業で木を削りだしていく苦労も多いはずの作業を、
武井さんは木との会話を楽しんでいるからです。
彫られた木も優しい表情になっています。



ぜひご来店ください。
もちろんHPの「催し物会場と作品」でも、
開催後には、
会場と作品がご覧いただけるように、
なるべく早く書き換えますので、
遠方の方はそちらもお楽しみになさってください。



                        甘庵


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藤田佳三さんのお洒落な粉引湯呑み

藤田桂三さんの赤絵や安南が大変人気を博しています。
絵が達者であることには間違いないのですが、
決して量産化することなく、手をぬかずに、丁寧に描いています。
そして、素地が陶器であること、
しかも粉引がベースになっていることが、
藤田さんらしい赤絵や安南の魅力の元になっています。

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藤田佳三 口錆び耳付ゆのみ 2,730円 径9cmH8.2cm
加藤財 白ポット土瓶 14,700円 容積500cc


極端にいえば、赤絵は磁器が主流でしたから、
使う事で侘びていることを楽しむ粉引とは、
まるで対局の位置します。
とはいえ、そう汚れるような生焼けにはしていません。
食器として使いこんではじめて良さが出てくるためにも、
しっかりと焼き切った粉引です。

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少し使いこんでいただくと、貫入(釉薬にはいる細かなひび)や、
化粧土の変化が楽しめます。


そんな粉引としての質感の良さと、
湯呑みや飯碗など口と付ける器は、
口作りにも細やかな気遣いに満ちた作りから、
サントリーさんの「濃いお茶」のCMシリーズに、
難の装飾もない、粉引の汲み出しが使い続けられています。

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口錆びというのは、口周りに施した鉄の下絵のことで、
伝統的は唐津碗の皮鯨は長石釉にしていますが同じ手法です。


今日ご紹介している、口錆び耳付湯呑みは、
ちょっとモダンな造形と口錆びという伝統の侘びを、
上手くまとめた藤田さんらしい湯呑みです。
食後にたっぷりのほうじ茶を頂くとき、
コースターやトレイでしつらえて、
紅茶やハーブティにも良さそうですし、
甘酒や、濁り酒を飲みきりにしても、
ちょっとデザートにも使いたい。
使い勝手は手にした方の自由な工夫で、
いくらでも広がりそうです。
 
                  甘庵



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400年前のパンクな器

400年ほどまえのファッションとして、
歌舞伎の語源ともされた、「かぶく」から、
かぶく者が流行りだした時代です。
当時の人々には、常識外れや異様な風体とされたようです。
いつの時代も最先端の流行には抵抗感をもたれたのでしょう。

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光藤佐 朝鮮唐津片口鉢 13,000円 W20cmD17.5cmH6cm

やきものでも前後して、
大胆で斬新な手法が生まれていきます。
碗を意図的に歪めた沓碗(蹴鞠する沓ににているからといわれています)や、
二色の釉薬を掛け分けるす朝鮮唐津もそんな1つです。

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確かなロクロから引き出されたシャープなフォルムです。

どちらも、現代まで受け継がれ、
すこし知識のあるやきもの好きには、
抵抗感よりもお約束の姿として、
楽しむ事ができます。

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良く焼けた土肌は心地の良い質感です。

ご紹介している光藤佐さんの「朝鮮唐津片口」も、
灰釉が基本になっている、黒釉と海鼠(なまこ)釉が、
掛け分けられて、しっかり焼成されて、
白黒二色釉が流れ、混ざり溶けあう様は美しく、
窯変の趣は一入です。
個性が強く感じられて盛り映えを心配なさる方がおいでですが、
これが不思議なくらいに、料理を受け取って、
渋さのの中に華やかさのある盛り映えになります。

                   甘庵


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エコはいいけど心までエコしたくない

今日は加藤財さんのポットを2点ご紹介します。
雑誌や本で良く紹介される加藤さんの急須やポットは、
茶黒い丸いタイプは丸みが特徴のものが多いと思います。
それとは少し違う、彫りのタイプです。

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加藤さんの急須は仕事の内容からすれば、
純粋に時給計算すれば考えられないほどに、
手間をかけた丁寧な仕事です。
その仕事の延長上に、ご紹介の細彫りの仕事があります。
その分高めですが、それでも内容からすれば、むしろ格安。
といって、近年の世の中には、
身の回りにお金を掛けることが、
流行らないというか、気持ちがそこまで回っていない気がします。

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加藤財 白ポットしのぎ細 肩衝 18,900円 容積400cc

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加藤財 白ポットしのぎ細 筒 18,900円 容積410cc

車や電化製品のエコは技術の勝利かもしれません。
でも、そればかりが先行すると、
そこに流れていた伝統や楽しみまでもが、
あっさり失われて行く部分も多く、
とくに、心や気持ちまでエコになってしまうと、
なんだかとってもつまらない、
深みのない文化になってしまいそうです。

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硬質感のある彫りはやきもののしのぎというより、
より彫刻的で気品が漂います。


先日急須をご紹介したときにもお話ししましたが、
急須やポットなどの茶器は嗜好品です。
そこから得るものは、食品の栄養とはまた違う、
心の糧が大いにあると思っています。
一杯のお茶から、心が潤うポットです。

             甘庵



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たっぷり入る平カップ

朝夕が急に涼しくなってきて、
温かいスープや料理がご馳走になります。
今日は日常の中で使いやすい
たっぷり入るカップをご紹介します。

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小野寺友子さんのカップです。
大きな紅茶カップのような姿で、
上から見るとすこし楕円になっているところが、
小野寺さんらしさを感じます。

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小野寺友子 平カップ 3,150円 W14.5cmD11cmH5.6cm 容積200ccほど

素地は丈夫で扱いやすい半磁器に、
すこしマットな質感の釉薬を施し、
ハンドルは鉄で茶黒くしまった印象になっています。
パンプキンのポタージュや、
野菜たっぷりのスープなんて似合いそう。

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見込みが深くないので、
温野菜のサラダなど盛りつけて、
ハンドルをもてば、お子様など食べやすく、
温かいメニューの工夫も楽しめそうです。

小さなグラタンなどオーブン料理にも、
染みこみにくい素地ですから、
後始末も楽ですのでお薦めできます。

            甘庵



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不思議なくらいに何でも映える鉢

光藤佐さんの黒釉八角鉢をご紹介します。
荻窪銀花のロングセラーになっている鉢です。
近年は、ブログやレシピ本で活躍してらしゃる、
YOMEさんこと大井純子さんが、
使ってくだっさっているところから、
問い合わせが増えていて、
常設にしていた器なのですが、
店頭に無いことの方が多くなってしまいました。

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今回も、秋の窯で焼き上がったものと、
開催中の「秋色の器 展」にあわせて出品してもらいました。
既に、無いサイズがあるのですが、
定番としては、5寸から5分きざみで、
6.5寸まで4種類あります。

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光藤佐 黒釉八角鉢
6寸  5,500円残り3客(対角φ18cm H6.3cm )
5.5寸 4,500円残り2客(対角16.5cm高さ6.2cm)
5寸 3,500円残り4客(対角15cm高さ6.2cm


5寸は手に持って食べやすいサイズなので、
取り鉢のように、
多きものは丼や麺鉢に使う方もおいでになります。
オーブンでこんがり焼く料理にも似合います。
はい、もちろんオーブンでも大丈夫ですよ。

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奥から6寸、5.5寸、5寸と並べましたが、
レンズを通すとサイズ違いが分かりませんね。



ただし、出す時に熱い器を急に冷やすことは、
どの器にも共通でしてはいけないことです。
たとえば冷たい濡れ布巾で持つとか、
濡れて冷えた台に置くとか、
感覚的にはジュって言う感じになることは、
避けましょう。

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少し上からみれば、ちょっと違いがかんじられます。

黒釉といっても、漆黒でもなければ、
無機質でもありません。
基本の灰釉に良質の*ベンガラ等で作られた黒は、
*:やきものや漆器の絵の具や建築の顔料としてつかわれる=第二酸化鉄
温かみがあり、料理を引き立てること間違いなく、
使って頂いたお客さまが、買い足したり、
サイズ違いを補充してくださることからも、
使い勝手のよさが伺えます。

そう、もしこのブログを読んで頂いていて、
「そうそう、使いやすいんです」と、
思ってくださったから、その使いやすさを、
ぼくがお話しするよりずっとリアルなので、
コメントのほとんどない甘庵のブログに、
勇気を持って、ぜひ書き込んでください。
たまには、複数のコメントのあるブログになってみたいな~。

               甘庵



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実は豪華な銀彩上絵の長皿

朝からつめたい秋雨の荻窪ですが、
奄美大島の方では信じられない降雨量で、
大変な事になっていて、心配ですね。
地球規模での気候変動の表れなのでしょうか。
ぼくらに出来ることはどんなことなのか、
まだまだありそうですが、
豊かな暮らしになれてしまっていると、
なかなか難しい問題ですね。

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左:小野寺友子 銀彩舟形皿小 5,250円 W25.5cmD9.5cmH3.5cm
右:銀彩舟形皿大 7,350円 W30.5cmD12cmH4cm



今日の器は気分を変えて、
地味なようでも、実はとっても豪華で絢爛。
といっても、小野寺友子さんという作り手から生まれているので、
一ひねり二ひねりされています。

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後から足す高台の付け方が、デザインになっています。

この長皿は作り方も楕円の長皿を作って、
底に穴を開けて、裏から重ねるように高台を付けています。
造形も面白く、機能として安定しています。
そして、鈍く白っぽい表面は、釉薬ではありません。

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小野寺友子 銀彩舟形皿小 5,250円 W25.5cmD9.5cmH3.5cm

これ、全面に銀彩の上絵を施しています。
通常、上絵といえば繊細な絵柄や、
華やかな色合いを思い浮かべると方が多いと思います。
それらに比べれば、ずいぶん初めからシックな表情です。

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銀彩舟形皿大 7,350円 W30.5cmD12cmH4cm

作り方として、ザクザクした素地を活かした造形に、
地固めのような釉薬が施されて焼成されます。
その時点で、表面が凸凹ザクザクしていて艶やかではありません。
その上に、刷毛で銀彩をほどこし、
上絵窯で焼成しています。

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入れ子にすると大きさの違いがわかりやすいでしょうか。

結果、銀彩ですが、ザクザクしてて、しかもまばら。
さすが、モダンな和の器を作り出す、
小野寺さんらしさです。
和の器として上質感から、料理の盛り映えがします。
同時に、中華でもイタリアンでもエスニックでも、
毎日のお総菜でも、受け取ってくれて、
美味しそうに料理が映えます。

ただし、気づきにくくても銀彩上絵ですから、
電子レンジは絶対にだめです。
オーブンも銀彩の変色が進みますので避けましょう。
それ以外は、しっかり焼けた普通の器ですから、
バンバンつかってガンガン洗っていただくのが、
器が一番活き活きします。

                    甘庵



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食器だけど嗜好品

秋が深まってくると、
冷たい飲み物より、温かい飲み物が欲しくなり、
お茶や紅茶の美味しさもましてきます。
お茶や紅茶を入れるのに使う急須やポットは茶器です。
茶器は、食器ではありますが、
同時に、嗜好品です。

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加藤財 茶横手急須平 9,450円 容積220cc

煎茶に使う急須は、古くは茶瓶(ちゃへい)と呼ばれた、
ハンドルが注ぎ口の後ろ側についているものや、
包瓶:ほうひん(宝瓶)といわられ持ち手のないものもありますが、
横手急須といわれるものが一般的な急須のイメージになっていますね。

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加藤財 茶後手急須肩衝 9,450円 容積140cc
村木律緒 白釉煎茶碗 1,570円


煎茶道とは関わりなく、
庶民が豊かになっていき、
家庭でお茶を飲むように(飲めるようになって)からも、
圧倒的にこの横手急須を使ったからでしょう。
その時に、茶碗(酒盃程度の大きさ)ではなく、
使っていた湯呑みに合わせるように、
大きくなっていったようです。

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加藤財 白横手急須肩衝 9,450円 容積160cc

茶器としての急須は、お茶を美味しく入れる、
もっとも大切な道具です。
銀花で長く加藤財さんの急須を進めているのは、
煎茶で培われたマニュアルはお茶を美味しくいただくには、
やはり最適だからです。
そこで、前後の所作は置いて置いて、
端正な姿や、注ぎ心地の良さは、
お茶を飲むだけではなく、
お茶を入れることを自然と楽しめます。

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加藤財 茶後手急須丸01 9,450円 容積270cc

本来の煎茶急須よりは、
平均的に随分大きく作っていただいています。
容積が150cc~180ccが中心ですが、
今回は200cc前後を多くしました。
それでも、はじめてご覧になる方は、
一般的な急須に比べてずいぶん小さいと思う方が多いようですが、
この大きさも大切なんです。

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加藤財 白後手急須肩衝 9,450円 容積200cc

いつもの茶葉を少し多めにいれて、
湯の温度を抑えめにして、少し時間を掛けて、
しっかり絞りとるように注いだお茶を、
経験していただければ、お茶好きならきっと、
味わい深さを楽しんでいただけるはずです。

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加藤財 茶横手急須筒 9,450円 容積200cc

ただし、煎茶器としての急須は、
姿からも想像できるように、
台所で他の食器と一緒のタイミングで洗うと、
事故のもの元です。
食器とは別のタイミングで洗いましょう。

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加藤財 茶横手急須丸02 9,450円 容積240cc

面倒とは考えずに、茶器の管理も、
お茶を入れるたのの準備であり、
茶器に触れ、観察できる良いチャンスと、
思えるようにしてみてください。
きっと愛情をもって、嗜好品の急須を洗えます。

               甘庵


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醤油を掛けることが楽しみになる醤油差し

秋色の器からやきもののご紹介が続いたので、
今日は目先を変えて、漆器をご紹介します。

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本間幸夫 本朱醤油差し 22,050円 径6cm 高さ6.5cm
太田修嗣 通い盆 山桜 31,500円 単品 径30.5~30cm 高さ4cm


それも、醤油差しです。
小振りです。容積で60ccほどです。
でも、入れっぱなしではなく、
使う分を入れ替えて使うぐらいに、
醤油を楽しむ醤油差しです。

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端正な姿としっとりした日本産漆の表情は高貴な気配に満ちています。

もちろん、注ぎ具合と切れは抜群。
するする、しゅぱ。って。
今年は急に豊作になったという松茸や、
今一のサンマなど、秋の魚を焼いて、
香りを味の頃合いを、自分好みの分量の醤油を、
掛けて楽しむ時などには・・・。
想像するだけでも・・・、するだけですが。
美味しさ倍増は間違いないと思います。

             甘庵



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洋皿仕立ての粉引

小野寺友子さんの粉引皿をご紹介します。
粉引は使う事で少しずつ侘びていくところが、
バリバリの和の器の手法ですが、
小野寺さんの粉引皿は、プレートといっていい姿です。

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左:小野寺友子 粉引フラット6寸皿 2,940円 Φ18.5cmH2.5
右:小野寺友子 粉引フラット7寸皿 3,570円 Φ21cmH3.3cm


素地にも陶器ではなく、せっ器質に近い素地で、
石も多く硬く焼締まっています。
粉引の白泥も、すこしざらっとしていて、
浸けて化粧掛けることが普通ですが、
刷毛をつかったりして、
化粧掛けの手あとを残しています。

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大きさの比較のために、7寸皿に6寸皿を重ねました。

そのかすれ具合もは、ある種侘びの心で有りながらも、
でも、小野寺さんはモダンに仕上げてきます。
黒いキャンバスに白い絵の具で描いた、
モダンアートのようは一枚一枚の皿です。

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高台の削りからは素地の質感がわかって、
やきもの好きにはポイント高いです。


結果、きっちり出汁を取って作った和の料理も似合うのですが、
今のぼくらの、パスタやトーストやハンバーグやサラダが、
自然に良く似合ってしまいます。
和の手法の洋皿仕立ての粉引皿です。

               甘庵



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料理に染まる器

今日は光藤佐さんの粉引の器をご紹介します。
黒釉八角鉢と同様に、銀花では長く定番になっている器で、
その使いやすさと、盛り映えから、
八角鉢とはまた違う魅力で、特に料理人たちに選ばれる、
プロユースが多い器です。

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光藤佐 粉引楕円鉢7寸 6,000円 W21.8cmD19.3cmH7.5cm
光藤佐 粉引楕円鉢5寸 3,000円 W16cmD14.3cmH6.4cm


それは、粉引としてはかなりしっかり焼いていて、
それでいて柔らかい表情は残し、
灰から作っている灰釉がたっぷりかけられていて、
様々料理をもっても、匂い移りや、
油染みなどにも、陶器と思えないほどの、
堅牢さをみせてくれます。

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ロクロで引き上げたあとに、ゆったりと歪ませて楕円にしています。

と同時に、灰釉と焼成の上手さが、
四季折々の料理、和でも洋でもエスニックでも、
家庭の料理でもお金を頂く料理でも、
時々のそれぞれの料理に染まって、
盛り映えする、本当の意味で取り回しのきく器です。

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入れ子にして納めることもできます。

器作りのために、少し料理の修業もしたという、
ウナギやスッポンもさばく光藤さん。
料理好きもあって、毎日三食をほぼ自分で料理をなさる、
光藤さんらしさが出ている器です。

*本当は、ご紹介した5寸と7寸の間に、
6寸もありますが、今回は品切れです。
来年正月恒例の個展には、黒釉八角鉢と一緒に、
たくさん並ぶ予定ですので、お楽しみに!

              甘庵


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ことこと煮込む土鍋

10月も半ばになったのに、
天候が今一秋っぽくなくて、
野菜が高かったり、魚のとれ方が違ったりしている、
ニュースも聞かれます。
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光藤佐 鉄絵土鍋7寸 18,000円
外径21cm内径18cmフタ上までの高さ18cm本体の高さ10.5cm


街の様子も、Tシャツで活動的に動いている方から、
秋バリバリのファッションに身を包む方まで、
いろいろな方を見かけます。
確かに気温の変動も激しくて、
出掛けるときに何を着ていくか迷うくらいです。

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光藤佐 行平大 16,000円
外径17.5cm内径14cmフタ上までの高さ15.5cm本体の高さ10.5cm


それでも体内時計・・・体内カレンダーかな、
どこか秋めいたものが食べたくなっているのは、
長く生きてきている習慣だけではない気がします。

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光藤佐 鉄絵土鍋5寸 15,000円
外径17.5cm内径14.5cmフタ上までの高さ14.5cm本体の高さ85cm


ことこと煮込んだものや、
こっくりしたものに、
気持ちが動くのは甘庵だけでしょうか。

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光藤佐 鉄絵ミルクパン 10,000円 外径13cm高さ8cm
焼台 10,500円 W30cmD17cmH18.5cm


そこで、今日からの荻窪銀花の秋をテーマにした企画から、
そんな中から、いきなりの土鍋のご紹介です。
今回の土鍋は、ご飯を炊いたり、
ことこと煮込んだりするタイプです。

                甘庵


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秋色の器 こっくりとしっくりと 展

次回の荻窪銀花の企画展をご紹介します。
10月15日(金)から11月1日(月) まで、
秋のイメージに溢れる器を揃えて、
秋色の器展を催します。

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土ものの器が中心です。
土鍋や、加藤財さんの急須やポット、
光藤佐さんの黒釉八角鉢も、少しずつですが、
入荷し並びます。

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お待ちになっていた方も多いと思いまが、
加藤さんの急須ポットは、一点ずつのもので、
光藤さんの4種の黒釉八角鉢も、2セットほどですので、
なるべく早めのご来店をお待ちしております。

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遠方の方にもご覧いただけるように、会場の見えるHPも、
なるべく早めにアップできるように、がんばります。
アップ出来て時点で、登録頂いている方へは、
いつものように、お知らせメールをお送りします。
お楽しみにお待ちください。

                甘庵


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手仕事ではあまり見かけない器

山口利枝さんの大きな魅力に、
器の作り手としての自覚が、
しっかりしている点を上げて良いと思います。

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手仕事では、コストだけから考えると、
単価が高くなってしまいがちでも、
使い手からは、それほど価値をみいだしていただけない、
極々、日常的な器があります。

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鉄呉須麦わら丼 4,410円 径16.5cm H8.8cm

山口さんの器は、内容と照らせばどれも、
求めやすく設定されている点は、
頭が下がるのですが、
この丼などは、作り手が余り作らない器の代表です。
麺喰いには、たまらないアイテムです。
煮物でも、サラダでもいろいろ使えそうです。

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松文7.5寸鉢 5,460円 径23cm H6cm

こちらの鉢はかなりたっぷりしているのに、
手持ちが軽く、扱いやすく、
食べ盛りを抱えたお家には絶対お薦めできます。
サラダボールに使えそうな大きさですが、
たっぷりと盛りつけができる広がりと、
気取って盛っても映える気品があります。

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どちらも、丈夫で長く使えて、飽きのこない、
毎日つかう器に必要な点を、
全てクリアしている、
信頼できる日常の器です。

           甘庵



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開ける楽しみ

山口利枝さんは、使い勝手の良いふたものや、
使い方を工夫するのが楽しみな小箱をよく作ってくれます。
今回も、魅力のあるふたものと小箱が届いています。

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白磁ふたもの 12,000円 径16cm H12cm


白磁のふたものが今回届いたなかで一番大きくて、
食籠(じきろう)といっても良いほどの大きさです。
しっとりしたお菓子が乾かないように配慮する器として、
温かい料理をなるべく温かいまま食べていただく器として、
使い方は広がりそうですね。


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花詰めふたもの 6,300円 径12cm H6cm

こちらは常備菜を冷蔵庫に入れておいて、
そのまま食卓にだしたい可愛いふたものです。
花形の窓のなかに小花がいっぱい描かれています。
フタも大きく開いて、中が取りやすく、
また洗う時も楽です。
匂いが付かないので、梅干し、佃煮、漬け物など、
ご飯のお供が浮かんでしまう甘庵です。


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小箱 各3,100円 □6cm H4cm

小さな箱には、それぞれ絵柄が描かれていて、
並んでいるのを見ていても楽しいのですが、
ジュエリーなどの大切なものを仕舞っておいたり、
思いでの小物を保存したり・・・。
中身への思いを大切にするにはぴったりな、
山口さんらしいチャーミングな小箱です。


それぞれの華やかな、ふたものも小箱も、
中身が、なにかな~って開けたくなる、
開ける楽しみが生まれる器です。

                甘庵


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いろいろ使えそうな湯呑みとカップ

ご紹介したい物がまだまだある山口利枝さんの器の中から、
今日は、飲み物を楽しめる器として、
湯呑みをカップをご紹介します。

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格子に楓文ゆのみ 2,520円 径9.7cm H5.3cm

この湯呑みの絵柄は、ちょとレトロな感じがしながら、
でも古くさくないのは山口さんらしさですね。
形も口が二段に広がっているので、
小鉢としても使えそう、
和のスイーツや果物など、
デザートなんかも似合いそうです。

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むぎわらカップ 2,520円 径7.5cm H8.6cm

こちらのカップは、見るからに多目的な感じがします。
シンプルな絵柄が国籍を問わず、
ワールドワイドで呑んでやるぞ~っていうのはオーバーでも。
マイカップにして、たっぷりなお茶、コーヒーなどもよいでのですが、
ビールも行けそうですし、焼酎を割って呑むときにも、
流行のハイボールだってお洒落かも。
左利きでないかたは、ココアや甘酒を、
いっぱい呑みたいときなんかも・・・。

皿や鉢を見てると色々料理が思い浮かび、
湯呑みやカップ見てればいろいろ呑みたくなる・・・。
食欲旺盛な甘庵です。

                   甘庵

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山口利枝さんと友人のコラボ

今日ご紹介するガラスドーム2点は、
山口利枝さんと友人のガラスの作り手との、
コラボレーション作品です。

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山口さんの作ったベースの皿と、
友人の吹きガラスのふたの組み合わせは、
既製品でもよくありますが、
そこは手仕事らしい温かみに溢れています。

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ガラスドーム染め付け 14,700円
径16.2cm H2.5cmガラスフタ上H12cm


ケーキやチーズを乾かずに、
冷蔵庫で冷やしておいたり、
(ただし、保存容器ではありません)
またホコリや虫などから守りながら、
そのまま食卓にだせて、
カットしてサーブするのも、
楽しくなるセットです。

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ガラスドーム白磁輪花 14,700円
径20cm H3cmガラスフタ上H14cm


大きい方でも、ガラスドームの内径で15cmほどで、
家庭で気軽に使えるサイズです。
大きなホールケーキを想定してはいません。
逆に、使い方はいろいろ考えられます。
温かいものを温かく召し上がってもらったり、
食べる直前に開けて香りを味わったりと、
いろいろが使い方の工夫も楽しめそうです。

                甘庵


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楕円の器は角と丸の良いとこ取り
山口さんは楕円の器を良く作ってくれます。
和の器として作ってもどこかモダンで、
洋皿のように作ってもしっかり和で使える。
そんな気配を持つ山口さんの楕円の器をご紹介します。

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ひょうたん文楕円鉢 3,780円 W16cm D13.5cm H4.3cm

丸い器が多い食卓に少し違う形をと思い、
長角皿や角鉢を選ぶと、
使う出番が思うより限られてしまうと言う方には、
楕円鉢も楕円皿がお薦めです。

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帯文楕円皿 2,940円 W18cm D14cm H2.7cm

丸にくらべると、縦横比があって、
横に食材を並べたり、方向性のある盛りつけがしやすく、
角がない分、使って洗ってが頻繁でも、丈夫です。
そうなんです、思う以上に日常使いに向いています。

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市松楕円皿 3,570円 W17.5cm D13.5cm H3cm

山口さんの器なら、収納時の重なりも考慮されていますし、
磁器ですので、堅く、匂いも付きにくいので、
忙しい毎日であれやこれやと、料理を気ままにもっても、
後の始末がとっても楽です。

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白磁楕円皿小 2,520円 W18cm D14.5cm H2.5cm

もちろん、手仕事の器ならではの質感や絵柄は、
料理を映えさせて、およそ何でも、
料理の味をアップさせてくれます。

器は使わないと生きてきません。
なので、日常の器にとっては、
使いやすい気軽さや丈夫さはとても大切で、
選択するときの大きな要素です。

                甘庵



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山口利枝さんの絵柄

荻窪銀花の定休日ですが、先週に続いて、
開催中の山口さんの素敵は絵柄を、
アップ画像を、ご紹介します。
今日は二回目は花と鳥の絵柄です。

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七寸皿に大胆に描かれた優雅な紫陽花です。

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古典柄のボタン唐草も山口さんらしさがあって新鮮です。

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ふたものに描かれた、山口さんオリジナルの人気の絵柄「花詰め」です。

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ソバチョコの新しい絵柄、花文です。

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おろし皿の縁にぐるりと描かれた花詰めの小花です。

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輪花小付けの見込み絵は、一輪の花が描かれています。

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4.5寸鉢の見込みには、飽きのこないボタンがゆったり描かれています。

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各小突けには、千鳥が悠々と飛んでいます。

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子供飯碗には、鳥と、黄と緑の二色の花が描かれています。

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矢羽文の飯碗の見込みにも二羽の千鳥が飛んでいます。

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矢羽文5寸皿の見込みには、一羽の鳥が描かれています。

いかがですか、こんな器での食事すればきっと、
とても優雅な気持ちになれると思いますよ。

                  甘庵

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一番出番の多くなる鉢

山口利枝さんは、食器を中心に仕事をしているだけあって、
何でもない鉢は、ほぼ完璧です。
家庭の食器棚にあれば、きっと一番出番が多くなるでしょう。
その小鉢を2点紹介します。
4.5寸と5寸の染め付けの小鉢です。

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ぼたん文4.5寸鉢 2,730円 径13.8cm H4cm

見込みに染め付けのボタン文が描かれた4.5寸鉢は、
手も持ちやすい大きさで、丸さが優しい形ですので、
おのおのに取り分けられたおかずや、
鍋物の取り鉢として、手に持ってたべるには、
もってこいの器です。

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普段の器ですから、きっちりと重なりが良く、
収納や仕舞いやすさは大切な点です。
磁器ですので、匂いも付かず、洗いやすく、
気兼ねなく色々な料理も盛りつけられます。

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草文鉄実5寸鉢 3,150円 径15.4cm H5.6cm

一回り大きい連続文の草文鉄実5寸鉢も、
ボタン文4.5寸鉢と同じ特徴や性能をもっています。
この大きさだと、しっかり主菜を盛りつけられることと、
同じ分量でも、周りの連続文が見えるように、
お料理が絵、器が額縁という感じに、
すこし中高に盛りつけることで、
ぐんとお料理がランクアップします。
これこそ、器の本領発揮です。

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この木の葉の連続文は、
パターンは古典手法なのですが、
山口さんのオリジナルな木の葉文が新鮮で、
ボウルとして使う事で、
違った盛りつけを楽しめます。

日常の器として使うのに、
手仕事の器への間違った印象をお持ちの方が多いので、
改めてお伝えしておきますが、
荻窪銀花に並ぶ、やきものの器はほとんどそうなのですが、
山口さんの器も、レンジも、オーブンも、食洗機も使えます。
常識の範囲内の使い方であれば、
まったく問題ありませんので、
器が活き活きするように、バンバン使ってください。

*やきものでも、上絵があるものは電子レンジでは使えません。
 一部の陶器は、レンジやオーブンで使うと、
 侘び寂びが進みすぎてしまうことがあるので、
 基本はお薦めしないことを、橋渡しのときにお伝えしています。

                    甘庵


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やきものの花が咲いた

山口利枝さんの器作りは、伝統に培われた技術と、
現代に生きるセンスを、調和させていて、
落ち着いた気配で使いやすいながらも、
どこか新鮮で明るさに溢れています。

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花唐草7寸輪花皿 4,200円 径21.5cm H3.5cm

今日ご紹介する輪花の皿と鉢も、
古く中国から伝わり、和の文化に根付き、
現代も愛され続けている工芸全般の造形です。

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呉須と鉄で描かれた伝統的な唐草も、古くささがなく新鮮です。

ロクロで丸く引き上げた後に、
縁を花弁のように切り整えた形を、
やきものでは輪花皿、輪花鉢と呼んでいます。

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ブドウ文輪花鉢 5,040円 径20.5cm H7.5cm

一旦丸くロクロで挽いた縁を、
手間を加える輪花は、贅沢な階級の器であり、
よそ行きの器、晴れの器であり、
気位の高い器に多く使われてきています。

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古典柄のブドウ文の染め付け鉢ですが、名前からくるイメージよりも、
たっぷりとした使い勝手の良いボールといったほうが良い器です。


この伝統的は造形の輪花も、
山口さんらしさに溢れていて、
気品や格と失うことなく、凛としながらも、
爽やかで朗らかな表情の。
気軽にも使える仕上がりになっているところは、
さすがとと言って良いと思います。

            甘庵



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石物の基本は白磁 その魅力

昨日は山口利枝さんが一日荻窪銀花にいてくれました。
お友だちやお客様との楽しい会話にも、
山口さんの明るく爽やかな人柄が伝わって来て、
よりファンになる方が多かったと思います。
もちろんのこと、ぼくもです。

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3つの白磁の器を並べてみました。
大きさは表情やフォルムがそれぞれに魅力的な器です。


山口さんがお客様にお話しになっていた会話に、
なるほどと納得する事がたくさんありました。
その1つに、染め付けなど絵付のある器とは、
別に白磁の器の居場所があるようです。
そのままの、姿だけの方が良い器として、
白磁を位置づけているようです。

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白磁しのぎ鉢 3,150円
径16cm H6cm

それだけに、白磁の器は、
絵がなくても存在感があって、
チャーミングな表情をイメージしているのかもしれません。

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白磁輪花小鉢 2,100円 径10.5cm H4.5cm

絵がない分、さらっと見てしまいがちですが、
心をフラットにして、少し見つめていると、
じわじわと山口さんのいとしている、
フォルムや、陰影や、釉薬などで、
仕掛けてあるチャームポイントが見えてきます。

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白磁もも皿 2,310円 径12cm H3cm


器としては、絵がない分、
どんな料理も映えて、品格を醸し出していて、
凛としていながら、使いやすい器です。

                 甘庵



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個展ならではのたっぷりとした器

山口利枝さんの個展中盤の今日10月2日は、
ご本人が荻窪銀花に出向いてくれます。

山口さんは爽やかで朗らかで、
お目に掛るのが楽しみな気持ちの良い作り手です。
甘庵は、いつも元気を一杯もらってしまいます。
明るく爽やかの器展と題した作品と同じ・・・いえ、
作品が本人の分身なのが良く分かる、
代表例のような作り手なんです。

今日は今回もたくさん届けてくださった器から、
個展らしい、すこしたっぷりとして一品ものをご紹介します。

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見込みにザクロ文が描かれた大振りのドラバチは、
しかりとお料理しないとならない、力のある作品ですが、
晴れの器として、料理をサポートしてくれる器でもあります。

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ザクロ文鉢 12,600円 径23cm H7cm

と言いながら、チラシ寿司もっても、たっぷりサラダでも、
素麺どばっとでも、鍋の具材をど~んとでも、
気軽に使ってもらえば、器の良さを楽しめて、
器も活き活きしてきます。
あまり構えずに使いたい器です。

こちらは凛とした白磁鉢と、
野趣な葛蔓のコラボレーションが楽しい器です。
このような組み合わせの趣を愛でて、
食卓に持ち込めるのは、
私たちの文化として誇れる、
和の美意識を感性に他なりません。

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かづら手付鉢 16,800円 径21.5cm H6.5cm手までH20cm

これも、確かな料理としつらえのしがいのある器ですが、
同時に、日常の中に取り入れたい器でもあります。
果物を盛りつけるコンポートでも、
花を活けても、オーブンサンドを並べても、
使い方に約束はありません。

焼きものは、大昔に比べると、
窯をはじめ、テクノロジーの恩恵をうけていて、
苦労は少なくなっているのですが、
最後は、作り手の技と気持ちを感性が揃って出来るものです。
日常の器も、個展ならではの一点物の器も、
作り手の物作りの姿勢が見えてきます。
山口さんの器は、人柄のそのままの、
心地のよい器に仕上がっています。

             甘庵



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愛用者にはあのYOMEさんや藤田佳三さんが

山口利枝さんの作り出す磁器は、
古伊万里にも通じる素地の色合いや、
手の後が残っている日常の器です。
使い勝手が良く丈夫なうえに、
どこか温かみがあって、盛り映えがします。

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花詰め半月皿 3,150円 W18.8cmD15.3cm H2.8cm

こうなれば、ファンが増えていくのも必然。
ブログや料理本で、たくさんの方から支持されているYOMEさんは、
荻窪銀花の器を多く使っていただいていますが、
山口さんの器もお気に入りで使ってもらっているので、
ブログなどでご覧になった方も多いと思います。

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山口さんの人気定番となっている可愛い絵柄の半月皿は、
応用が効き、料理が盛り映えする取り回しのよい器です。


今回も、数種の器をご希望いただき、
一部はお手元に届いていますが、
残りは売り切れてしまっているために、
お時間をいただいてご注文してくれています。

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白磁木の葉鉢 5,040円 W27cm D17.5cm H5.3cm

また、そのYOMEさんも大ファンの作り手、
藤田佳三さんが山口さんの器を日常的に使ってくれています。
「買いやすい価格と、丈夫でいて、盛り映えもする」と、
藤田さんの評価は大変高く、お気に入りの食器で、
「自分の器より、最近頻度が高いかも」と、
得意の軽口で仰っていました。

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カレー、パスタ、サラダ、グラタンから、
煮物や和え物などまで、たっぷりと盛りつけるなら、
どんな使い方にも満足してもらえます。


このお二人を、たくさんのファンの方の代表としてご紹介しましたが、
料理を手がける人にとっても、器を作る人にとっても、
それぞれの厳しい目から、高い評価を得ているところには、
参考にすべき、間違いない器選びの共通点があることは、
間違いない、山口さんの器です。

                    甘庵


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