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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

ゆとりのある技からさり気なく気品が生まれる

開催中の光藤佐さんの個展から、
今日は粉青三島皿七寸をご紹介いたします。

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粉青三島皿7寸 7,020円
径20.5cmH3.8cm


この三島は基本的に技巧の高さがないと、
品のあるものができないと思います。
花文の象嵌、動きのある飛び鉋文も、
苦労の後があるものは課題の力作のようになります。

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装飾性が強い文様は、
さり気なく優雅に施されるリズム感が、
見えていないとならないと思っています。
手間仕事だからこそゆとりのある仕事であってこそ、
その先に器としても魅力が生まれてきます。

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甘庵の持論として「器の絵付けは服でなく肌のように」と、
お伝えしていますが三島のような象嵌文様も、
同じことが言えます。

17_mitufuji_0189.jpg

つまりとってつけた文様のようでは、
浪速のおばちゃんのヒョウ柄であり、
サバナの豹の自然な気品がありません。
器の文様も豹の肌が美しいようにあるべきだと、
器の本来の肌のようにナチュラルに、
仕上げてこそ美しさが生まれると思っています。

だからこそ手間仕事の象嵌で描きだす、
三島手の器は、さりげなくさらっと仕上げる、
作り手の力量が必然だと思っています。
光藤さんの三島皿はそんな仕上がりの一枚です。

           甘庵


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心象デザインされた木の葉鉢

開催中の光藤佐さんの個展から、
粉青刷毛目木の葉鉢をご紹介します。

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粉青刷毛目木の葉鉢 5,400円
W16.5cmD15cmH5cm


木の葉をリアルに作り込んだわけでもなく、
わかりやすくデザインされた造形でもない、
光藤さんらしいひねりのある木の葉型です。

17_mitufuji_0163.jpg

でも不思議なことに木の葉と認識してしまうと、
動きが見えたり色が思い浮かんだりして、
木の葉としての自由なイメージが広がります。

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甘庵が思うにはこの木の葉の形は、
光藤さんの心象を形にしたもので、
手にした人が心のままに見え方を膨らませて、
春の若葉にも秋の落ち葉にも、
日に照る葉にも風にそよぐ葉にも、
見えてくるのではと感じています。

17_mitufuji_0165.jpg

技法的にはロクロで丸く挽き、
ヘラなどで数カ所を切り落として葉形へ整え、
見込みに葉脈を線ぼりし、
櫛目でアクセントを付けて、
大人しい刷毛目でムラを残した白化粧をしています。

また高台もギアのような数の多い割高台で、
造形的なデザインのテンションを高め、
面白みを加えています。

こてこての和食器の葉形鉢と違い、
盛りつけや使い方が自由に楽しめる器です。

              甘庵


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動的な表情が魅力の刷毛目舟形鉢

開催中の光藤佐さんの個展から、
刷毛目舟形鉢をご紹介します。

17_mitufuji_0041.jpg
刷毛目舟形鉢7寸 9,180円
W23cmD17cmH8cm


ロクロで円形の鉢に成形後、
両端を少し寄せた上に平行にカットして、
モダンで舟形を作り出しています。

17_mitufuji_0042.jpg

そこに刷毛の動きが見えるような、
力強い刷毛目を描き出していて、
よりいっそう躍動感のある器に仕上げています。

17_mitufuji_0043.jpg

伝統的な手法で生まれた和の器ですが、
多用でグローバルになっている、
私たちの食卓で自由に活躍するのが、
目に見えてくる器です。

17_mitufuji_0044.jpg

こんなにも動きのある器でありながらも、
凛とした品性を保っていて、
下世話さがないところは、
さすが光藤さんです。
晴れの場の器としても実力を発揮します。

              甘庵


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メビウスの輪かクラインの壺か光藤の片口か

いつのことだったか確かではないですが、
初めてメビウスの輪を知ったときに、
ワクワクしたという記憶は確かです。
テープ状の紙を一ひねりして端をノリでとめると、
メビウスの輪になります。
一カ所から長手方向へ線を描くといつの間にか裏になり、
続けていくと書き始めた面に戻ってきます。
その立体型がクラインの壺です。

17_mitufuji_0091.jpg
粉引片口5寸 4,320円
W15.5cmD12.5cmH5.8cm


なんでこんな数学の位相幾何学の話かというと・・・。
実物は表裏の境もあるのですが、
どこか位相幾何学的なイメージが重なるのが、
今日ご紹介する光藤さんの片口鉢五寸です。

17_mitufuji_0092.jpg

まずはロクロで円形の小鉢を作り、
柔らかなうちに口をつまみ出し、
縁を光藤マジックでぐにゃりぐにゃりと変形。
感心なのはそのぐにゃりぐにゃりの片口が、
重ねるとなんとなく重なることです。

17_mitufuji_0094.jpg

このぐにゃりぐにゃりして片口を、
一点から見てていて片口を一定方向に回転させていくと、
まったく違う形のものに見えて来ます。
位相空間が存在している・・・?
片口が位相立体の器に思えてきます。
もちろん普通に使いやすく盛り映えします。
盛った料理が異空間に転送されることもありません。

17_mitufuji_0093.jpg

と、片口から妄想を広げられるのは、
甘庵だけかもしれませんが、
とにもかくにも光藤さんならではの、
不思議な魅力を持つ片口です。

             甘庵


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光藤佐 盛り映えする器 展がはじまりました

光藤佐さんの個展が今日からはじまりました。
初日にふさわしい秋らしい晴れやかな荻窪です。
今回も穴窯(薪で焼く一房の窯)で焼かれた作品が中心です。

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粉引鉢5.5寸 4,860円
径15.5cmH4.5cm


粉引、刷毛目、白磁といった、
器としてベーシックで使い勝手が良い器が、
ど〜んと並びました。

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粉引でも穴窯の中で焚かれた薪の灰が降って
釉薬と重なりとろんとした釉調になり
一部はこげたり緑の釉だまりがみえます。


光藤さんの器ははっきりいって渋いし、
わかりやすい表現は少なく、
マニアックに感じられる方が多いかもしれませんが、
お料理好きな方、食べること飲むことが好きな方には、
ぜひ一度使って欲しい器です。

17_mitufuji_0077.jpg

甘庵好みのまず良く焼けていて、
丈夫で使い勝手が良く、
何より料理を美味しく盛り映えさせることです。

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天気が安定しないこの頃ですが、
ゆったりした会期なので、
機会を見計らってぜひお出かけください。

               甘庵


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光藤佐 盛り映えする器 展がはじまります

大きな台風が通り過ぎて秋らしくなり、
うつわ屋へおいでになるにはもってこいの天気です。
10/24火〜26木を模様替え休みをいただいて、
次回企画の光藤佐さんの個展の準備をしています。

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ファンの方お待ちどうさまでした。
10/27金からいよいよ開催いたします。

甘庵もなのですが光藤さんのファンは、
ヤキモノ好きで食べること好き飲むこと好きと、
器を使い倒す勢いの方が多いと思います。
また、器にまでこだわりをもつ料理店のオーナーさまなど、
料理映えする器としてご愛用いただいています。

今年も定番から意欲的な新作や新しい方向の器も並んでいます。
光藤さんが楽しそうにして作り上げたと想像の付く造形の器を、
手に取って見ていると光藤さんの気持ちにリンクして、
作り出す楽しさまで味わえています。

ぜひお出かけになって手に取ってみてください。

                甘庵


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使いだすと目から鱗

秋の器展から今日ご紹介するのは、
次回企画で個展を催していただく、
光藤佐さんの黒釉四寸五分鉢です。

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光藤佐 黒釉鉢4.5寸 3,240円
径13 cmH4.5cm


さり気ない形で重なりも良く、
真っ黒ではない温かみのある黒釉の、
ある意味普通に見える小鉢です。
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でも使うと、使っていただけると、
良さがはっきりわかるのが、
光藤さんの器に共通した魅力です。

16_open_0885.jpg

基本として渋めのでトラッドな作風です。
丈夫で使い勝手がいいのも共通しています。
そして使うと料理が盛り映えして美味しそうに。
自然と料理が楽しくなり、
食べる側も美味しそうに食べてくれて、
はっと気づくと器の力に納得し、
器選びの大切さにも気づかれます。

16_open_0886.jpg

というわけで目から鱗が落ちることになります。
この小さな小鉢はそんな器です。

              甘庵


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渋めの瑠璃釉が秋の深まりに似合う

投票日の今日は列島に大きな台風が近づいてきていて、
用心深く期日前投票をされた方以外は、
雨の中の投票状へ向かわなければならないですが、
それでも私たちの権利ですので有効に生かしましょう。

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藤田佳三 瑠璃釉輪花六寸皿 5,076円
径18.8cmH3cm


そんな鈍色の空模様をみていて今日ご紹介することにしたのは、
藤田佳三さんの新しい手法の瑠璃釉輪花六寸皿です。

17_fujita_1095.jpg

呉須で描いた下絵が見える透明感がありながらも、
けばけばしさのない浮かない瑠璃釉を作るのに、
この数年いろいろ試してやっとお見せできるものになったと、
仰っていました。

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甘庵のはじめの印象はどこかレトロ感を感じました。
硬質感も感じ、畳じりで土味をみれば、
磁土を加えているようで実際にしっかり焼かれて、
堅めの素地に仕上がっているようです。

17_fujita_1097.jpg

相対的に和の器の表情を持ちながらも、
洋皿の気配を備えている不思議な気配があります。
結果として幅広い食材や料理を受け止める、
スタンスの広い皿に仕上がっています。
秋が深まりに似合う落ち着いた表情の六寸皿です。

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華やかで温もりのあるマグカップ

このところ秋というより冬の気温で、
温かな飲み物が美味しい毎日です。
そんな天候にあわせてご紹介するのは、
藤田佳三さんの気持ちも温かくなる、
赤絵マグカップです。

17_fujita_1033.jpg
藤田佳三 赤絵マグカップ 4,320円
径9.5cmH9.5cm


こっくりした粉引ベースに、
藤田さんの達者な筆使いが活かされた、
華やかな赤絵が施されたいます。

17_fujita_1034.jpg

毎日使う器で使い勝手のよい器でありながら、
飲み物を飲む度に心豊かになる、
品格を備えています。

17_fujita_1035.jpg

藤田さんは常に使い側の気持ちを持って、
器作りへ取り組んでいます。
そんな器への配慮がこのマグでよくわかる点として、
まず手に持ったときの持ちやすさと自然な安心感です。
それはハンドルのデザインと納まりが、
よく考えられているためです。

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そして口あたりの良さです。
滑らかで優しく柔らかさを感じます。
一つずつロクロで挽いて作り出す最後の行程で、
口を整えるときに気持ちを集中させて、
丁寧に納めているの良くがわかります。

藤田さんらしい感性から生まれた、
美しフォルムも長く使い込み愛着の増していく、
豊かな日常の器になります。

               甘庵


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器の中に秋の野原が広がる

秋の器展から10cm四方の中に野原の広がりが見える、
中條正康さんの武蔵野図撫角向付小をご紹介します。

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中條正康 武蔵野図撫角向付 小 4.860円
□10cmH5.8cm


尾形乾山をリスペクトされた、
渋いけど華のある懐の広い、
盛りつけが楽しみな器です。

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撫角とあるように四方形ながら角がありません。
そこに四方鉢でも丸鉢でもない空間が生まれ、
手の上に乗る器のなかに広がりを感じ取れます。

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舞台の背景効果や茶室の床の隅などにも、
この撫角を同じ角のない空間で、
広がりを見せる効果を生み出しているのと、
共通していると思います。

また一組五客を並べると、
より広がり効果が強くなって、
広々とした切りのない野原を描いた、
武蔵野図が完成する気がします。

              甘庵


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濃いめのお茶が美味しい小湯飲み

秋の器展から口当たり抜群でお茶の味わいが深くなる、
藤田佳三さんの染付小湯飲みをご紹介します。

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藤田佳三 染付小湯飲み 2,808円
径7.5cmH6.5cm


先週まで麦茶が欠かせなかったのですが、
ここに来て一気に気温が下がり秋めいて、
温かいお茶が改めて美味しく感じています。

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それも少し濃いめのこっくりしたお茶を、
ゆったり頂くと渇きが潤い気持ちが和みます。

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甘庵の手元の安物の茶葉でも、
少し多めに急須に入れて、
湯の温度を見計らい、
短気を我慢して葉が開くのを待ち、
小湯飲みに静かに注ぐと香りが広がり、
口に運んでゆっくり味わう・・・。

17_fujita_1048.jpg

飲みきって一呼吸おいてから、
少し湯の温度を上げて二煎目をいただく、
一煎目より甘みや香りは薄れても、
渋めの味わいになってそれもまた味わい。

少なくても二煎は楽しむにも、
急須は本来小振りなのが良くわかります。
器も本来は湯呑みではなく煎茶碗になります。
この小湯飲みは日常使いとしての煎茶碗で、
程よい大きさに仕立てられています。

              甘庵


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華やかでいて使える楕円皿

秋の器展から藤田佳三さんの、
鉄絵色彩楕円皿をご紹介します。

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藤田佳三 鉄絵色彩楕円皿 5,400円
W28.5cmD5.3cmH2.5cm


名前に鉄絵とあるのは、
こっくりした粉引ベースの素地に、
鉄絵の下絵を施してあります。
この鉄茶の線描が絵付け全体を締まったものにしています。

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この線描に赤を緑の上絵を施すことで、
重厚に加えて華やかさを立体感を生み出しています。

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色絵でありながらも骨太感があるのは、
この鉄下絵+色絵という重ねた手間の効果です。
華やかな器でいて盛り映えが良く、
重厚感もある表情の器に仕上げています。

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また楕円と言う形も、
手仕事では一枚ずつ時間と手間のかかる型おこしで、
長いフォルムに生まれる窯切れや歪みをクリアする、
行き届いた構造デザインとテクニックも、
藤田さんならではの仕事と言えます。

食材には案外長い形状のものがあるので、
姿を活かした盛りつけが活かせる皿です。
また異なる食材何点かを盛りつける楽しみも、
円形や正方形の皿では生まれない演出ができます。
器を使う工夫や楽しみの発見が多い一皿になります。

                甘庵


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料理映えするこっくりした黒マット片口鉢

秋めいてくると食材や料理も、
こってりしたものや温かなものが、
美味しくなります。
そんな秋の食卓にぴったりな、
料理の色が映えて美味しそうに盛れる、
小野寺友子さんの黒マット片口鉢をご紹介します。

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小野寺友子 黒マット片口鉢 5,400円
W21cmD15cmH8cm


ロクロで挽きだした後にゆったりと歪めて、
楕円形に整えた長手方法に注ぎ口を取り付けた、
アシンメトリーなフォルムが和のしつらえにぴったりです。

17_autumn_0975.jpg

口のある方向性のある姿は、
盛りつけた料理に動きをみせて、
季節感のある一品を盛りつけるのに向いています。

和の仕事なのですが、
小野寺さんが作るとどこかモダンで、
グローバルな器として使えて、
また様々料理の美味しさを後押しします。

でも甘庵には南瓜の煮付け盛りつけられ、
黒いマット釉に映えて美味しそうな様子が、
頭に浮かんで・・・消えません。

            甘庵

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昨日の夏日から今日の秋日

荻窪は昨日からの寒暖差が10℃以上あり、
着るものに悩み、体調管理の気遣いも必要です。
それでも秋らしくなるほどに、
移りゆく旬の食べ物や景色を楽しめるので、
前向きに受け止められます。

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中條正康 絵替半月皿 4,320円
W13cmD11cmH2.5cm


秋の器展からご紹介するのは、
中條正康さんの秋らしい絵付けの半月皿です。
流水に紅葉の竜田川と実りの稲穂に鳴子の図です。
とお伝えしてもご理解頂きにくくなっていると思います。
竜田川は渓谷で紅葉狩りと思えば想像は付くことでしょうが、
実りの稲穂もさることながら鳴子は、
きっと知らない方が大半なのでしょう。

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今あちこちで獣害のニュースが流れることがありますが、
昔から悩まされていたようです。
特に鳥の対策として行われていた、
視覚で脅す案山子と音で脅す鳴子です。

木の板に竹や木片がいくつか付けられて、
風や人力でゆれるとカラカラと音が出ます。
秋の風情として絵画などにも描かれていますが、
戦後生まれ東京育ちの甘庵は田んぼや畑で、
実物を見た記憶はありません。
国定忠治のお芝居など時代劇などで、
鳴っていたので覚えたのでしょう。

伝統的な絵柄をリスペクトして描く、
中條さんの絵柄に描かれているのも、
器作りの先人たちになぞられた、
秋の風情ある絵柄だからです。

使う側のぼくらも知識だけになっても少しだけ、
学習しくみ取って楽しみたいと思います。

             甘庵


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藤田佳三さんらしさ・・・定番マグカップを一点物に

秋の器展に届いた藤田佳三さんの器は、
無理をいって送ってもらったので、
届いた客数が1客、2客と言うものが中心です。
納品リストを見ながら値段を書いて、
価格シールをつけているとき染付のマグがない。
いや紅安南のマグならある。
もしかして藤田さんの思いやり・・・いたずら心かな?

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藤田佳三 染付マグカップ 4,320円
径8.5cmH9.5cm 1点ものです。


今日電話でお話したら思った通りでした。
送ってくださる赤絵を描いているときに、
染付のマグに遊び心で赤絵を挿すというサービス。
17_fujita_1038.jpg

つまり、紅安南のマグとして計画していたのではなく、
染付のマグに、後にも先にもこれ一つの絵柄になる、
一点物として絵付けしてくれちゃっています。

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だから価格も染付マグの価格なんです。
一個だけおくるし、それを由としてくださる方には、
ご縁にサービスの気持ち、面白いかな〜って。
このあたりの遊び心というか、忙しいのに気持ちのゆとりというか。
これが藤田さんという作り手のお人柄なんです。
ねぇ〜素敵な人でしょう。

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そんな発見をして嬉しい気分で一杯の甘庵です。
誰がこのマグと出会うかな。
それも楽しみです。

                甘庵

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秋の器展に藤田佳三さんの器も並びました

昨日藤田さんから少しずつですが色々届きました。
1客2客という構成でも展示が華やかになり、
しっとりこっくりした温かな表情の器で、
いっぱいになりました。

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藤田佳三 紅安南飯碗 4.320円
径11.5cmH6.3cm


そんななかから新米の季節なので、
紅安南の飯碗をご紹介します。

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下絵の染付も溶けた灰釉に滲み、
優しい絵付けですが、
その上に赤絵や色絵を施していて、
いっそうほっくりした器になっています。

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手に馴染み、口当たりもとても良く、
毎日ご飯をいただくのが、
楽しみになる飯碗です

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飯碗という和の器なのに、
どこかグローバルは装いにも見えて、
カフェオレ飲んでも似合うオシャレ感あふれる碗です。
使い方を色々工夫して楽しめます。

                   甘庵


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秋の器しっとりこっくり展がはじまりました

四季を楽しめる風土の日本には、
日本らしい和の感性が発達しました。
エアコンで一年中を快適に過ごせるようになっても、
四季折々の風情を楽しむ習慣は引き継がれています。

季節ごとの旬の食べ物を盛りつける器も、
季節感を感じ取る楽しみがあります。
秋の器展ではそんな秋を感じ取れる器をご紹介してみます。
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                    甘庵


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やっぱり器は美味しそう・・・でないと

美味しい器展最終日になりました。
甘庵の器選択で大切な「美味しそうな器」から、
美味しそうな器をテーマにしての催しでした。

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甘庵には色々な器を適当に集めて並べるだけで、
野菜や果物が並んだように美味しそうに見えてきます。


でも実は荻窪銀花で並べる器は、
少なからず甘庵好みで選ばれたわけなので、
どれをとっても甘庵にとっては美味しそうと、
そう感じられた器ばかりです。

また料理と同じように、
食材を選んだり組み合わせや調理法のように、
器の組み合わせや選択や設えを楽しめます。
当然食べ物の嗜好があるように、
器にも個人の嗜好があってよいと思います。

荻窪銀花としては食材ならば安全など基本の基準があるように、
焼き物なら良く焼けてガラスなら素地や製作法など、
丈夫で使いやすく飽きのこないものなど、
長く可愛がっていただける出会いがあるようにと、
選別したものを並べてご紹介しています。
これからも美味しい器をご紹介してまいります。

              甘庵

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花弁のようなデザートカップが美味しそう

今日ご紹介する美味しそうな器は、
器全体が花房のようなデザインの、
巳亦敬一さんのデザートカップ蕾文です。

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巳亦敬一 デザートカップ 蕾G 3,996円
径10.5cmH7cm


ロート型のカップに取り付けられた、
四角いベースは巳亦さんならではの技で、
優しく華やかな器に仕上がっています。

17_mimata_0890.jpg

カップの縁は輪花に設え、
蕾のイメージの文様を埋め込み、
花弁や蕊の趣に重なる優雅なデザインです。

17_mimata_0891.jpg

花に重なるデザインでありながらも、
ベージュベースのカップと、
渋めのグリーンのベースの構成は、
穏やかな落ち着いた中間色でまとめられ、
食材のように美味しそうで、
料理が盛り映えするデザートカップです。

グリーンのベースはホットワークで、
一つ一つの手作業で四角く形を整えていく、
高度な技で作られています。
飴細工のような美味しそうな仕上がりで、
装飾品ではなく器で見ることは少ない、
目でも味わって使う楽しさがある器です。

            甘庵


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テーマ:日用品・生活雑貨 - ジャンル:ライフ

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