ブログでご紹介しようと思うことが、
時間差で、薄れることになってしまい、
アップしそこなったり・・・。
言い訳がましくて、ごめんなさい。

お話し会や遠方へ発送のお客さまとの会話で、
器を扱う基本のことをお話していると、
改めてお話すべきことと感じたので、
長い読者さんには、繰り返しになって恐縮ですが、
今日の話題にしてみます。
器のなかでも土ものの陶器やせっ器は、
まず共通することですが、
使う前に水や湯につけることを、
習慣づけてください。

特に、粉引は、使い始めは、どっぷり水につけてくだいね。
粉引は素地の上、釉薬の下に、化粧土を施してあり、
長く使うことで表情が侘びていくところを楽しむために、
あえて手のかかる、化粧土をかけています。
白いまま維持することを中心に想定して作るなら、
白い磁器土や、白い釉薬をかける方が、
手間が省かれますし、
使うことで変わることもありません。

粉引は、少しずつ変わる様を楽しめます。
ただ、陶器の使い方として、
使う前に湯や水につけることを、
ぜひなさったください。
そうすることで、急激な汚れや、
匂いがつくのを、緩和することが出来ます。
かといって、小麦粉でなどの澱粉質を入れて煮るは、
そのしみ込んだ澱粉は、どうなるのかな〜と。
1250℃前後でしっかり焼いていますので、
煮てどうなることはないですが、
丈夫になることも決してないです。
滅菌消毒にはなりますが・・骨董ではないので。
「やきもの」ですので、いまから「にもの」にしなくても、
よいのではないかと、ブログでもいつも噛み付いています。
茶道で、茶碗を暖め、湯をしみ込ませるも、
同じ理屈で、目の前のお客さまにお茶を美味しくということだけでなく、
数年後、数十年後、数百年後に、その茶碗でお茶を飲む人のための思いやりです。
甘庵
