季節や料理や食べる人をイメージします。
大きさやボリュームや色や質感を整えて、
シックで気品あるようにまとめるのは、基本ではありますが、
時に、遊び心や、数寄心で、しつらえるのも、
楽しいものです。

カップ&ソーサーを、
異素材の茶托と、くみ出しや湯呑みを「取り合わせ」たのは、
和の組み合わせならではのことです。
自然に感じていますが、案外他国では少ないことなんです。
この違和感を感じない和の取り合わせ感覚を、
大切にして欲しいと思います。

そば猪口をコーヒーカップにしたり、
片口鉢を花器にしてフラワーアレンジメントを楽しむの、
雑器を茶道具に見立てたところと、
基本は同じ「見立てる」遊び心です。

取り合わせ、見立てを楽しむ時には、
気品を失わないようにという気持ちをもってくださいね。
いろいろ試していただければ、
自然と飽きのこない、美しいしつらえ方を、
会得していくことになると思います。
甘庵
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