人気の買い物籠などは、夏を演出する風情から、
街で持ちバッグとして認知されて、
特に小振りなものは若い方々まで、
積極的に使って頂いています。
作り手の高齢化や、山が荒れて材料不足で、
細くなっていく手仕事の籠にとっては、
嬉しいことです。
そんな中、近年山葡萄の籠へに、
人気には目を見張る物があります。
元々その丈夫さなどは優れたものですが、
手間がかかるために、価格も高価です。
それでも、という目のある方々が増えたのは嬉しいことです。
ところがその分、製品としてみたときに、
品不足や貴重という現状になっています。
需要が増えると、甘さが出てくるのか、
扱う側としては、悲しく感じることも時にあります。
優れた技を、後生に伝え、
広げて行くには、良質な作り手、
目の確かな使い手の、
心のつながりが大切と、
そう思っています。
参考の画像は山葡萄ブリーフケースと、買い物籠です。
記録画像かこれしかないので、見えにくいかもしれませんが、
持ち手の細部や縁の巻き仕上げの綺麗さは、
目を見張る物があります。
閑庵



