形が何も無いところから形を作り出すフォースです。
やきものだったら、土と火という原点があれば、
ガラスだったら、珪砂とソーダーという原点があれば、
布だったら、糸を機と染料といえ原点があれば、
あとは作り手の作り出すという気持ちのエネルギーで、
形になっていきます。
角掛さんのとてもモダンな“うつわ”に初めてであったときに、
なぜか縄文土器に感じるエネルギーを連想しました。
硬質に焼かれて、金属を感じるほどの質感なのに、
なぜなのだろうって、思いました。
後ほど、東北盛岡の郊外で生まれ育ったと伺い、
「うーん、もしや先祖のエネルギーが、
原風景として焼き込まれているのかしらん?」
そんな風に、勝手な想像を働かせました。
角掛さんの作り出す“うつわ”には、
鋭さと、スピード感が受け取れます。
そのためかぼくには、安定した質感や色合いなのに、
渋い鉄色の肌から、華やかさが見いだせます。
常滑で作られているお話しを伺っていると、
常滑の・・・ラテン系な風土のなかでこそ、
(ぼくが勝手にそう思っているだけですから、あしからず)
角掛さんの形作るフォースが、
伸びやかに放出しているのだと、
そう思いこんで、楽しんでいます。
そういえば、スターウォーズっぽいかも?
閑庵




