うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

焼き〆は夏の器なんです

焼き〆と言われる、釉薬を掛けずに焼いたせっ器は、
土肌の色合いの茶っぽいイメージからか、
秋や冬の器を思う方が多いようです。

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木戸明彦 備前平向付 5客組33,800円
径16cmH5cm


もちろん、秋にも冬にも使っていただいてよいのですが、
しっとり水に濡らして使うことで、
涼しさをイメージさせる器として、
夏につかわれるのが、和の器としての、
お約束なんですよ。

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縁の薪と炭で焦げた窯変と、
見込みの藁を敷いて重ねた後の緋だすきと、
備前の見所が満載です。


路地に水を打ったり、
すだれを軒かけたり、
風鈴をさげたり、
建具を変えたりというのと同じで、
多少の効果は期待できますが、
それ以上にイメージとしての涼感で、
もてなすところが素敵ですね。

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水に濡らすと、窯変がさらに活き活きして、
涼しさを呼ぶ器に変身です。


和の文化にある四季を少しでも快適に過ごす工夫を、
楽しみとしていったことが多いのですが、
焼き〆の器をしっとり濡らせて、
(甘庵のイメージとしては「清流の苔むす岩」のようなですが)
涼感溢れる器に盛りつけることで、
夏の器の代表とされています。

それに何より、焼き〆の器は、
濡らすことで表情が活き活きとして、
美しくなることです。
また、盛りつけが料理の匂いや汚れが移りにくく、
後のメンテナンスも楽になりますので、
陶器同様に、さっとでも良いので、
水をくぐらせてから、盛りつけるのを、
ぜひ、習慣にしてください。

             甘庵



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