うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

藤田佳三さんの赤絵

様々な仕事こなす藤田佳三さんですが、
赤絵は代表な人気の仕事です。
その人気の秘密は大きく3つあげられます。

一つ目は、なんと言っても、絵付けです。
たくさん描いているからこその、
華やかで動きのある筆使いと、
描きすぎないように空間を残す努力です。

11_fujita_4616.jpg
左:赤絵六寸鉢 10,500円 径18cmH7cm
右:赤絵七寸鉢 21,000円 径21cmH7.5cm


二つ目は、上絵の下地になる、
粉引という素地です。
粉引そのものが、優しく温かな魅力と持つ、
仕上がりを生み出すための手法です。
変わることのない磁器などと違う、
使うことで侘びて行く、
柔らかな肌合いが魅力です。

11_fujita_4617.jpg
ゆったりしたフォルムに、気品ある赤絵がマッチして、
華のある晴れの器に仕上がっています。


三つ目は、やきもの作りとしてのバランスのとれた才覚です。
手間の掛かる仕事であっても、
使い勝手のために必要な事は手を抜きません。
ベースの粉引は生掛けにすることで、
陶器の優しい趣を失わない用にしながら、
焼成はだましだまし長く焼いて、焼き切ろうとする姿勢。
価格を抑えているのも腕の内です。
これら、作る事から手渡しまでの、
器を生みだしバランス感覚がとても優れています。

11_fujita_4618.jpg
腰から端が広がる作りが盛り映えする秘密。
見込みで料理を抱え、端縁が額縁になって、
料理をよりいっそう引き立てる仕組みです。


甘庵の思うところで深く分析し言葉にすれば、
こうなるのですが、
理屈より、選ばれる皆様のうちのたくさんのお客様に、
「可愛い~ *」「好き!」と、
言って頂ける器なのです。

              甘庵



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