うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

色土急須

加藤財さんの急須は、
原則的に、外も中も釉薬が施されていません。
だからこそ、手の中に納めたときに、
しっかりしまった素地のままの質感を、
心地良く感じとれ、
形のままの丸いまろやかさを味わえます。

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轆轤挽き、パーツの組み立て、
注ぎ口、蓋、あわせ目の納まり等、
丁寧な仕事がはっきり分かるのも、
釉薬が施されていないからです。

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色急須 9,975円

そこで大切になってくるのは、
素地となる土です。
密度が濃く、細かい磁土をベースにして、
そのまま活かした白い素地や、
鉄分などの金属を含んだ陶土や土や、
時には、酸化金属などを練り込み、
様々な色土をその都度、
数個の急須やポット分を調整しています。

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色急須 10,500円

つまり、同じ土の急須やポットは、
上手く出来上がっても数個しかなく、
同じ土でも、炎のなかで色合いや表情を変えるため、
違う焼き上がりになることが多いようです。

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色急須 10,500円

形も一つずつで、土も違うのは、
はじめから、一つずつのものとして、
急須やポットを作っているからです。
そして、使って頂く方が、
自分だけの急須やポットに出会い、
可愛がっていただくことで、
はじめて完成すると思っています。

             甘庵


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