うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

釉薬に灰のトッピング

今日も光藤佐さんの穴窯作品から、
薪窯だからこその景色の楽しみ方をご紹介します。

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斑鉢 8,000円 径19cmH7cm

シンプルな灰釉を掛けて焼かれた鉢です。
同じ釉薬でも、一つずつ表情や色合いが違うのは、
サヤに入れずに穴窯で焼かれたため、
薪が燃えたとき、灰が窯の中に舞い、
その灰が溶けた釉薬に溶けこんで、
新しい釉調を生み出しているからです。

窯ごとに、同じ窯でも置かれた場所によって、
焼き上がりは全く違ってきます。

12_mitsufuji_0172.jpg

この鉢は、火表、火裏がわかりにくいほどに、
全体に灰が掛かって、釉薬と溶けあい、
禾目(のぎめ)が美しく、程よく黄色味をおびて、
深みのある斑唐津の釉調、色合いに、
焼き上がっています。

12_mitsufuji_0173.jpg

禾目というのは、窯のタイミングで、
釉の中に表れる縦に流れる文様を、
美しく描くことです。
これはケイ酸が多く含まれた釉薬が、
窯のタイミングで表れます。

12_mitsufuji_0174.jpg

もともと器に施された釉薬溶けたタイミングに、
穴窯の灰が程よくトッピングされて、
釉薬に溶け込んで生じた、
やきもの好きにはたまらない、
美し景色です。

              甘庵



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