うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

馬たらい鉢や皿

ヤキモノは伝統工芸なので、
名称などに現代では使われない言葉や、
意味が分かりにくい言葉がありますが、
そこには、奥行きのある和の文化に触れるきっかけとして、
学生時代の学科のように、点数が付くわけでもないので、
できれば、楽しみと、話しのネタとして、
ぜひ、知って頂きたいと思っています。

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粉引6寸馬たらい皿 3,780円
径18.8cmH5.3cm


開催中の荒賀文成さんの器にも、
そんな名称があります。
鉢や皿の前につく"馬たらい"です。
馬盥(ばたらい・うまたらい)は、
名前そのままに、馬を洗うタライの、
浅めの形状からとられた名称です。

12_araga_1154.jpg
粉引馬たらい鉢 6,300円
W21.5cmD20cmH10cm


戦国時代に戦場で身近な馬たらいに花を活けて、
風流を楽しんだという言い伝えなどあって、
花器の形状として引き継がれていったり、
浅めの夏茶碗の形に取り入れられたりと、
工芸品の名称として数百年親しまれています。

12_araga_1136.jpg
焼き〆馬たらい小皿 2,100円
径11.5cmH3.7cm


少しアレンジされた荒賀さんの鉢や皿にも、
和の名称への敬愛を込めて引き継がれています。
現代の器をみるときにも、
名称の由来を知ることで、
違った視点で、器への愛着も沸いてくる、
楽しみがあると思います。

             甘庵


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テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

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