うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

スキガラスの揺らぎ

ご存じのように吹きガラスは、
溶けたガラスの素地を、
ステンレスパイプなどに巻き取って、
作り手の息で膨らませ、
伸ばしたり押したりくっつけたりと、
柔らかなガラス素地を巧みに形作る方法です。

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西川孝次 スキモールピッチャー 13,650円
径11cmH16.5cm


その行程内で、ガラスの素地は、
初めはさらりとした液体から、
だんだん粘性が出てきて、
冷えて固まってしまいます。

12_zansyo_0299.jpg

物理的にもですが、ガラスは固体ではなく、
液体のまま固まっているそうですが、
それは、スキガラス(素地に色のないガラス)を、
手に取る楽しみの醍醐味です。

12_zansyo_0296.jpg
西川孝次 スキ面取り角平花入れ 19,950円
W12.5cmD7.5cmH16.5cm


ご紹介している西川孝次さんの素地は、
すこしとろんとして色があり、
ガラスの粉を溶かした時のアワが残っていて、
魅力的な金属型の使い方のモールや、
素地の中の揺らぎが、
ガラスが液体のまま固まっていることを、
改めて実感できます。

12_zansyo_0297.jpg

それはまた、ガラス器が和の文化に取り入れられたときに、
涼感の感じ取れる景色として、
夏の器の代表になりました。

スキガラスに溶け込み残暑に日差しも、
わずかながら涼やかに受け取れることでしょう。

              甘庵


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テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

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