うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

鶴見宗次さんのポット

今回の個展で甘庵にとって一番の驚きは、
ご紹介する新作のポットです。

13_turumi_0088.jpg

鶴見さんの片口やピチャーや酒器などの、
注器の水切れが抜群で、
ハズレがほぼないと言って良い仕上がりでした。

13_turumi_0064.jpg
ポット 小 9,450円
W18cmD11cmH9.5cm
容積400cc


水切れは理屈で解明出来るのですが、
実際に粘土で作り高温で焼き上がるまでの、
縮み、歪みなどを計算していても、
なかなか思うようにならないもので、
作り手の感性が大きく左右している気がします。

13_turumi_0066.jpg
ポット 大 10,500円
W19cmD11.5cmH10.5cm
容積500〜600cc


その点でも注ぐ物が上手い鶴見さんには、
かなり前から鶴見さんの急須やポットを、
見せて欲しいとお願いしていましたが、
急須の大産地で、名人が多い常滑にいるために、
避けられてしまいました。

13_turumi_0087.jpg

あきらめていてところに、
届いたポットは、
良い意味での青天の霹靂でした。
しかも、ス(漉す部分)が実に丁寧な作り。
鶴見さんの造形全体に共通する、
おおどかな、緩やかな表情からは、
正直なところ、こんな細やかな仕上がりは、
想像していませんでした。
鶴見さんごめんなさい。

さっそく、水で試したところ、
どっと注ぐ感じではありませんが、
静かに丁寧にお茶を注ぐ感じは、
実に繊細な注ぎ心地で、
もちろん、スパッとした水切れでした。

作りに無駄な厚みがないので、
見かけよりたっぷり入るところも、
使い手にとっては嬉しいポットです。

               甘庵

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テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

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