うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

膨らます仕事と削り出す仕事から生まれた花器

膨らます仕事と削り出す仕事から生まれた花器
田崎宏さんの白磁展から今日は、
代表的な仕事である流線壺をご紹介してみます。

14_tazaki_0024.jpg
流線壺中 75,600円 径16.5cmH22.5cm

この壺のフォルムを作りだすには、
大きく分けて二つの仕事に分かれます。
まずは全体のイメージに合わせて、
高さ、径、素地の厚みなどを、
ロクロで挽き出していくことです。
これはざっくり言って膨らましていく仕事です。
伸びやかなロクロ挽きが大切です。

14_tazaki_0132.jpg

次ぎに稜線を残すようにして、
素地の厚みから削り出して、
イメージに近づけて行く仕事です。
これは削りだすことで内存していた形を、
引き出す集中力の仕事です。

14_tazaki_0025.jpg

田崎さんが削っている作業中を、
「変態顔になっているので見られたくない」
と冗談のようにおっしゃっていますが、
様々意味で自分の気持をさらけ出さないと、
ダイナミックでシャープな稜線や、
官能的な膨らみを生み出せています。

その意味では田崎さん自身が、
どれだけ自身を解き放って仕事できるかが、
作品の力として表れてしまう仕事です。

              甘庵


ランキングアップは皆様のクリックがたよりです。
励みになるのでよろしくお願いいたします。


にほんブログ村 コレクションブログ 食器・テーブルウェアへ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ
人気ブログランキングへ

ご協力ありがとうございます。

テーマ:日用品・生活雑貨 - ジャンル:ライフ

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://utuwaya.blog74.fc2.com/tb.php/3050-f6030fe3
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad