うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

手あとが見えながら品格ある皿

「さらサラ皿展」も最終日になりました。
今日は藤田佳三さんの輪花染付七寸皿をご紹介してみます。

素地が生のうちに縁を削り加工した輪花や、
走った筆で描かれた呉須の草花文から、
気品と格調ある皿に仕上がっています。

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藤田佳三 輪花染付七寸皿 7,760円
径22cmH3.5cm


輪花にしたり絵付けなど、
加飾することは手間であり、
それは価格にも反映するのですから、
使うことで豊かさが反映するべきです。

14_sara_0326.jpg

ところが、線の多さや完璧さなど技のみを基準とし、
単に手間や難易度をバロメーターにすると、
作り出す苦労や厳しさが見え隠れしてしまいます。

手をかけていながら人の手の温もりを感じとれず、
豊かさや楽しさも感じとれなくなり、
不思議と品格も薄らいでくる気がします。

14_sara_0230.jpg

藤田さんは同じようなサイズや形の器を、
作り続けていますが、
絵付けの文様はその時で少しずつ異なります。

それはその時のイメージで描いた方が、
絵付けが活き活きとし伸びやかになるからです。
藤田さんの絵付けと直ぐにわかるのですが、
違うときに焼かれたものは、
どこか少しずつ顔つきが違い、
そこが藤田さんの手から生まれた器を、
受け取ったという温かみです。

          甘庵


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