うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

景色が思い浮かぶ緋だすき急須

注ぐうつわ展から今日は、
窯の中で発色した緋色が綺麗な、
加藤財さんの緋だすき急須をご紹介します。

15_sosogu_0161.jpg
加藤財 緋だすき 急須 後ろ手丸 12,600円
径8.2cmH8.5cm 200cc


緋だすきというのは、
器に稲ワラを巻いて焼くときに、
ワラの持つ成分が器に移り、
緋色を発色させる技法です。

古くは薪窯で重ね焼きしたときに、
器と器が高温でくっついてしまわないようにする、
方法の一つだったようですが、
現代では意図的な窯変を生み出す方法になっています。

15_sosogu_0162.jpg

加藤さんの場合は、
サヤと言う入れ物の窯道具の中に入れ、
中に炭やワラを充填して焼成します。
入れ物にいれるので場所をとりますが、
その割には全部発色するわけではなく、
意図していますが文様や色合いは、
窯神様にお任せします。

15_sosogu_0163.jpg

この急須は良く発色していて、
腰部分は炭化して黒く、
中程は緋色が濃く、
蓋など上の部分は淡く、
美しいグラデーションに焼き上がっていて、
山並みに夕日のような景色が思い浮かびます。

美しい彩りのコロンとした小さな姿から、
200ccの美味しいお茶が注げます。
思い思いのイメージを浮かべながら、
至極のティタイムを味わえる急須です。

            甘庵


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