うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

酒を注ぐ 花を活ける

寺山光廣 銅を鎚つ 展も最終日になりました。
今日は二つの円筒形の作品をご紹介します。
不思議なくらいに注ぎやすい酒器と、
花もちのよい花入れです。

15_terayama_0256.jpg
酒器 小 21,600円
径5.5cmH14cm


酒器は胴が絞られて持ちやすく、
ゆるやかに開いた縁の一カ所に、
わずかに伸ばされた口があります。
このわずかな口で注ぐと、
「するするピタ」と注ぎやすく切れが良い、
絶妙なディテールです。

15_terayama_0255.jpg

見込み部分には錫引きが施され、
くびれからと上と下で鎚目が変わります。
下は銅下地のまま、上には錫が引かれて、
色合いも変えて文様になっています。

15_terayama_0117.jpg
花入れ 24,150円
径5.8cmH18.1cm


花入れは酒器より厚みを持たせているそうで、
ずっしりとした重みは、
花を入れたときの安定感のためです。
緩やかにに鼓状になっていて胴がしぼられ、
口縁を高台部分が広くなっています。

15a_terayama_0116.jpg

鎚目と銀流しで4種類の表情をみせています。
派手ではないのですが飽きのこない、
使いやすい花器に仕上がっています。
見込みは胴素地のままなのは、
銅イオンが花持ちを良くさせるようにです。

どちらも何気ないフォルムの道具ですが、
暮らしの中にあると、
それぞれの使い勝手の良さから、
いつも手元で活躍する道具になるようです。

              甘庵



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