うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

やさしい白の器のレシピ

荻窪銀花は8月20日(木)まで夏休みを頂いています。
のんびりと過ごしながらスローペースで、
21日(金)からの「やさしい白の器展」の飾り付けや、
HP書き換えをしたり、HPのリニューアル準備などにあてていました。
その間、ブログの更新を滞っていましたが、
今日は次の企画展にあわせて、
白いやきもののお話しをさせてもらいます。

15_white_0030.jpg
小野寺友子 白磁輪花皿 1,944円
径13.5cmH1.5cm


やきものの色は、釉薬でも文様を描くときも、
また素地の色も金属の発色です。

15_white_0039.jpg
小野寺友子
粉引角皿大 4,752円 □21.5cmH3.5cm
粉引角皿中 4,320円 □17cmH3.5cm
粉引角皿小 2,160円 □12cmH4cm


染め付けと言われる青い文様はコバルトが中心です。
青磁の青や、黄瀬戸の黄色や、黒釉の黒は鉄が中心で、
含有量の違いや焼き方で発色させています。

15_white_0032.jpg
光藤佐 粉引片口 10,800円
W23cmD24.5cmH8cm


では、白磁や粉引の白はどうやって白にしているのでしょう。
それは、金属類を少なくすることや除くことで、
発色する色が少なくなって白にしています。

15_white_0041.jpg
加藤財
ポット 白 彫り 16,800円 450cc
白 急須 横手 10,500円 170cc


そこで、今回の企画展名の「やさしい白」ですが、
今回並ぶ器はどれも伝統的な手仕事であり、
自然の素材をメインにしている器なので、
素地や材料に残るわずかに金属が、
程よく発色して柔らかで優しい白い色に仕上がっています。

たとえば、白磁は釉や土の中の金属が窯の中で発色して、
少しだけ青みや黄色みを見せます。
粉引は素地と釉薬の間に施された白い化粧土の不純物などで、
柔らかに感じる、ほわっとした色合いが出ます。

工業的な無機質な白とは異なる、
この「やさしい白」が器の表情になり、
料理映えして飽きのこないやきものにしている魅力です。

                  甘庵


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