うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

やきものの黒は鉄が主役

新しい企画「真っ黒でない黒い器展」が、
今日からはじまります。
「やさしい白の器展」に続いて黒い器をご覧いただきます。
釉薬や土肌などが量産品に比べて味わい深い、
手仕事のやきものの魅力に触れていただき、
使い勝手の良さも感じとっていただくのがテーマです。

15_black_0574.jpg
光藤佐 黒釉小鉢  3,240円
径13cmH4.5cm


白い色は色の元になる金属を省くことで、
白くなるとお伝えしました。
黒のほうは逆に色の元である金属を、
多く含んだ素材や加えることで発色させています。

15_black_0535.jpg
加藤財 ポット 茶 丸  11,550円
510cc 単品


黒く発色する主役は鉄です。
自然かに多く存在していて、
身の回りでも比較的容易に手に入るため、
古くから釉薬に加えたり、黒い素地を焼き上げていました。

15_black_0429.jpg
小野寺友子 黒マットオーバル皿 5,616円
W36.5cmD20.5cmH3.5cm


同様の理屈でタイルなどや量産の器も、
鉄を中心に配合して発色させていますが、
薬品としての調合になり堅く無機質な黒になったり、
美味しそうでない黒の発色です。

15_black_0518.jpg
久保田信一 長石釉鉄流描 小皿 2,484円
径14.5cmH3cm


釉薬や素地も自然の土や灰などから調整された、
手仕事の器の黒は真っ黒ではないけど、
深みがあって奥行きのある黒が生まれます。
そのために手間を惜しまずに作られています。
結果として器自体が美味しそうになり、
盛り映えする黒い器ができあがります。

会期中は黒い色のお話しを含めて、
「うつわ塾」を随時開催します。
器に興味があったり、疑問がある方は、
どんなことでもお気軽にお尋ねください。
もちろん無料です。
3分でも1時間でも、時間にあわせてお話しします。
少しでも器好きになっていただけるように、
お話しできればと思っております。

              甘庵


ランキングアップは皆様のクリックがたよりです。
励みになるのでよろしくお願いいたします。


にほんブログ村 コレクションブログ 食器・テーブルウェアへ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ
人気ブログランキングへ

ご協力ありがとうございます。

テーマ:日用品・生活雑貨 - ジャンル:ライフ

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://utuwaya.blog74.fc2.com/tb.php/3349-931d5c13
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad