うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

やきものの扱い方洗い方

開催中のうつわ塾 料理が映える器 展で、
メニューにもしてお話ししている一つに、
「やきものの扱い方洗い方」があります。
普段でもお客様によくお尋ねされる質問です。

まずは昨日の復習になるのですが、
やきものを昔流にわけると、
土ものと石ものがあるとお話ししました。
このうちの石もの=磁器は、
ほとんど神経質になることなくお使いください。
15_utuwajyuku_1091.jpg
久保田信一 灰釉二彩(白土)蕎麦猪口 2,000円
径8cmH6cm 陶器


それに比べて土ものは、
過保護の必要はありませんが、
特徴を知り、活かしていただく、
器への優しさを持ってください。

特に陶器は素地に吸水性があるので、
使うことで少しずつ侘びていきます。
その点を理解し楽しむことが、
侘び寂の美意識につながります。

15_utuwajyuku_1085.jpg
鶴見宗次 そば猪口白 2,160円
平均の径9cmH6cm せっ器


陶器をお求めになったら、
使う前にまず流水でさっと流し、
水かお湯(熱湯ではなく食器を洗うための温度)張ったボールなどに浸けて、
小一時間ほど。ゆとりあれば一晩でもかまいません。

その後で普段食器を洗っているように、
スポンジに中性洗剤などで洗って、
特別堅いものでなければOKです。
洗った後に水切り籠などに置くときだけ、
すこし優しさを思い出してください。
器の縁の欠けやヒットの多くはこの瞬間のようです。
後は水を切って拭いてください。

15_utuwajyuku_1093.jpg
光藤佐 白磁そばチョコ 3,240円
径7.3cmH5.3cm 磁器


使い初めてしばらくは、
使うたびに水や湯にくぐらせたり、
器に水や湯をはって、
器に水分を染みこませてください。
汁や飲み物が染みこみにくくなります。
陶器以外も汚れが付きにくくなりますし、
料理に合わせて器を冷やしたり温める効果で、
お料理をより美味しくしますので、
是非やってください。

初めに煮ると言うお話しや、
デンプン質をいれて目止めするお話しもありますが、
良く焼けているものなら、
煮沸種毒の目的以外には、
その必要はないと甘庵は思っています。
汚れと侘びることは少し違うと思います。
だからこそ美術品ではなく使う器は、
良く焼けている必要があると思っています。

陶器やせっ器の土ものは変わるところが楽しみなので、
できれば漂白剤を使うことを避けたいとお話ししています。
その点、磁器には素地に吸水性がほぼないので、
清潔感を保つために必要な時にはお使いください。

明日は、食洗機や電子レンジ使用のお話しをします。

                  甘庵



ランキングアップは皆様のクリックがたよりです。
励みになるのでよろしくお願いいたします。


にほんブログ村 コレクションブログ 食器・テーブルウェアへ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ
人気ブログランキングへ

ご協力ありがとうございます。

テーマ:日用品・生活雑貨 - ジャンル:ライフ

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://utuwaya.blog74.fc2.com/tb.php/3387-729cf9f0
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad