うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

ガラスの特性があるから出来る吹きガラス

今日は昨日と打って変わっての晴れた空が見え、
寒かった昨日から8℃以上高くて暖かです。
荻窪銀花では、うつわ塾 料理が映える器 展を開催中です。
うつわ好きの皆様、うつわのお話しをしましょう。
ぜひお立ち寄りください。

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巳亦敬一 新スキビールグラス小 3,132円
径7cmH13cm 吹きガラス


今日は吹きガラスのお話しをします。
銀花に並ぶガラス器のほとんどが吹きガラスです。

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巳亦敬一 小皿 丸 花 R 4,212円
径13.5cmH3.5cm 吹きガラス


坩堝(るつぼ:高温で溶けたガラスや金属の容器)の中で、
溶けた水飴状のガラスを、金属などの竿に巻き取って、
型に入れないで、息で膨らませ、形を作り出して行くガラスを、
「吹きガラス」と言います。

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巳亦敬一 新スキデザートカップ 丸平 3,348円
径13.3cmH6.5cm 吹きガラス


溶けたガラスが、固まってしまうまでの短い間に、
体で覚えた技と勘で、作り出して行く為に、
沢山の同じ形を揃えるには不向きですが、
器一つ一つの表情や、勢いを楽しむのには最適の方法です。

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巳亦敬一 デザートカップ(蕾) G 3,996円
径10cmH7cm 吹きガラス


さて、ここで吹きガラスの秘密をお教えします。
吹きガラスが、丁度飴細工のように作り出せるのは、
どの種のガラスも、一定の熔融点
(ようゆうてん:固体から液体に変わる温度)
を持たないという、不思議な特性があるからなんです。

わかりにくいですね。
でも、難しくないですよ。
たとえば、ガラスの塊に熱を加えて行くと、
徐々に形がくずれていって、
最後にはドロドロの液体になってしまいます。
これを冷ましていくと徐々に粘り気が出て来て、
元のガラスの戻ってしまいます。

この徐々に粘り気が出て、固まるまでの間に、
息を吹き込んで膨らませたり、加工をしたりして、
形を固めてしまうのが「吹きガラス」です。

これはガラス持つ特徴でこそ、出来ることなんですよ。
たとえば、水が低温になれば氷りになりますが、
ガラスのように固まっていかないので、
吹き氷りはできないのです。
水以外でもほとんどのものができません。

甘庵は吹きダラスを手にすると、
溶けてどろどろのガラスが技で器になったんだな〜と、
ついつい一人妄想が膨らんでいって楽しくなります。
そんな表情を見せてくれるのが吹きガラスの魅力です。

                甘庵


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