うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

器を食べてる日本人

うつわ塾 料理が映える器 展を開催中です。
今日も晩秋の穏やかな天気です。
ぜひお出かけください。

今日のお話しは、私たちは「器喰い人種」だと言うお話しです。
まぁ〜甘庵のオーバーなこじつけですが・・・。
でも、大分前になりますが、
韓国に行って伝統出来な食事の席で、
「また器を食べようとしている」とユーモアたっぷりに、
からかわれたという話を伺いました。

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久保田信一 長石釉鉄流描 碗 2,700円
径12.5cmH6cm 陶器


それは器を手にとって、
口をつけて箸で食べようとしたためです。
ほとんどの国で、器を手に持ち口をつけるのは、
飲み物のカップやグラスだけです。
それ以外の器を手にもったり口を付けることは、
ほぼマナー違反になります。

15_utuwajyuku_1101.jpg
葛西義信 呑水小鉢 桜 3,240円
径12.5cmH6.5cm 磁器


ところが私たちは小さい頃から、
ご飯や味噌汁と食べるときには背筋を伸ばして、
茶碗や汁椀としっかり左手で持って、
碗を口に持ってきて食べていました。
しっかり碗を手にしないと、
「あなたの左手はどうしたの?」と、
しかられたものです。

15_utuwajyuku_1175.jpg
鶴見宗次 そば猪口 2,160円
平均の径9cmH6cm せっ器


洋食ならばナイフやフォークなので、
少し構えていても、箸をつかう韓国や中国の食卓だと、
思わず無意識に碗を左手に持ち口をつけてしまいます。

この手に器を持ち、口をつける習慣があってこそ、
私たちの器に対しての感性がとても鋭くなる習慣なんです。
掌という手に納まる心持ちから重量やバランスを、
一番敏感な口をつけることで器の作りや素材感などを、
自然と判断し分析してしまいます。
こうして、だんだんと自分の好みが磨きあげられます。

器を手にして口に運ぶ私たちは、
器を食べている人種に映るかもしれませんね。
それで、甘庵は良い器は美味しい器と表現しています。

                  甘庵


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