うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

見立てる楽しみ

うつわ塾 料理が映える器 展を開催中です。
もみじ狩りも良いのですが、
この週末は下り坂のお天気です。
秋の季節をうつわ話に豆知識で楽しみませんか。
ほんの5分ほどお時間をいただければ、
わかりやすく器のお話しをさせていただきます。
ぜひお出かけください。

今日のブログは「見立てる楽しみ」のお話しです。
お客様からのご質問でときおり、
「この器は何に使ったらよいのですが」と、
お尋ねいただくことがあります。

15_utuwajyuku_1056.jpg
野波実 白磁 花ゆのみ 2,160円
径8.5cmH6.8cm 磁器
飲み物を入れると花形に浮かびあがります。
この華やかな見え方でデザートカップにしても、
楽しい広がりがみえるでしょう。
コースターや茶托やソーサーに乗せて、
素敵なスプーンも添えて盛り上げましょう。


たしかに飯碗や湯呑みなどは、
メインの使い方のわかりやすいですが、
すこし迷う器があるかもしれませんね。

たとえば、作り手のデザインによって、
飯碗ぐらいの大きさでも、
一般的な飯碗らしくない姿のことがあります。
それは、作り手がいろいろ自由に使って、
出番の多い器になり、だくさん使って欲しくて、
デザインしていることが多いと思います。

15_utuwajyuku_1119.jpg
小野寺友子 粉引片口鉢 5,400円
W22cmD16cmH9cm せっ器
注ぐ器だった片口のアシンメトリーな姿が、
和の美意識にあって古くから器をして楽しまれています。


高台を少し大きめにすることで安定性が上がり、
持たずに箸をいれても使えて鉢をして使えるようにと、
多様性をもたせます。

この場合は作り手の意図が入っていますが、
もう少し自由に本来の使い勝手以外でも、
器を使って楽しむことが見立てる楽しみです。

15_utuwajyuku_1107.jpg
鶴見宗次 手ひねり深鉢白 10,800円
径19.5cmH10cm せっ器
和の器として煮物も洋の器としてサラダも盛り映えして、
お休みの時には果物持ってコンポートとして、
美しいプロポーションを活かして花を生けると、
楽しみは広がる鉢です。


その時に大切な心意気があります。
品と格と失わないことです。
面倒だから適当に選ぶのとは違い、
使い方のデザインをするのが見立てには必要です。
見立てる器が品と格をもっているはとても大切な要素になります。
凛とした器を日頃から選ぶ習慣が大切になってきますね。

その目を育てる確実な方法は、
手にいれた器をいっぱい使っていただくことです。
楽しみながら使うのが一番です。
実践し、比較することになり自然と見に着いてきます。

                  甘庵



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テーマ:日用品・生活雑貨 - ジャンル:ライフ

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