うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

肴になる美味しい片口

うつわ塾 美味しい器 展を開催中です。
美味しい器をテーマにして展示しています。
今日は肴になる片口のお話しです。

15_delicious_1324.jpg

酒器は器のなかでも特異性のある存在です。
茶器は食器ではなくお道具として、
より品格を望まれますが、
酒器もまた食器よりもチャーミングでなくてはいけません。
それを一言で「肴になる器」とお伝えしています。

15_delicious_1367.jpg
鶴見宗次 片口白 4,320円
W14cmD10cmH8cm 280cc せっ器


ご紹介している鶴見宗次さんの片口は個性的です。
多くの器がロクロ挽きでつくられるのに対して、
鶴見さんは手ひねりで形をつくりだしていて、
有機的な存在感のある造形に面白みがあり、
しっかり焼けた手あとの残る土肌は、
やきもの好きにはご馳走です。

15_delicious_1368.jpg
鶴見宗次 片口 3,240円
平均のW11cmD9cmH8cm 200cc せっ器


酒を入れ使ってみると、
掌よく、持ちやすく、
スパッと切れて注ぎ心地良く、
盃を重ねるのが楽しくなってきます。

酒に注ぐと見込みの景色が艶めき、
濡れた土肌はしっとりとして、
趣が深くなっていきます。
石に水を打って表情が一変するのに似ています。

酒を入れて注ぐ流れの中に、
動き、音、感触、眺めを、
肴が仕込まれている美味しい片口です。

            甘庵


ランキングアップは皆様のクリックがたよりです。
励みになるのでよろしくお願いいたします。


にほんブログ村 コレクションブログ 食器・テーブルウェアへ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ
人気ブログランキングへ

ご協力ありがとうございます。

テーマ:日用品・生活雑貨 - ジャンル:ライフ

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://utuwaya.blog74.fc2.com/tb.php/3406-564906bc
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad