うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

器の中に風や光を感じる広がりがあります

中條正康 心あたたまる器 展を開催中です。
今日は中條さんのシックな彩りの、
武蔵野図撫角向付小をご紹介します。

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武蔵野図撫角向付 小 4.860円 □10cmH5.8cm

素地の土味を活かして、
化粧土の白、呉須の落ち着いた青、鉄の茶黒で、
草文をリズミカルに器の内外に、
隙間無く秋草が描かれています。
可愛い絵付けも金銀彩も赤絵や上絵もありません。

15_cyujo_0102.jpg

伝統的な文様の武蔵野図です。
撫角という隅丸で角のない造形で、
高台も碁笥高台に納めていて、
器の中に広々とした平原のイメージを、
最大限に表すのに理想的です。

15_cyujo_0101.jpg

遠近感をなくしたり空間のイメージを広げるために、
角を作らないディテールは、
古くは小さな茶室の床の隅を丸く収めたり、
半球体のスクリーンのプラネタリウムに映し出された映像と、
共通する広がりを感じさせるための表現と感じました。

改めてみれば、渋めの彩色でありながら、
広がりが見え、風や光を感じられて、
器のなかの武蔵野図を楽しめます。

               甘庵



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