今日は三寸四方の小皿ながら中身が濃い、
中條正康さんの魚文磁器角皿をご紹介します。

中條正康 魚文磁器角皿 3,240円
□9.5cmH2.5cm
9.5cm角の小皿ですが、
まず四隅を内に押し込んだ木瓜(もっこう)型に仕立て、
見込みに愛嬌のある魚が、縁には水草が、
柔らかな紺色で染付で描かれています。

形は小さくても品格が備わっています。
手描きの絵付けには趣が深く、
器自体が美味しそうでいて、
料理を盛り立てる仕掛けを十分に持ち、
珍味や高級食材を少量でも、
豊かに盛り映えさせます。

柔らかな質感の陶器が中心の中條さんが、
磁器の作品を限定的に作ってくださいますが、
この角皿もその一つです。
堅さや染みこみの変化がないため、
日常的に使うにも扱いが楽な小皿です。
小さくても作り手の心がこもった、
手仕事の魂を感じられる角皿です。
甘庵
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