うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

使うとより良さが分かる五寸皿

久保田信一さんの灰釉二彩小皿をご紹介します。
素地の陶器の持つ柔らかな白地に、
灰釉と鉄絵が生み出す緑のグラデーションが綺麗な、
軽くて盛り映えする使える五寸皿です。

16_open_1104.jpg
久保田信一 灰釉二彩(白土)小皿 2,592円
径15.5cmH3.5cm


緑のグラデーションが出来る仕掛けは、
良く焼くからこその還元炎の焼成中に、
鉄の発色で生まれています。

16_open_1101.jpg

調合に使う灰が持つ若干鉄分で灰釉は、
還元炎で焼かれた窯変で、
釉だまりが淡い緑釉を見せます。

16_open_1102.jpg

鉄は釉薬の中の濃度や焼き方で、
黒、茶、緑、黄色などを発色します。
この皿は灰釉の下地に両端二カ所に、
鉄下絵を施して溶けた灰釉と合わさり、
重力で見込みに流れることで、
緑のグラデーションを、
窯神さまの力を借りて描いています。

16_open_1103.jpg

中程に白抜きの素地が見えるように、
計画して下絵施釉されていますが、
自然に一つずつの表情を見せています。
これも、料理の邪魔をしない、
幅広い料理を盛り映えさせる、
力をもっている理由の一つです。

盛りつけが決まり料理の納まりがよく、
多少の汁物なども受け取れる性能は、
底面の平らなプレートではなく
見込みに緩やかな深みを持つ、
自然なフォルムが貢献しています。

陶器の良さを活かした軽さ、重なりの良さなど、
使い出すと分かる良さから、
日常の皿として出番が多くなる五寸皿です。

            甘庵


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