うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

盛りつけが楽しい片口鉢

今日のお薦めは小野寺友子さんの白磁片口鉢です。
注ぐことより盛りつける楽しさに重点をおいた、
何をもっても納まりのよい片口型の鉢です。

16_open_0935.jpg
小野寺友子 白磁片口鉢 4,968円
W18cmD14.5cmH6.8cm


片口は本来は注ぐ器ですが、
注ぐ機能のための口があることで、
非対称の形をもっています。
この非対称の姿に先人たちが面白みを見いだして、
器として見立て使いをはじめたのでしょう。

16_open_0936.jpg

やがてそれは見立てではなく器の形として認知され、
ごく普通に使われるようになってきたようです。
特徴の口が破損したり、重なりにくい形状になったりと、
日常使いとしてマイナスの点もありながら、
それに勝る趣があるからこそ、
片口鉢を愛用する方が多いのでしょう。

16_open_0937.jpg

非対称の元のになる口を、
通常は向かって左にして配膳します。
動きのある盛りつけになり、
シンメトリーが基本の文化の国では考えにくいことが、
なぜか私たちには抵抗感より、
好ましさや、美しさを感じ取れます。
和の文化の特徴の一つなのではないでしょうか。

              甘庵


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