うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

省き削がれて生まれた個性

今日のお薦めはシャープで美しいフォルムの、
稲垣明子さんの結晶釉練込コップをご紹介します。

16_open_1041.jpg
稲垣明子 結晶釉カップ 4,104円
左:径8cmH8.5cm
右:径7.5cmH9.5cm


ロクロで挽くには不向きな鋳込みの土を基本にした、
三色の色土をざっくりと混ぜて、
ロクロ成形の回転で緩やかに混ざり合わせていきます。

16_open_1042.jpg

ロクロの上で混ざり合うため同じ練り込みはできません。
あわせて大きさやフォルムも一つずつに作られた、
マイカップをイメージしたカップです。

16_open_1043.jpg

無駄を省いたシンプルな姿を薄造りで挽きだし、
回転で螺旋に練り込まれた土色を、
マットな結晶釉で包み素朴な質感に仕上げています。

使う器として使いやすい要素を持ちつつも、
造形的に省き削ぐことで個性あるカップにしています。
そこには稲垣さんらしさで裏付けられていて、
丁寧で真面目な仕事があってこその造形です。

              甘庵


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