うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

芳し匂いのある徳利

今日は曇りの予報が好ましい方に外れて日が差して来て、
長閑な空気感のある荻窪です。
ご紹介するのは光藤佐さんの、
端正なフォルムと深い彩りを見せる黒釉徳利です。

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光藤佐 黒釉徳利 12,960円
径9.7cmH13.7cm


どこか黒高麗をおもわせる匂いがあります。
それでもフォルムを見る限り、
蹴轆轤で挽かれていただろう李朝時代のものにくらべれてこれは、
光藤さんのシャープなロクロ挽きから、
むしろ中国の物に重なる部分を感じたり、
黒唐津や瀬戸の香りも漂います。

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それは光藤さんが作る立場で焼き物に触れ、
歴代の遺物を目にしてきた中で、
自然と自分の中に取り入れ消化し吸収してきた結果なのでしょう。

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光藤さんは理屈より先に、
ご自分のアンテナでキャッチした好ましさを、
増幅して光藤流に具現化していく仕事と、
甘庵は感じでいます。

16_autumn_0138.jpg

人類の文化が生まれてからずーっと作り続けられてきたやきものですから、
技術が上がったり、材料がちがったり、使い方や好みが変わるなかでも、
伝承したり、模倣したり、アレンジしたりと、繰り返されてきました。

作られた窯、作られた釉薬、作られたカリキュラムが存在する、
現代の作り手たちはまますると個性が淡くなってきます。
そんな中で荻窪銀花が作り手を選ぶ時に、
個性や感性は大きなよりどころになっています。
それを甘庵は匂いと表現しています。

光藤佐さんはその意味でも甘庵好みの、
芳しい匂いをもつ作品を作る人です。

              甘庵


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