うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

たっぷりサイズの汁椀

朝から冷たい雨の荻窪です。
来週中盤からはいっそう冷え込むそうです。
温かい料理がご馳走になる季節です。
そこで今日のお薦めは温かい料理を温かいままいただける、
たっぷりサイズの漆器汁椀とご紹介します。

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本間幸夫
本朱片口 21,600円
径12.5cmH8cm 満水450cc ケヤキ材 日本産漆


程よくいれて300cc程のたっぷり目のサイズの椀なので、
具だくさんのお味噌汁や、かやくご飯やミニ丼として、
鍋の取り鉢にも便利です。

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漆器というと扱いがと思う方がいらしゃるようですが、
長く伝統的に使われてきた器なのは使い勝手が良いからで、
椀などの漆器は木の素地に塗装されたものであることを、
念頭において使っていただければとても使いやすい器です。

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軽いくて掌が心地良いこと、
柔らかな口あたりがよいこと、
料理が冷めないこと、
漆器ならではの華やかな気品をもち、
焼き物やガラスにはない質感と彩りを食卓に与えてくれます。

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常識的な食べ物の温度であれば何を盛っていただいても大丈夫です。
温かな味噌汁などを冷めずにいただけるのは、
漆器に勝るモノはありません。

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普通の使い方と洗い方で長く使えます。
箸で食べて、中性洗剤をスポンジで洗って、よく濯いでください。
堅い物で食べることや洗うこと、
洗った後など堅いモノと一緒にしないで、
早め目に、ささっと拭いておくだけです。
過保護はいりません器への優しさがあれば十分です。

ただ有機質の木と木の樹脂の漆で出来ているので、
焼き物やガラスのように半永久的とはいえず寿命があります。
だからこそ使って元を取る気持ちでいて欲しい器です。
激しい使い方で10年使ったとして、
21,600円÷3,650日=5.92円です。
気持ちの豊かさはそれ以上の価値があります。
お薦め出来る漆器椀です。

               甘庵


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