うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

密度濃く省く

藤田佳三さんの器が人気なのには、
使ってみると分かります。
愛用者がブログなどで紹介してくださり、
興味をもって使ってくださるとファンになり、
リピーターになっていただけます。

16_fujita_0642_201611291027422cc.jpg
赤絵四寸五分平鉢 3,780円
径14cmH4.3cm


それは、藤田さんの絵付けが華があるけど、
盛りつけの邪魔にならず、むしろ盛り映えする点が、
大きな要因になっていると思います。
今日ご紹介する赤絵四寸五分平鉢からもよく伺えます。

16_fujita_0643.jpg

見込みも外も絵付けの閉める面積は、
平均的な器の絵付け面積より少ないくらいで、
決してびっしりではありません。
なのにとても華やかさが印象的に残ります。

16_fujita_0644.jpg

バランスとしては粉引ベースの素地の面積が大きく、
磁土や釉薬の白い色に比べて柔らかな質感を持ちます。
そこに繊細で優しい密度のある上絵付けが施されています。
この粉引の白いベースとのバランスが重要なポイントなのでしょう。

16_fujita_0645.jpg

絵付けの配置も絶妙です。
器単体で見ていても十分素敵なのですが、
盛りつけた時により魅力的になるように計算されています。
藤田さんの「器は使ってなんぼ」名言が活きているデザインです。

藤田さんの絵付けは密度が濃いのですが、
上手い具合に省かれてもいます。
省いたところは料理の居場所なのでしょう。

                甘庵


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