昨日のお客様とお話しをしていて、
改めて感じたことに、
器を暮らしの中に取り込んで、
楽しめるに方は、環境やきっかけや、出会いなどといった要因と、
それをくみ取り、学習することの両方が、
どうしても必要かもしれないなーって。
育った環境や風景などの、
殆ど無意識に培われる方。
ご両親の好みや嗜好から、
暮らしやしつけから、自然に染み込んだ方。
これが一番大変だけど、
比較的早い年齢で、器や工芸への好みが自分の中にあって、
何かの機会に、引き込まれていった方。
いずれにしても、自分の中で積み上げていく、
時間が必要かもしれません。
器に興味がそれほどない方にとっては、
これって、努力が必要なことだと写るのかもしれませんが、
そうだと、自分の中で広がっていきませんね。
まずは、楽しめることなのです。
土肌がざらついていたり、
どことなく歪んでいたり、
あえて手あとを見せたり、
こういったことは、量産の器では、欠品になりかねない、
そんな形や姿などをとっても、
これらを受け取りながら、
器の品格を極める力を持てないとなりません。
とても感性的なことで、ぼくの乏しい文章表現で上手く伝えられるかな。
また極端な表現をして、違う誤解を生んでしまうかもしれないけど・・・。
でも、あえて言葉にしてみますね。
媚びて崩していますと、品格を失いがちです。
侘びる土味を誤解していると、使うと下品になる器ができます。
完全はないからこそ、それぞれの理想に向かって、
作り手は作り続けるのですが、
そんな姿勢や誠意をもっている作り手の器には、
技術的に未熟なと時でさえ、品位を感じ、好感を持てます。
なるほど、「血」「情操教育」「毎日のご飯」・・・・。
そんな言葉が浮かんだよめ膳@YOMEカフェの、
YOMEさんのお母様と、YOMEさん姉妹と、愛娘祐来ちゃんの3世代ご一家。
やっぱり、器にどんどんはまっていってしまっていると仰っていたのは、
「料理が不得意なので光藤さんの器には助けられるから」
という話を前にブログでご紹介したIさんが、
京都という街で育った環境を、大人のなった今、ひしと感じでいるそうです。
Iさんは「料理が不得意」と謙遜して仰いますが、
うつわ選びも料理の腕だと、ぼくは思っています。
少しお話すると、どなたにも、
原風景のなかに、「器好きになっていく」そんな環境や体験があると、
感じでいました。
だからこそ、まだ自分の器好きを未確認の方。
興味があるけど少し距離を置いてるあなた。
惹かれけど、わからないことだらけと感じているきみ。
そのために、ブログで辛口の発言や、
長文を書き連ねている甘庵です。
よろしく。
甘庵
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