うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

さりげない中に気品が漂う大板皿

今日ご紹介するのは野波実さんの大板皿です。
食器として作られているので、
盛りつけが映えて料理と一体感が生まれたときに、
器として完成形になるように作られていますが、
無地の白磁でありながら単体としても、
気品のある存在感には風景を眺めているような、
飽きのこない美しいさがあります。

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表面には鏝のようなもので掻き取っり、
シャープな直線の段差がランダムに施されています。
1mmに満たない段差と釉薬の重なりで陰影が生まれ、
バランスの良い縦横比の画面の景色になっています。

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寒波が来ているこの時期のせいか、
今朝は雪の景色を重ね合わせて眺めています。
線刻の文様は地形のギャップのように、
切り取られたような四辺の端縁は稜線のように、
白銀の世界が思い浮かんでいます。

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長辺が40cmある皿は制作時の作業には、
ダイナミックな力強さが必要です。
と同時に細部にわたっての気配りのあるディテールが、
料理の盛りつけや洗うことなどメンテナンスする、
使ったときに大切になる魅力ポイントです。

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野波実 白磁大板皿 21,600円
W40cmD22cmH4cm


背面の布目仕上げは美しく仕上がっていて、
手にしたときに手がかりになり、
滑りにくく持ちやすさを与えてくれます。
さりげない作り手の配慮であり、
器への思いやりがある野波さんの人柄が見えています。

                甘庵


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