うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

徳利の魅力

今日ご紹介するのは木村宗得さんの備前徳利です。
酒好きには大切な酒を注ぐための器ですが、
近年は片口の人気が高く、
使ってくださる方が少ないようです。

16_autumn_0148.jpg
木村宗得 備前徳利 32,320円 桐共箱入り
径8.5cmH12.3cm 満水で300ccほど


使ったあとの洗いかたや始末などが、
どうも面倒に感じられてしまうからか、
合理的で多様性のある器の魅力ということなので、
片口に分があるようですね。

16_autumn_0149.jpg

もちろん片口は片口の良さがあり、
それが認知されたのは嬉しいのですが、
本来の注ぐ酒器基本の徳利が、
縁遠くなっている方が多いのは、
少々残念でしかたありません。

16_autumn_0150.jpg

そこで少しでも徳利の楽しみや魅力をお伝えできればと思います。
まずは形です。ロクロの技がはっきりと見え、
美しい徳利は花器に見立てたくなるフォルムを持ちます。
手に取り注ぐ動きの中で、腰、肩、口の造形と吟味し、
酒を味わう楽しみは器好きには格別です。

16_autumn_0151.jpg

酒を注ぐ時の音や手に伝わる感触は、
徳利ならではの醍醐味です。
そこには注ぎ心地の個性や癖があり、
文様の違いのように好みが生まれます。
そこもまた器好きには趣の深さになります。

16_autumn_0152.jpg

またこの備前徳利のようなせっ器ならば、
土味や窯変の味わいが使い込むことで仕立て、
味わい深くなっていく楽しみは格別です。
食べ物やお茶で侘びていくのとはまた異なる、
特別な落ち着き感が生まれてきます。

               甘庵


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