うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

お茶が美味しい急須

今日は加藤財さんの丸急須をご紹介します。
銀花では便宜上横手と呼んでいますが、
古くは煎茶の道具としては茶瓶(ちゃへい)と呼ばれていて、
小さなポット形のものを差していて、
急須は横に手があるタイプの茶瓶のことでした。

16_kato_0742.jpg
急須 横手 10,800円
径7.5cmH8cmほど 容積150cc


現代では総称として急須と言う方が、
通じやすいこともあり急須として、
取っ手の位置で横手と後手と分けています。

16_kato_0743.jpg

さて、加藤さんの急須を書籍やサイトなどでご覧になると、
まずは美しい形印象深く覚えていただきます。
ところが、現物をご覧においでいただくと、
その小ささに「あれ?」と思われる方が多くいらっしゃいます。

16_kato_0744.jpg

それは身近にみる急須とのギャップなのでしょう。
加藤さんの急須は本来の煎茶の急須のサイズです。
煎茶道などで使われるものと変わらないサイズです。
そしてそれには訳があります。
お茶が美味しく入れるのに程よいサイズなのです。

16_kato_0745.jpg

食後にたっぷりと熱いお茶をいただくには、
大振りなものや土瓶が良いのですが、
茶葉に適した湯の温度をあわせて、
茶葉が開くまで待つことが、
どうもせわしない現代の時短感覚から忘れられています。

加藤さんの小さな急須だと自然と美味しいお茶が入ります。
小さな口から丁寧にお気に入りの茶葉を少し多めにいれ、
湯冷ましした湯を注ぎ、
ゆったりした気持ちで茶葉の開くのを待ち、
静かに碗に注げばオートマチックに美味しいお茶が入ります。

                 甘庵


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