うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

しもぶくれのポットらしいフォルム

今日は加藤財さんの焼き締めポット(なすび)をご紹介します。
焼き締めというのは釉薬を施さずに焼いて仕上げたものです。

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加藤財 ポットなすび 11,880円
容積400cc


加藤さんは急須やポットは白系と黒茶系がメインですが、
せっ器や磁器の胎土を調整する素地の配合を、
少しずつ変えることで釉薬や絵柄がないぶん土味を変えています。
また一部に灰をふって焼成することで、
一つずつの表情を生み出しています。

17_kato_1022.jpg

ご紹介してる黒茶系なすび型のポットは、
茶の発色がつよい物です。
しもぶくれのなすび型や気穴が蓋の摘み部分にある、
どこかユーモラスは姿にあっていて、
柔らかで優しい表情をもっています。

17_kato_1023.jpg

焼き締めの器は長く使うことで土味の表情が変わりますが、
黒が強いタイプよりも素地色が明るい分、
変化の様子がわかりやすい傾向があります。

17_kato_1024.jpg

長く愛用していただくと、
土のままの素地のざらつきが徐々に滑らかになり、
艶やかになっていきます。
少しずつお茶類のタンニンが素地に絡んだり染みこむのでしょう、
色合いに深みがましていきます。

磁器やせっ器の釉薬のかかったポットでは味わうことが難しい、
長く使い込む変化の楽しみは、
加藤さんの急須ポットの魅力を味わう醍醐味です。

                    甘庵


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