自己アピールに、
「常識ある変人」と自分を表現しています。
“うつわ屋”を四半世紀営んでいます。
20年前と今ではイメージが違うようですが、
同じなのが、いずれにしても簡単な説明では、
実態をつかんでいただきにくいという点です。
確かに一般的ではないですものね。
店を構えて商いする点では、
個人商店にありがちは、
公私の区別なくだらだら働いたり、
すごくマイペースで暮らしたり、
拘束時間が長いだけに、ストレスたまらないようにと、
工夫が必要です。
これは、作り手のほとんどの方にも言えるようです。
9時5時の制約をすることもできますが、
してもしなくてもやることはやらないといけない。
期日や企画展イベントの前はどうしてもばたばたしがち。
自分のペースで出来るのと同時に、
自己責任も自覚しています。
また、物を作り出すには、個人の感性が反映します。
それがそのまま“うつわ”や作品の個性に繋がります。
つまり自分の切り売りっていう感じです。
そのために、意識無意識はあっても、
“うつわ屋”のオヤジからみると、
皆さんに自分らしくあろうと自分を磨こうと、暮らしています。
自分の個性を大切にすることは、
自然に、他人の個性も大切にすることにつながるようです。
そんな彼らはぼく以上に、
皆さん個性的ですが、同時に他人を尊重できて、
大変常識人でもあります。
というか、そういう作り手が、
“うつわ屋”から見て、
魅力的な“うつわ屋”や作品を提供してくれると、
思っています。
社会的な地位や肩書きが大変りっぱでも、
目を疑うような非常識人にお目にかかることがあります。
ニュースでも不思議で悲しい事件や、
怒りを覚える事が多くありますが、
その時に、個人としての顔がなかったり、
歪んでいたり、壊れている人がとても多いなーって、
常識ある変人の“うつわ屋”は思っております。
閑庵





