自由な形おもしろさを妨げずに、
食器として使いやすさから、
きちんと重なる“うつわ”を作り、
注ぐ器のお話しでも、
醤油差しや、片口や、急須などは、
それらの使用目的からの注ぐという制約に、
気持ちの良いくらいの切れ味で回答を見せてくれたと、
角掛さんの“うつわ”について評しました。
そして、角掛さんの
“うつわ”に共通して感じる魅力に、
形の楽しさやおもしろさがあります。
花器などは、花を入れるという目的があっても、
食器に比べると、より形を作る楽しみにあふれています。
長閑だったり、シャープだったり、斬新だったり、微笑ましかったり、
関心したりと、それらを見て感じ方はそれぞれでしょうが、
何より、作った角掛さんが、
楽しみながら、作りたいものを、自由に作った、伸びやかさを感じます。
シャープな小振りは花器からでも、
なんでこんなに長い物をと思う花器からでも、
不思議な造形の花器からでも、
なぜか、ゆったりした感触を受けるのは、
作ることを楽しんだ仕事だからと、
ぼくは思っています。
閑庵


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