うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

ソフトフォーカス

稲垣明子さんの結晶釉の器の画像を撮ると、
写真でいう「ぼかし」というテクニックで、
撮ったみたいに、ほわ〜っと映ります。

inagaki296.jpg


大時代の女優の撮影では「紗をかける」って言っていたな。
ずっと時代が後になって、「ソフトフォーカス」といわれて、
アナログな時代は、レンズやクロスフィルターをつけるなりの、
物理的な方法でしたが、
デジカメが主流の今は、さらに様々なデジタルな方法で、
撮影も加工でも、ぼかしが出来るようですね。

話をもどして稲垣さんの結晶釉は、
釉調がマット(艶消し)で、
釉の結晶化していて、均一感がないというか、
粒子が見えているような表情です。

お菓子でありますよね。
砂糖水なのかな、掛けたり、付けたりして、
砂糖でくるむ方法が・・・。
ちょっとそんな風にも見える物あります。

inagaki295.jpg


柔らかくて、穏やかで、静かな表情を持っています。
それでいて、華やかで、主張もあります。
結晶釉の特徴から、完成時の幅があるので、
計算しにくく、同じ器を作るのには向きません。
そのため、稲垣さんは、はじめから自由に、一つずつ作っているので、
よりいっそう、一つずつの個性が煌めいています。
「これいいな・・・ああ、これもいい、おおーこっちも・・」と、
欲張りのぼくなどは、たまらなく、わくわくしてきます。

                   甘庵


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テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

コメント

そうなんですよ〜

良い器の条件と思っていますが、器そのものが、もう美味しそうでね。
さらに、このシリーズはなんだかスウィートな感じしますよね。


お菓子みたいなお皿だねって書き忘れた

  • 2006/11/30(木) 22:13:30 |
  • URL |
  • はぐみ #-
  • [ 編集]

かわゆくてきれいでおいしそー
クリスマスにぴったりケーキやチキン盛りたい

  • 2006/11/30(木) 22:10:14 |
  • URL |
  • はぐみ #-
  • [ 編集]

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